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2021年7月19日 (月)

ディストピアの王 鍬刀半左ルート 感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

ちょっと間が空いてしまいすいません!

ところで拍手コメントで、デ王のメインキャラの元ネタは植物ではないかという情報お寄せいただきました。
確かに調べるとインガという植物もクワガタ草という植物もムラサキという植物も蚊帳草という植物もあるんですねー。
菟針はちょっとよくわからないんですけど、おそらく植物が元ネタでFAじゃないかなーと思います。
そういえばバンド名のコルチカム、ミルクブッシュも植物の名前だし、ペルビアナレコードのペルビアナもそうだし。
メインキャラが植物でサブキャラが天候…。
どういう意図なんでしょうね。自然…ディストピアの対極としてのユートピアの隠喩…とか?
元ネタがわかってスッキリしたところで、半左くんルートの感想です。

以下おりたたみー。

 

半左くんはフェンス越しに桐久と親交を深めてきた幼馴染。
出会ったときの言い合いで、半左くんが「なんだよその変な服!王子様かよ!だっせぇ!」と言ったときには、ブハッとなりました。
私もちょっと変な服だな…と思っていたので…。

それはともかくZ地区での生活を謳歌する桐久くんに、庵士ルートと同じく父親からの「今日一日部屋に戻るな」との電話。
半左くんの部屋に泊まらせてもらうことになり、果たしてその部屋はガレージを改装した一室。
汚部屋の描写に力を入れすぎていると評判のピルスラの部屋背景グラですが、半左くんの部屋は多少煤けているものの、こざっぱりしたお部屋。
桐久くんも物珍しさでキャッキャしてます。
部屋の一角にアコギが置いてあるのを見つけた桐久くんは、弾いてみたいといい、半左くんが後ろから寄り添うように指使いをサポート。
普通にムード高まるイベントのはずなのに「指の力抜けって…!」「できないっ…」などのやりとりで顔芸が発生してて可愛い。
庵士くんも桐久の自由すぎる挙動にたいがい冷や汗流してましたが、半左くんはそれより砕けた関係なのか、やたら顔芸が多い。
イケメンの顔芸っていいですよね…。癒される…。

夜が明けて目覚めると、自分の寝顔を眺めている半左の顔が至近距離に。
ここで「天使のような寝顔だったろう?」と言ってしまう桐久。そしてそれにツッコミもせずに「うん」と答える半左。
普通こういう会話だと言われたほうがちょっと虚を突かれたりするものだけど、そこは桐久。
「正直でよろしい。今後も俺に嘘だけはつかないように」
なんなの…この会話劇。絶妙すぎるんだけど…。いままで類を見ない流れでほんとにおかしい。

その後、父親からの電話で家出は公認となり、さらには定時退社にライブの話が!
コルチカムデビュー記念イベントの前座とはいえ、テンションあがりまくる桐久。しかし雨鯉くんは桐久のギターがまだ下手すぎるせいであまり乗り気ではない。しかしなんとしてでもライブに出たい桐久は、ライブまでにギターを上達させると懇願。五日後に甘鯉くんがジャッジすることになり、半左とふたりで猛特訓の日々。
睡眠も削り、余暇のすべてを練習に費やし、そしてテストの前夜。
いささかふたりとも疲れていたので休息日とし、酒を酌み交わし…酔った半左をベッドに寝かせ…そこでごくごく自然に桐久にキスをする半左。

さあああああああ…!きましたよ!爆笑連続のラブシーンが!!

半左にキスをされてきょとんとなるも、自分が魅力的だからしょうがないかとスルッと納得する桐久。おいおいおい!!
さらに「魅力的すぎる俺の責任だからね」と桐久は再びキスに応じる。ついばむようなキスがやがて舌を入れるものになり…。
「どうした。こんなエロいキスを繰り出して。気分が高まってしまったのか」
この台詞よ!!キスを繰り出すってなかなか出てくる言い回しじゃねーぞ!
ところで桐久くんの喋りのイントネーションいいですよね…。桐久くんよく「何々しなさい」っておかんぽく言うんだけど「しなさい」の「さい」の言い方がすごく可愛くて好き…。
それはともかく、半左の上になりながら「触手凌辱ものじゃ満足できない性欲溜まっていた。だから俺にエロいキスをしたのか」と滔々と語りかける。キョドりながらも肯定する半左にキュピーーーーーン!と閃く桐久。
「お前、俺に惚れちまったな。いや…以前から惚れてたってほうが正しいのか」
ここほんとにキュピーンってSEが入って吹く。相手の想いに気づくときのSEじゃねーだろ!!!
それにしても桐久……ラブコメの激ニブ主人公の対極をいく激鋭い主人公!!!
図星をつかれてキョドる半左がかわいい!!
「正直に言いなさい、怒ったりしないから」
この桐久の口調の優しさとからかいの中間の絶妙さ…。
「どうせお前のことだ。幼馴染や親友といった関係性を壊すまいと言わずにいるんだろうが…」
ってだから鋭いっての!!!桐久くんやたらキチガイ呼ばわりされるけど、人の心はすごくわかる子なんだよなあ…。
そして半左から「惚れて…ます」の言葉を引き出し、自分の気持ちが恋愛感情かわからない桐久は、とりあえずそれを見極めるために半左と触れ合うことに。
イチャイチャちゅっちゅで半左にイニシアチブがまわったと思いきや…。
いきなり「陰茎を出せ」と言い出す桐久。
「ちんぽを出せと言っている。俺も出す。まとめて一緒にしごくぞ」
いきなり…そんな。ダイナミックすぎるだろ
ここもう爆笑!!!もちろんこのあたりほぼボイコレに入れました!!
ムードを置き去りに豪快に事を進めようとする桐久と、なんとかムードを維持しようとする半左との攻防がめちゃくちゃおかしくて笑いっぱなしだった。
兜合わせでちんぽを扱き合い一緒に射精。行為を終えたあと半左への気持ちを冷静に考える桐久。
結果、半左は自分が恋人に求めるものすべてがあると感じ「よし、恋人になろう」と宣言!!
こんな成就のしかた、ある??!!
何から何まで型破りの桐久くん最高!!
あまりの展開に固まる半左に
「幼馴染としてたくさん過去の話をしよう。親友としてたくさん未来の話をしよう。恋人として、たくさん愛を語らいセックスをしよう」
名台詞すぎんか…?いやもう桐久くんの台詞、ほとんどが名台詞なんだけど…。桐久くん語録でボイコレが埋まる…。

