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2021年8月20日 (金)

ディストピアの王 霞丁水明ルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

ずいぶんと間が空いてしまってすいません!!
じつはPCを新調しまして、環境を整えたり、インストールし直してまっさらになったデ王をやり直したりしていました。

PCを新しくしたとき、インストールしたBLゲームをどこまでお引越しさせるかは非常に悩ましいところですよね…。
咎狗から16年…。その間に3台PCを買い換えましたが、その時々でアツいゲーム数本だけを引っ越しし、あとはソフトがあるんだからいつでもできる!の精神で置いていきました。そしていま、ふっと…ドラマダが入ってるの前の前のPCだったと気づき、ドラマダが発売されたのが9年前だという事実に卒倒しそうになりました。

それはともかくデ王の感想です。

水明くんはパのタカラくんのような「一見ショタっぽいけど、成人していて中身はかなりの切れ者」という枠なのですが、CAGEにもそういうキャラがいるらしく、そこが休養沢さんのツボなのかな…と思ったりしました。
ところでCAGEがリメイクされるようなので、これを機にやってみたいと思います。原点となるゲームが一番ライターさんの趣味嗜好が濃縮されてたりするし…。

そして水明くんルートですが。
私は正直いうと水明くんにもルート制限かけてほしかった…。庵士と半左はどっちが先でもいいと思うけど、水明くんは3番めにやってほしい。
というのも水明くんルートは、水明くんのキャラも、桐久との関係性もすごく萌えるし好きなんだけど、ストーリーは完全に李京ルートの前哨戦だし、真相はなにひとつ解明してないけど、なんとなく帰結感はつけた…っておさめ方なんです。
だから水明ルート一番にやっちゃうと、なんか消化不良なストーリーやなあ…って印象もたれてしまう~~!!実際ちょっとそういう意見も耳にしたので…。さっき庵士と半左はどっちが先でもいいと言いましたが、舌の根も乾かぬうちに、やはり一番にやるのは庵士がいいと思う。
庵士→半左→水明の順でじわじわと「世界の綻び」が見え始めてくるので。

まあ、水明一番にやってめっちゃ刺さった~!という方ももちろんいると思うので、単なるおせっかいではあるんですが。

そんなわけであいかわらず前置きが長いですが、感想です。

以下おりたたみー。

水明くんは、桐久の両親の部下であり、ユグドラシルの研究員。飛び級を重ねて21歳でこの地位にいる天才青年。
桐久の両親に可愛がられ、家にも遊びにきていたので桐久とは既知の間柄。しかし関係は冷ややかでせいぜい挨拶する程度。

そんな水明くんが、家出した桐久くんを連れ戻すためにたびたび桐久くんのアパートにやってくる。

水明くんに対しての桐久が、ちょっと気さくなお兄さんぽい口調なのが可愛い。「さあどうぞ、暇人」と言いながらオレンジジュース出してあげるとことかすごく可愛い。水明くんのほうは慇懃無礼を絵に描いたような敬語ですが、このケンカップルとも違う不思議な距離感が見ていて楽しい。

そうこうするうちに、全ルートに出てくる選択肢、パパからの電話!
ちょっと迷い、結局電話には出ない桐久。

次の日、仕事を終えた桐久の前に現れる水明。桐久の両親から指定したラブホで桐久と一晩過ごすようにとの指示があったとのこと。
何故にラブホ?と思うも両親の意向を汲んで水明とラブホで一晩を過ごす。桐久は水明のことを「仕事仕事でろくに恋愛経験もなかっただろう」と勝手に脳内でマウントをとっており、先輩風吹かしたりしてましたが、桐久もその妙なはしゃぎっぷりから不慣れなのは露呈していました。

何事もなく夜は明け、ほんの少しくだけてきたふたりの空気……しかしテレビから流れてきたニュースは桐久の両親の訃報。

えええええええええええええ!!??!

