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2006年1月15日 (日)

湧き水

生物のなかには、渇水などの生きるのに困難な環境になると、仮死状態になりそのまま何年もやり過ごすものがいるという。
自分も似たようなものだったのかと、シキは思う。
自分にとって生きるのに必要な「水」が枯渇した。
だから生きるのをやめるしかなかった。
心も体も乾ききり、その状態のまま、ひたすら「水」を待っていた。
そうしてどれぐらいの時間を経たのかはしれないが──ある日自分の周りに水が湛えられた。
自分は蘇生し、そして浮上した意識が一番最初に捉えたものは──

涙で頬を濡らしながらも、けなげに微笑もうとする青年の顔だった。

郊外と違い都市部は随分と整備が進み、身を隠すための廃屋を見つけることも困難を要した。
しかし逆を言えば追っ手が身を潜めることも、容易ではないということだ。木の葉を隠すには森とはよく言ったものだ。
「久しぶりに宿をとろうか」
自分の隣を歩く青年が問いかける。青みがかった灰の髪、昏い色の瞳、一見すると儚げな印象だがナイフのような鋭さを内に隠し持っている。出会ったときに持ったその印象は、数年の眠りから目覚めたあとも変わっていない。ただより儚く、より鋭くなったと思う。両極の部分がそれぞれ研ぎ澄まされている。
シキは「お前の好きなようにしろ」と言い、二人は数ヶ月ぶりに柔らかいベッドと温かい湯の出る根城を手にしたのだった。

ホテルの窓から見下ろす夜の街は、暗く薄汚く、トシマとたいして変わらないように思えた。
ただトシマではわずかに点々としか見られなかった灯があちこちに瞬き、街が生きているということを教えてくれる。
シキは窓辺に立ち、洗い髪をガラスに押しつけたまま、ぼんやりと考えていた。
自分はいま、生きている。しかし何故生きているのかわからない。
闘うことだけが自分の生きる甲斐だった。目の前の強者を斬り捨てることが。
最後の強者を斬り、自分は一度死んだ。そんな自分がまたこの世界で息を吹き返した理由、意義、それがシキにはいまだ見出せていなかった。

青年が髪を拭きながら浴室から出てきた。
必要最小限の荷物しか持たずに移動している二人は、着替えも最小限しか持っていない。
青年は少し大きめのシャツをはおっただけで、あとは下着しか身につけていない。
シキはとりあえず、寝巻きに近い軽装をしていた。青年が差し出したものを唯々諾々と着ているだけなのだが。
青年は頭から被ったタオルの隙間からシキを見て、ゆっくりとその隣まで歩み寄る。
「髪、まだ濡れてる」
言いながらタオルでシキの髪を拭いた。青年のほうが背が低いので自然、見つめあう形になる。
シキの知っている青年は、決してこんなことをするような男ではなかった。自分に対して、憎しみか怯えしか堪えていなかった。しかし覚醒後、青年があまりに躊躇なく自分の世話を焼こうとするので、どう反応していいかわからず結局いつも為すがままになってしまっている。
自分が眠っていた間の出来事は、すりガラスを三枚ほど通したような不明瞭さでところどころ記憶している。
青年は自分の世話をしつつ、追っ手と戦っていた──その認識はあるが、それに対して感謝の意は特にない。シキは青年に言ったのだ。「好きなところに行け」と。
「アキラ」
シキは青年の名を呼んだ。
青年──アキラは、上目だけで「何?」と問いかける。
「お前は何故ここにいる」
唐突な質問だったがアキラの答えに淀みはなかった。
「アンタが好きなところに行けと言ったから」
アキラは言葉の前後も意味するところもすべて理解していた。
しかしその言葉はシキの理解の範疇を超えていた。
「俺の傍にいてなんの得がある」
「さあ……」
「俺は、お前にくれてやれるものなど何も持っていないぞ」
アキラはそれには答えず、目を伏せ、ほんのわずか唇だけで微笑んだ。
シキの胸底で何かが音をたてた。それは水の音に似ていた。
アキラはシキの髪をかきまわしていたタオルを外すと、手で数回シキの髪を撫でた。そして「おやすみ」と呟くとシキの立ち位置から離れたほうのベッドに向かった。
「一緒には寝ないのか」
呟くような声量だったが、それはアキラを立ち止まらせるのには充分だった。
ゆっくりと振り返ったアキラの顔は、眉が山なりにあがって内心の動揺を如実に反映していた。
シキが覚醒したときに根城にしていた廃屋にはベッドはひとつしかなく、アキラとシキは同衾していた。
当たり前のようにアキラはシキを抱きすくめていた。初めてそうされた夜、内心でシキはうろたえたが体はその温もりに弛緩した。
そして何年も自分はアキラにそうされていたのだと気づく。母親の胎内にいる子供のように理屈ぬきの安心を体が覚えている。
そして今、自分が目覚めたあとも変わらず世話を焼くアキラが、何故いまさら寝床を分けるのか不思議で問うたのだ。
「……今まではベッドがひとつしかなかったから…」
「あそこにはソファーがあっただろう。どちらかがそこで寝ればよかったはずだ。理由にならん」
「ここのベッド…狭いだろ」
「いつものように寝るには充分だ」
アキラはしばらく俯いていたが、やがて踵を返し、シキと同じベッドに滑り込んだ。