かくして恋人同士になったふたり…。

テストも合格し、ライブも遂行。ゲストとして一曲だけの演奏なものの、桐久の曲は確実に観客の心をつかんだモヨウ。
そして楽屋に現れた庵士が、桐久を引き抜きたいと宣言!あ、この流れ半左ルートでもあるのか。

庵士ルートでもムッとしてた半左ですが、恋人となったこのルートではビキッとなって庵士に掴みかかる。この三角関係ムードイイネイイネ!
「コルチカムに入る気はない」ときっぱい言い放つ桐久にいったん引き下がる庵士。庵士の粘り強さはすでに庵士ルートで周知済みなので、この先どうなるか…と期待に胸がふくらむ私。

次の休み、練習につきあってくれた半左へのお礼に桐久はデートを企画する。
フェンスを飛び越えたポゴスティックで今度はA地区まで行こうという目論み。
躊躇かる半左に、小町くんを抱えて飛んでみたけど二人でも大丈夫みたいなことを言う桐久。
ていうか小町くんといつの間にそんな砕けた間柄になってたんだ…。そのときのこと想像すると笑いがこみ上げる…。きっと小町くん「うわああああああ」と叫んでたんだろうな…。


それはともかく、無事ふたりでフェンスを飛び越え、A地区でデート。楽器屋でエフェクターを買ってあげたり、完全に桐久がエスコート側。
デートのシメは夜景の見える公園、イチャイチャして気分も高まってきて…そこでポジション問題が浮上!!
「俺もお前に挿入したいのだが」ってこのルートでも挿れる気マンマンの桐久ーーーー!!!
男なら誰しも好きなヤツの穴に挿したいものだから──ってそうだよね!
リバ提案をするも、半左は猛烈に拒否。とりあえず帰宅の時間だし、その件は保留ということに。

数日後──とあるレコード会社が大々的にオーディションを行うという情報を得て、やる気マンマンになる桐久。
しかしほかのメンバーは浮かない顔。オーディションはA地区で行われるとのことで、Z地区の人も参加はできるけど、そのためには通行の許可をとらなくてはいけない。
A地区の人間である桐久は、最初はそのことをあまり重く捉えてなかったのですが、手続きを却下されたりだんだんとふたつの地区を遮る「見えない壁」の高さを感じ始める。
そして半左はなんとか通行の許可を得ようと、何やら影で動き始め…?

数日の会えない日々のあと、部屋にやってきた半左は「なんとか通行証がとれる目処がついた」的なことを言う。
感激した桐久は半左にキスをし、気分がもりあがり……。
半左の、この、セックスしたくてたくしてたまんなくて我慢するのがつれええーって訴えが、表情も口調もオスの生々しさがあってよい…。
リアルな男臭さがある…。半左の意志を汲み取り、自分もセックスがしたいと感じた桐久はバッと服を脱ぎ「お前も脱げ!半左!」とまたもダイナミックな流れに。
桐久は桐久でちゃんと欲望がオスのそれなんだよなあ。半左の服を脱がせようとしてるときに征服欲とか感じてるし。
「それっ、そうれ、もう少しでお前の大事なところが丸見えになるぞ…!」
こんなこと言うBLゲーの総受け主人公いるか?ところで桐久くん語尾に「ぞ」がつくと、ちょっと「ぞう」って伸びててパパのしゃべりに似るよね…。ほんとに「ぞう」って言ってるときもあるし。やっぱりなんだかんだで親子ですね。

