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2021年7月19日 (月)

ディストピアの王 鍬刀半左ルート 感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

ちょっと間が空いてしまいすいません!

ところで拍手コメントで、デ王のメインキャラの元ネタは植物ではないかという情報お寄せいただきました。
確かに調べるとインガという植物もクワガタ草という植物もムラサキという植物も蚊帳草という植物もあるんですねー。
菟針はちょっとよくわからないんですけど、おそらく植物が元ネタでFAじゃないかなーと思います。
そういえばバンド名のコルチカム、ミルクブッシュも植物の名前だし、ペルビアナレコードのペルビアナもそうだし。
メインキャラが植物でサブキャラが天候…。
どういう意図なんでしょうね。自然…ディストピアの対極としてのユートピアの隠喩…とか?
元ネタがわかってスッキリしたところで、半左くんルートの感想です。

以下おりたたみー。

 

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2021年7月10日 (土)

ディストピアの王 特典ドラマCD感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

順番で言うと半左ルート感想の予定でしたが、仕事が詰まっており長文感想を書く時間がないため、繋ぎとして特典ドラマCDの感想を書きたいと思います。
これは、店舗別特典ではなく、初回限定版なのでいまデ王をプレイしている全員が聴いているだろうシロモノ。
なので隠しもせずに垂れ流します。

とにかくピルスラのこのギャグ系ドラマCD、いつも神がかり的に面白いんだよな…。一番伝説級に面白かったのは、神学校の「聖ヨハネ女学校物語」でしたが、果たして今回は…?

おなじみキャスト全員のタイトルコール。「キングオブゲームぅー」とやや投げやり感漂うコールから、スン…と20秒くらいの間。
え、なに?と不安になる頃、やっと桐久くんの寝息が聞こえ始める。
なんなんだ、このBUMP OF CHICKEN の隠しトラックみたいな微妙な間は。

それはともかく、桐久くんが目覚めると、そこは見知らぬ部屋で、半左やメインキャストの皆様も詰め込まれている。
いくらパラレルギャグ空間といえど、本編中面識のなかった者同士が律儀にも自己紹介をしあったりして吹く。

そして各々のデバイスに送られてきた情報によれば、この部屋は「王様ゲームを100回やらないと出られない部屋」とのこと。
せいせいとセックスをしないと出られない部屋もできる18禁の世界観だというのに、王様ゲーム…。
男同士、密室、何も起きないはずがなく…の空間が、一瞬で居酒屋コンパへと早変わり。

仰々しくくじセットも現れて王様ゲームがスタート!

最初の王様は桐久くん。まずは水明くんに肩を揉ませるなどする。全然凝ってないくせに気持ちよさそうな声を出す桐久に、ぐぬぬ…となる半左がカワイイ。この全然肩凝ってないってのも桐久のストレスフリーぶりがわかりますね。
次も王様になった桐久くんは半左と庵士にねっとりチークダンスを所望。お互いぐぎぎ…となりながらしっかり踊れてるらしいのがすごい。これビジュアルで見たい~!!
またも王様になった桐久は、李京と庵士に「変顔をしながらオネエ言葉で、自分の初体験の年齢とどういう相手だったかを話す」という、えげつな~~い命令を下す。
鋼メンタルの李京さんはノリノリで、初体験は12歳ごろ、ゆきずりの相手と、という爆弾発言をしますが、それについては全員がスルーしたのにぶふっとなった。
一方、このクセの強いメンツのなかで、一番繊細ともいえる庵士くんは強い拒絶を示します。
しかし本編でも柳に風の桐久くんは、当然そんなものは無視。あまつさえ、やらなければ罰としてフリチンヘリコプターをさせると言って追いつめます。
歯を食いしばり、涙まで浮かべ、とうとう庵士くんはオネエ言葉初体験語りを始めます。
この庵士くんの屈辱に耐えながらのヤケクソ気味な語りが、面白いを通り越して興奮しました…。
綺麗な男に恥辱を与えるって、これもうエロですよ…。
本当に庵士くん、受難枠…。まあこの命令、もし半左に当てられてたら半左も相当キョドるだろうけど…。桐久に知られたくないという意味で。
水明は心を無にして淡々とやりそう。本当に李京水明組は玉鋼のようなメンタル強度。