シキとアキラは重ねたスプーンのように、寄り添って寝ていた。
シキの胸板にアキラの背中が密着している。シャツごしにアキラの薄いがしなやかな体の線が感じ取れる。
温まった体からアキラの匂いがたちのぼる。石鹸の匂いとも違う、不思議と甘い匂い。
……シキはひっそりと欲情していた。
欲情の自覚は以前からあったのだが、それを行動に移すことが、シキにはできない。
これまでに何回もその体を犯したはずなのに。
仮初めの死の前、自分にとって関心のある人間は二種類しかいなかった。
殺したい人間と、奪取したい人間。
父は殺したい人間だった。母は奪取したい人間だった。
弟は……関心の外だったが、あまりに自分の視野にはいってきて目障りだったので殺した。
アキラは奪取したい人間だった。彼の持つ、なけなしの意地やプライド、それらのものをすべて奪いつくしてからっぽにしてやりたい衝動があった。
しかし、いまのアキラはそのどちらにも当てはまらなかった。当てはまらないので、どう接していいかわからない。
シキの唇から我知らずため息が漏れた。そのかすかな吐息がアキラのうなじにかかる。
「ぁ」
アキラの体が竦み、小さな小さな声が零れた。
シキは何も言わずアキラの様子を伺っていた。アキラはその後身じろぎもしなかったが、シキと触れ合っている身体がじんわりと熱をおびてくるのが感じられた。
シキはアキラの二の腕あたりにまわしていた右手を、そっと彼の下腹部へと滑らせた。
抵抗されるかと思ったが、一瞬、体を固くしただけで右手は難なく目的の場所へと触れた。
アキラの欲望の部分は、薄い布地を持ち上げて固くなっていた。
「……欲情しているのか」
シキは呟いた。その声音に嘲りの色はなく、ただ疑問を口にのせただけだった。だからだろうか。アキラの返答はすみやかだった。
「ああ……してる」
血流が早くなるのを自覚しながら、シキはそれでも平静を装ってアキラに問うた。
「俺に抱かれたいか?」
「……抱かれたい」
部屋に沈黙が降った。
カーテンを閉めていない部屋の窓から、街の明かりが薄く差し込んでいる。アキラが体を起こし、シキのほうに向き直った。アキラは微笑んでいた。それは薄闇のなかででもわかるほど確かなものだった。
「……お前は…本当に変わったな」
シキがため息のように呟く。
「以前のお前なら、そんな台詞を吐いたりはしなかったろう。そんなことを口にするぐらいなら舌を噛むことを選んだだろう。違うか?」
「そうだな」
アキラは少しの間、目を伏せ、なにごとかを考えていたようだったが、またシキに視線を当てた。シキが内心で怯むほどまっすぐに。
「アンタとまたこうしていられるのが…奇跡みたいに思えるんだ。…不安もある。またアンタが俺を置いていってしまわないかとか。…そう思うと、ひとつも無駄にできない。アンタといる時間も…アンタと交わす言葉も」
考えながら喋っているのか言葉は途切れ途切れだったが、
「だから…」
「思うことは隠したくないんだ……」
「シキ」
「アンタが好きだ。俺は、アンタのものだ」
それはこのうえなく真摯なものだった。