ここは本当にびっくりした。桐久の両親、脳内お花畑のギャグキャラ領域の人たちかと思っていたから…。
半左ルートでは半左くんをほとんど婿のように扱ってて、リベラルかつおおらかなところも見せていたのに…。
あ、半左ルートの話になりますけど、ラスト近くで半左くんが仮死状態になったとき「親に泣きつく」ときっぱり言い放ったのは逆に素敵だなと思いました。
最後には泣きついてもいいと思えるだけの信頼と安心があの親子にはあるんだろうなと。
だからこそ、ご両親の死に、私もけっこうショックを受けてしまった…。
しかし、両親の死については李京ルートこそが地獄ということを、このとき私は知る由もなかった…。

 

庵士ルート半左ルートで鋼のメンタルを見せつけてきた桐久ですが、さすがに両親の死には打ちのめされ、茫然ののち心の堰が崩れ男泣き。
初めて怒りの表情で涙を流している桐久を見て「あの桐久が泣いてるなんて…」とキュンとなったしまった私。

そう!水明ルートの醍醐味は桐久のギャップ萌えでもあるのです!!
庵士ルート半左ルートにおいて燦然と輝く俺様パワーで周りをぶん回してきた桐久が、弱ってるのがグッとくるんです。
だから…やっぱり水明ルートは三番めにやってほしいんだよな~~!!
そして入れ替わるように水明も、雄臭さを出してきてギャップ萌えさせてきます。
弱ってる桐久を慰めるという名目で、キスをし、手コキで抜いてあげる水明くん。このときの惑うような桐久の表情が新鮮!!

ここからのストーリーは犯人との攻防戦になり、やっぱり男ふたりを急速に近づけるには共闘が一番…。

その間にも、水明も幼いころ両親を殺されていた過去を知ったり、基本性善説で生きてる桐久の呑気さに水明がブチ切れたりと心のぶつかり稽古が行われます。
デ王においてのエロはどのルートもペッティング(死語)のみ→まだ関係があったまってない状態の挿入→完全にできあがった状態の挿入と3ラウンドありますが、水明ルートの2ラウンドめはなんとカーセックス!
またポジションについて揉めるのだろうか…と思っていたら、水明くんが「自分はバリタチで経験も豊富だから!」と有無を言わさぬ圧をもって桐久を納得させます。すげえ!
そして水明くんはマジでテクニシャンで、指マンだけでトロトロにされてしまう桐久くん。
庵士ルートでは指を挿れられ「正直、全然気持ちよくない」「こんなもの、何をどうやったら気持ちよくなるのか想像がつかない」とまで思い、半左ルートでは「わ、わ、笑ってしまうほど痛い」と言っていた桐久くんが…。
挿入もスムーズに、桐久曰く「甘さ以外を一切排除した挿入」ってすごいな!!桐久にそこまで言わせてしまう水明くんのテク…。
そして快楽に翻弄されてしまうわけですが、正直、ここ単体で見れば総受け主人公の標準のような所作なんですよ。
でもあの掟破りエロを2連続で観たあとだと、あの桐久くんがこんなにアヘらされて…という謎の感慨と興奮に見舞われるのです。
また水明くんが要所要所でオラつくので、そのギャップもヨシ…。
水明くんルートのエロは爆笑要素こそ控えめですが(普通はない)会話の緩急が変でいい。乳首引っ張られて桐久が「の、伸びる…」と呻くと「伸びません」と真顔で言ったり。

余談ですが、2ラウンドめの挿入のスチル、しみじみ上手いな…と思ってしまった。人体のパースのつけ方が絶妙に上手い。シンプルなアニメ塗りなのに、だからこそか、線画の上手さが際立つ。
3ラウンドめはお風呂エッチで、妙に場所のバリエーションに富んでる水明ルート…。
このときに桐久が女性相手のセックスでクンニをしたことないことが判明。水明くんの「陰毛なんて気にしてたらセックスなんてできませんよ」という名言を添えて…。
桐久くんラブホで妙にはしゃいでたし、実際あんまり経験ないのかもなあ。特典SSでもあまり恋愛に興味なさげだったと大学時代の友人らが言ってたし…。

なんやかんやあって、首謀者は研究所の主任(水明の上司)共犯で殺しの実行犯は、菟針医院の医師と判明するのですが、真相は語られないままふたりとも死亡…。すっきりしねえ~~~!まあどのルートもささやかな謎は残したままだったりするんですが、水明ルートはけっこう大きい謎なんで…。
それはともかく、桐久の家でふたりは一緒に暮らすことに。
「好き」とか「愛してる」ではなく、「家族になろう」が桐久のプロポーズ。早くに家族を失った水明くんへの最高のFA。
両親の死の傷が癒えていない者同士、寄り添い支えあっていく…。希望のなかにわすがな痛みが残るような、そんなendでした。

どのルートもそれぞれ関係の形が違ってていい…。
果たして李京ルートはどんな形に…?なんて思ったこともありました。

次回、真相大トリ、最強最悪の李京ルートの感想です。
これは早めにあげます。

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