その後はまた王様になった桐久が全員にパンイチぶつかり稽古を命じたりなど、部屋はどんどんとカオス空間に。

そしてやっと100回の王様ゲームが終わり……。その全部が桐久が王様だったらしく、他の皆様は満身創痍。
このときの「ゼエゼエ…ヴォエッ」というえずきが、体育会系のリアルさがあり、BLとはかけ離れた男臭さでした。

結局、黒幕は桐久の両親で、友達の少ない桐久が親交を深められるようにと仕組んだことで…さらに言えば桐久の夢でした。

夢だということは…庵士くんの初体験の「20歳の頃、風俗で」という情報は真実ではないということですね。
でも真実と言われても納得できる庵士くんらしさ…。庵士くんグルーピーとかいっぱいいただろうけど、たぶん素人の子には手は出してないだろうなあ…。

そんなわけでめちゃくちゃ面白かったです!もしデ王がFD出すことになったら、神学校の神学番長みたいなギャグストーリーも入れてほしい…。桐久くんが主人公ならきっとどんな設定でもアホ面白くなるはず…!

次回こそ半左ルート感想です!

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2021年7月 3日 (土)

ディストピアの王 群沙木庵士ルート 感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

ディストピアの王感想に入ります。

ピルスラといえばゲーム内のシステムはこれ以上ないくらい快適なのに、ゲーム周りのシステムが全然快適じゃないことで有名ですが、今回のインストールはなんとDMMのアカウントと連携させるという謎システム。
私は幸いすでにDMMにも登録してたし、ソフト電池ランタイムもインストールしてあったので、滞りなくインストールできましたが、けっこうてこずっている人も多かったみたいです。でもこれでやっっっっっっっっとディスクレスでプレイできるようになったのでよかったです。
本当にディスクレスでプレイできないのストレスだったから…。

それはともかく感想です。

前情報は近未来の東京を舞台にしたバンドもの……?というぐらいしかなかったので、けっこうまっさらな気分でスタート!

時は近未来、ところはトウキョウ。この場所は富裕層が住むA地区と、それをドーナツ状に取り囲む貧民層が住むZ地区とに分けられていた。
主人公印我桐久くんはA地区の住人ながら、美容院で髪を銀髪に染めてからZ地区への家出を目論んでいた。
ふたつの世界を仕切る高いフェンス(高圧電流稼働中)、フェンスの向こうには幼馴染の鍬形半左くん。
ふたりは幼い頃たまたまフェンス越しに出会い、フェンス越しに喧嘩をし、そしてフェンス越しに友情を深めてきた。
そして半左くんは桐久の家出をサポートするために改造ポゴスティックを作成。
無事その馬力で跳躍した桐久くんはフェンスを飛び越えることができたのでした。

こんなわずかなシーンだけでも桐久くんのヤバさがひしひしと伝わってくる…。

そう。桐久くんは変なヤツなのです。
こんなクセの強いBLゲーの主人公初めて見た…。
いやトワも相当クセ強いけど桐久はまた別ベクトルというか…。

桐久くんは大昔のカリスマロックスター、メレに心酔してギターに傾倒。音楽プロダクションのオーディションに自作自演奏のデモテープを送るも落選通知とともに送り返される。初めての挫折を味わった桐久くんはロックスターになるには、底辺から苦労を味わってのし上がらないとダメなんだと家出&都落ちを決意したとのこと。
実際底辺にいる半左くんからすれば「なんやそら!」ってなりそうなもんですが、桐久くんの人となりをよく知ってる彼は「なるほどね~」と大人の対応。あまつさえ、まったくノープランな桐久くんに「だったらうちのバンド入らないか」とお誘い。
うちのバンドは趣味のものだし、プロになりたいお前とはスタンスが違うけど、音楽仲間と接することでいろいろ得るものもあるんじゃないかと言う半左くんに、渡りに船だとバンド入りを決意する桐久くん。

桐久くんはド級の自信家で自分に対する賛美をしょっちゅうダダ漏らせてますが、人に対しての言葉も惜しまない人で半左に対しても
「お前という親友を持てて、俺は本当に、非常に最高に幸せ者だとしみじみ思うよ」
「感謝で胸がはち切れそうだよ。手を握らせてほしい」と言い募ります。
桐久くんのこういうところ、好ましいなと思いました。