服従ではない。依存でもない。
アキラはシキをまっすぐにみつめていて、その瞳の奥にははっきりとした意思があった。
また──水の音がする。水が滴り、波紋を描き、大きく広がっていく。
シキは知った。これこそが自分にとって生きるための水なのだと。
アキラが──シキを蘇生させた水、シキをこれから生かすための水なのだと。
「アキラ」
シキが右手を伸ばす。何度となくアキラの頬を張り飛ばし、乱暴に顎を掴みあげてきたその右手が、わずかな緊張を孕んで、そっとアキラの頬に触れた。
頬というのはこんなに滑らかで手触りのいいものだっただろうか。
親指をアキラの唇に滑らせる。促されるようにアキラが薄く唇をあけた。その濡れた薄桃色の部分に吸い寄せられるようシキは自分の唇を押し当てていた。
触れ合う唇の間からアキラの息が漏れた。それは確実に悦びの色を含んでいて、シキの体を熱くさせた。
舌を差し入れアキラの咥内を味わう。アキラの唾液は健やかな人間の持つ甘い味がした。
「あ…ぁ…ぅ…んん」
アキラもまた懸命に舌を使い、シキのくちづけに応えていた。鼻から抜けるアキラの甘い声がシキをそそった。その声をもっと聞きたいと思い、アキラの頬に添えた手、腰にまわした手、重ねた唇に力をこめて深く深く貪った。
苦しさからかアキラが身を捩り、ようやくシキは唇を離した。アキラの頬は紅潮し、目尻に涙が浮かんでいる。
その涙をシキが舌で舐め取る。アキラはくすぐったさに肩をすくめ、笑いを含んだ声で言った。
「俺だけじゃない。アンタも変わったよ……シキ」

こんなふうに素裸で抱き合うのは初めてだなと、シキは今さら気がついた。
遠い昔、殺したい人間の一人が言っていた。他人の前で絶対裸になるなと。女と寝るときにも最低限の衣服は身につけていろと。自分の母も妻も子供も信用していなかった男、その男の教えを汲んだつもりはなかったのだが、衣服はシキにとって皮膜のようなもので、それを他者の前で剥ぐのは確かに心許ないものだと感じていた。

その皮膜を脱ぎ捨てて、たよりない自分をアキラの前に晒している。じかに触れ合う肌がこんなに熱いものだと思わなかった。互いの胸板を密着させ、シキはアキラの体を味わった。舌で肌を味わい、掌でその滑らかさを楽しみ、彼の甘い匂いを嗅いだ。
「あっ……ぁ…シキ…っ」
熱に浮かされたようにアキラは鳴き、シキの髪をかきまわした。シキが渇いていた間、アキラもまた渇いていたのだと知る。与えてやるから。いくらでも与えるから、もっと啜れ、飲み干せ。そう思い、だが口には出さずシキはアキラにくちづけ、唾液を流し込んだ。
そうしながらシキは手をアキラの欲望の中心に伸ばし、そっと握りこんだ。くちづけを受けながらアキラが喉を鳴らした。

4本の指を使って袋の部分を軽く揉む。そのまま幹のほうへ滑らせ雁の部分をやんわりとさすった。
先端から滲んできたぬめりを掌で受け止めて、そのまま全体に塗りこめるように幹を擦った。
「んっ……んん…は…」
目をきつく閉じ、喘ぐアキラが愛しかった。愛しすぎて泣きたくなった。その衝動を歯を食いしばって堪え、シキはいったん上体を起こし、アキラの下腹部に顔を向けた。
「あ……シキ…」
アキラの戸惑う声を無視して、シキは彼の昂ぶりに息を吹きかけ、口に含んだ。
アキラの体が突っ張り、抵抗に身を捩ろうとする。その腰を両手でつかみ太腿を自分の上体で押さえ込み、シキは啜茎を続けた。
「あっ…やっ…だ…うっ…あ」
アキラは頭を左右に振り、その快楽から逃れようとする。シキの咥内に包まれた部分はそれに反して固く脈打っている。「素直になるんじゃなかったのか?」シキはいったん顔を離し、その先端を舌でチロリと舐めた。
「ああっ」
細い悲鳴をあげてアキラが顎を仰け反らせた。彼の袋の部分が縮こまり、絶頂が近づいていることを示していた。シキはまたアキラの茎を咥え、舌を絡ませながら頭を上下させた。
「あ、あ、あ、………っっっ」
アキラが息をつめ、全身を強張らせた。いっときの間をおいてシキの口の中に熱いものが溢れ出した。シキは目を閉じそれを受け止め、ためらいもなく飲み下した。
アキラは荒い息をつきながら、その様を見ていた。顔が朱に染まり目に涙が滲んでいる。
「アンタが……そんなこと…」
掠れた声でアキラが言う。シキは目を細め婉然と笑った。その表情はアキラを見蕩れさせるのに充分だった。
「お前は俺の水だからな…飲み干して何が悪い」
シキは呟き、意味がわからないでいるアキラにまたくちづける。そのまま濡れた指をアキラの臀孔に滑らせてゆっくりと潜り込ませた。