そしてこのシーンも爆笑の連続で、なんでもれなくエロシーンで笑わせにかかってくるんだよ!
とにかくすったもんだの末、ようやく挿れられる側になった桐久くんですが…。
地の文で「わ、わ、わ、わ、笑ってしまいそうなほど痛い」「おかしいな。大成するアーティストのケツの穴はでかいはずなんだが」って台詞でも地の文でも笑わせるのやめて!!
とにかくなんとか挿入はされましたが、半左は挿入した瞬間にイッてしまいました…。
ここの半座くんの表情がカワイイ…。

セックスを終え一息ついたところで、桐久は半左に「なんとかなりそう」の概要を聞くのですが。
それは大雑把に言えば管理局に通じてる知り合いに賄賂を渡すことでした。
どショックを受ける桐久に対し「?」な様子の半左。
ここで浮き彫りになるふたりの価値観の違い。これこそが半左ルートのテーマだったんだなとやっと気づく私。
賄賂はよくない!この話はなかったことにしろと言い募る桐久に「もうあと戻りはできない」と言い、部屋を出る半左。

次の日、桐久は半左の情報を得ようと本屋の爺さんのところへ行き、そこで爺さんに情報を渡している九銛さんを発見。
そして桐久は、半左が子供の頃からヤクの売人をやっていたこと、九銛さんや雨鯉くんたちもあまり綺麗でない仕事をしていること、楽しくて刺激的な街だと思っていたZ地区のダーティな部分を垣間見てしまう。さらには半左が桐久にそういう部分を見せないように行動していたことを知る。
そして半左は通行証と賄賂の金を得るために再びヤクの売人に舞い戻り、さらには別ルートにヤクを横流ししてボスを激おこさせてることなども。
ショックを受けるものの、そこは激ツヨメンタルの桐久。爺さんから半左の隠れ家を聞き、そこへ向かう。

再会した半左は、ボスの息子が半左の売ったヤクやって廃人同様になってて、死ぬ覚悟で詫びを入れに行くと言う。
半左は桐久にいろいろしてもらうばっかりで何も返せない自分をはがゆく思い、自分にできることをしようと思いこんなことになってしまった。ほんとに半左のしたことって悪手もいいとこなんだけど、半左がそうする気持ちもわかるんだよねえ…。なんていうかお釈迦さまにわが身を食べさせるウサギのように…。そんなことしかないできないZ地区の人間の辛さ。
桐久もそれがわかり、一緒に詫びについていくと言う。もちろん拒否する半左ですが、男の矜持を持った者同士譲らず結局同行することに。
そして死地へ赴く前の一発…きました!
今回はさすがに状況がマジなだけあって笑い要素は少なく(多少はある)桐久くんもケツでイカされ盛大に喘いでいました。
それまでさんざんオスみを発揮していた桐久くんが、アンアン言わされているとメス堕ちしたみたいでギャップ的な興奮がありますね…。
バックで犯されている桐久くんの表情が実にいい…。

何発もやったあとボスのもとへ出向き、ふたりで頭を下げる。半左が出した組の損害は桐久が払うと言い、前金として口座の金を全部差し出す。しかしそれをヨシとしない半左は自分自身を差し出す提案をする。
曰く、半左に保険金を掛け、半左はヤクを致死量呑む。それで降りた保険金で損失を埋めるとのこと。
もちろん反対する桐久ですが、事前に手渡されたお守りと称する小瓶や、半左の言動から勝算を見抜き、同意する。桐久くんマジで頭よくて助かるわ…。
密室に連れて行かれ、ヤクを注射される半左。すぐに持っていた小瓶の液体を飲ませるも、ガンギマリになった半左は血走った目で桐久に襲い掛かる。バチクソ犯されながら、俺はここにいるぞと半左を抱きしめる桐久……なんて男前なんだ……。

数日後、犯されてボロボロになった桐久と息をしていない半左は組の者に運び出され、ゴミのように打ち捨てられる。

二か月後──そこには桐久の家で世話になっている半左の姿が!!
結局、謎の小瓶は中和剤であり、それを飲んだおかげで半左は仮死状態にとどまり、その後爺さんのケアによってなんとか復活できたのでした。
ていうか、その小瓶セックスのときに潤滑に使ってたけど、無駄に中身を減らすな!!とツッコミたくなった。
まあ突然出したらご都合主義っぽさが出ちゃうから小道具として顔見せさせたんだろうけど…。

しかし桐久は半左が勝算を持っていると思ってたわけですが、実際は中和剤が効くかどうかもわからずイチかバチかの賭けだったとのこと。
驚き呆れる桐久に「助かるとわかっていたら詫びにならない」と言う半左。
何も持たざる者が挑むギリギリの賭け。まさにロック!真のロックは半左くんが持っていたのでした!!

そして死んだことになった半左くんは、桐久とA地区で暮らすことに。戸籍すら失ってしまった半左くんですが、これからがリスタート。
いつかふたりでZ地区へ戻り、定時退社をスターダムにのしあげるために……。

ということで、バンドサクセスはならずじまいのルートでしたが、幼馴染萌えと身分(価値観)違いの恋の妙味も味わえて大変濃いルートでした。最後のキススチルもめちゃくちゃ眼福でした。

次回はいきなりガラッと毛色の変わる水明ルートです。

 

 

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