ところでこのバンドですが。
イケメンな半左くんのやってるバンドとなれば他のメンバーもサブキャラ人気の出そうなプチイケメンで揃えていそうなイメージがありますが、ホンゴウさん声のやや額が広いオジサンとネトルさん声のナードみのある青年。
この感じ……リアル~~~!!!
うちの妹も長らく趣味のバンドをやっていますが、本当に年齢も傾向もバラバラだったりするんですよね。特に趣味だとそうなりやすいのかも。
ニコニコと歓迎ムードのオジサン──九銛さんに対し、青年──雨鯉くんは、桐久の実力を早く見せてくれとぼそぼそと呟く。
そしていよいよ桐久のギターボーカルが火を吹くわけですが……。
このシーン……めちゃくちゃ笑った~~~!!!
いやもう、ちょっと嫌な予感はしてたんですよね…。
本人自信たっぷりで、周りも期待してるみたいな状況で、本当に上手かったら創作として流れが悪いな…ってやつ。
案の定、桐久くんのギターはど下手で、舌を出したり歯ギターしたりの陶酔パフォーマンスが浮きまくってる状態。
他のメンバーはもちろん、半左くんすら桐久の実力を知らなかったようで冷水を浴びせられたような反応。
自信マンマンで演奏をやり遂げた桐久くんに、雨鯉くんは「ど下手くそ」と直球の感想。

ここで逆ギレしたりせずに、その言葉を真摯に受け止め内省する桐久くん…。桐久くんが自信家の俺様でもいい子だなと思えるのは、こういうところなんですよね。

その後知り合いのバンドがライブをやるということで、親睦会も兼ねてライブハウスへ。
そこに出てきたのは、メジャーデビューの噂もあるという超人気バンド、コルチカム。
ボーカルの群沙木庵士くんの圧倒的な熱量に惹きつけられる桐久くん。

……ここが正直、庵士くんの一番かっこいいところだった…。
いや、その先の庵士くんがかっこよくないというわけじゃないんですけど!!
庵士くん、キレ散らかし系受難枠だった…(どういう枠だ)

ライブのあとの楽屋で桐久と庵士はバッティング。
何か桐久を知っていそうな素振りを見せる庵士ですが、桐久の「?」な反応を見るや一転、喧嘩腰になる。
ぽかんとなりつつも怒るでもなく相手の情緒を心配してあげる桐久くん、本当いい子だな…。

その後は何度も庵士くんとバッティングするイベントが発生し、そのたび繰り広げられる会話劇に爆笑。
庵士くんも充分にカリスマ性のある美形なのに、桐久くんパワーがすごすぎて、タラ~って汗流す人になっちゃってる…。

ところでこのお話。近未来を舞台にしたバンドサクセスストーリーかなと思っていたのですが。

水明くんの登場とともに、都市を司る巨大コンピューター「ユグドラシル」なるものが出てきて「あっ…これたぶん世界がどうとかレベルの話になるな」と察知しました。
ちなみに私がプレイしてるところを通りがかった家人が「ユグドラシルが…」の台詞を聞いて「なに?巨大コンピューター?」と言ったのでぶはっっってなりました。
やっぱりユグドラシルって言ったら巨大コンピューターだよね~~!!!

実際のところ、バンドサクセスストーリーはこの庵士くんのルートだけでした。
でも私は1ルートだけでもバンド話をがっりやってくれたのは嬉しかった。

BLゲーにわりとありがちなんだけど、最初に提示された目標や目的が話が進むにつれてうやむやになるの、苦手なんですよね…。
苦手というか創作としてのおさまりの悪さが気になるというか。
咎狗におけるイグラとか(これは移植版でやや解消されたけど)pigeonbloodのデスゲームとか。
最終的には当初の目的よりも、さらに大きな舞台に話がシフトする…となっても、最初の目的を完遂するルートがあると好感度たかまりますね。

それはともかく、李京さんの病院の厨房の仕事なども決まり、ようやく桐久くんのZ地区生活は軌道に乗り始めたのでした。

以下おりたたみー。以上に長い前置きになった…。

 

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