一瞬怯むアキラの体をなだめるように、シキはくちづけを続けた。唇がわずかに離れ、突き出した舌を互いに絡ませあう。その間にも指はアキラの内をゆっくりとひろげ蕩かしていく。アキラは靄のかかったような焦点の合わない目で、それでもシキをみつめ、舌を絡ませる。

潜らせた指が二本、柔らかく動くようになったのを見計らって、シキはアキラから唇を離し、彼の両足を抱えあげた。アキラの体はしっとりと汗ばんで、シキほどではないが色の薄い肌が赤く染まっている。アキラを食らいたい衝動を下半身に集約させて、シキは自分の肉杭の先をアキラの中に埋め込んだ。
「う、ああっ」
アキラが小さく叫んだが、すぐに大きく息を吐きシキの肉を受け入れようとする。入り口から少し押し入ったところにひときわ固い肉の壁があり、そこをシキはゆっくりと慎重に押し進めた。
荒く短い息を吐き、アキラは苦痛をやり過ごす。シキも自分を締め付ける肉のきつさに眉をしかめながらも、アキラの頬を撫で、彼を労わった。
「………っ…」
それはどちらの吐息だったのか。
気がつけば、シキの茎は根元までアキラの中に埋まっており、熱さと締めつけと浮遊感にも似た柔らかさを同時に感じていた。
アキラはシキの首に腕をまわし、涙に濡れた顔を微笑ませた。
「シキ……アンタが、はいってる」
「ああ…」
「もう……離れる…なっ」
アキラの嗚咽に似た小さな叫びに、シキの全身の血が騒いだ。
「アキラ……!」
シキが猛然と動き始めた。
「うぁっ…あっんっ……はっ」
腰をいれられるたびに、アキラから途切れ途切れの声が漏れる。悲鳴のような。嬌声のような。
その声が愛しくて、少しでも応えてやりたくて、シキも懸命にアキラの名を呼んだ。
「アキラ……アキラ…アキ…ラ」
離れたくないのは、シキも同じだ。彼こそが自分の生きる糧。一度死んで再生した自分の新しい指針。
彼を失ったら、今度こそ自分は本当に死んでしまうだろう。

シキの長い睫毛が濡れていた。汗か──涙か。どちらでもいい。アキラの顔もどちらかわからない体液で濡れそぼっている。互いの体液が混ざり、ぬめらせている。体の内も外も。
「シキっ……シキ…」
近づく絶頂を告げる、アキラの悲鳴のような声。それを促すようにさらにきつく腰をいれた。シキの上腕にアキラの指が食い込み、全身が震える。シキも限界を感じ、アキラをきつく抱きしめた。
「あっあぁぁあああ…っあっ」
ビクン、ビクンとアキラの体が二度、大きく跳ねた。それと同時にシキの腹に熱いものがかかるのを感じる。
そして同じことをシキはアキラの中でした。背筋を走り抜ける痺れに歯を食いしばり、アキラのぬめる孔に迸りを放った。快感は強烈ですべてを搾り出したあとも、シキは余韻を味わってしばらく腰を動かしていた。

離れがたい気持ちを抑えアキラから身を離し、二人でシャワーで身を清め、また同じようにベッドに横たわった。
アキラはシキの二の腕に頭を預け、ため息のような呼吸を何度も繰り返していた。
「眠らないのか?」とシキが問うと、アキラはわずかに眉をしかめ「怖いんだ……」と呟いた。
「眠って起きたら、これが夢だったらどうしよう…って。バカだって思うだろ?でも…似たような夢、何回も何回も見てきたんだ…」
アキラの長い寂寥を思い、シキの胸がわずかに痛んだ。しかしそれは表に出さず鼻で笑ってやった。
「馬鹿が。だったら夢だと思えないほど、もう一度きつく抱いてやろうか?」
そう言ってアキラの頬に唇を寄せた。アキラは笑って、安心したように大きく息を吐いた。
「……ありがとう。シキ」

数メートル後ろに、男が数人。
同じ距離をずっと保ちながら、シキとアキラの後ろから離れない。
人の多いこの通りで迂闊に手はだしてこないだろう。
ひと気のなくなる頃合を見計らっている。

アキラはシキに目でどうするかと訴える。シキは図太くもせいせいと声に出して言った。
「面倒だ。こちらから迎え撃つか」
そして二人は駆け出した。男たちがそれを追う。路地にはいりアキラと背中あわせに立つ。
布にくるまれた日本刀を取り出し刀身を抜いた。
シキの血が滾り、口元に邪悪ともいえる笑みが浮かんだ。
シキは悦びを感じていた。殺戮の悦びではない。アキラを守るために力を振るうことへの悦びだ。
強者を屠るために生きてきた自分が、たった一人を守るために生きる。生きる指針を変えるためだけに随分と時間を食ってしまった。しかししょうがない。自然の理とはそういうものだ。
季節が一日で変わらないように、人もすぐに変えられない。
あの水も──
何年もかけて少しづつ自分の体内に染みこみ、湧き水のように自分を満たした。
無駄なことは、ひとつもない。

アキラ──俺もお前の水になろう。

屈強な数人の男たちを前にして、シキは緊張のかけらもない態で刀を軽くふるった。
次の瞬間、彼の体が風のように翻り、銀の刃を男たちの体に走らせていた。

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コメント

どうも私はシキさんに弱い部分がないと萌えられないということがわかりました。

投稿: 後藤羽矢子 | 2006年1月15日 (日) 04時33分

初めまして、T蔵と申します。

あまりにも感動したのでコメントを書かせて頂きます。
ここまでツボで素敵なシキアキを読んだのは始めてです。
文章がとても読みやすくてあっという間に世界に入ってしまいました。

人間味が溢れるシキなんて今まで想像していなかったのですが
イメージも崩れることなくすんなり受け入れられる話で
アキラもシキが戻ってきたことに対しての喜びも
現実味があると言うか・・・。
二人にとってお互いが欠かせないものになってたんだなって想像すると
ED1がこの小説のお陰で一番好きになりました。
とにかく言葉に表せないほど感動しました!!

これからも素敵な話を頑張って書いていって下さい。
応援しています。

投稿: T蔵 | 2006年1月18日 (水) 22時46分

T蔵様、ありがとうございます。
私自身が見たかったシチュを捏造しただけのものなんですが、楽しんでいただけて嬉しいです。シキにとってアキラが意味のある存在だって思いたかったので、そのへんフィーチャーしてみました。本当に二人に幸せな時間が訪れてほしいなあって思いますです。

投稿: 後藤羽矢子 | 2006年1月20日 (金) 05時22分

ED1がこんなに楽しいと思えたのがとっても良かったです。感動しました!!!
もう・・・シキがかっこよすぎるwwwww

投稿: motoco | 2008年11月 6日 (木) 21時27分

このお話と“少年の瞳”は、自分の中では続き物として認識されてるんですが、もうほんっとにお気に入りです。
 END1で、強いアキラたんが見られたのは良かったんです…、けどでも、無自覚に片想いしてる二人がすれ違ったままだったのが悲しくて堪らなくて。シキさんのドラマCDでほんの少し救われて、「これがきっかけで、シキさんは覚醒してくれたに違いないっ」と、半ば力業のような妄想で、ハッピーエンドを補完していたのですが、この二編はそれをもっと劇的で、深く揺るぎないものにしてくれました。
 ……良かった。二人がちゃんと自覚のある両想いになってくれて。幸せになってくれて。
 二人を幸せにしてくださって、ありがとうございました!

投稿: ほのほの | 2009年8月 9日 (日) 01時42分

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