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2021年2月25日 (木)

スロウ・ダメージ レイルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

今回から攻略キャラの感想に入りますが、この一週間スロダメにどっぷりしすぎて仕事を巻かないとやばくなってきたので、これからは数日おきぐらいの更新になるかもしれません。

BLゲーやってるときと終わってからしばらくはいつもそうなんですが、眠りも浅くなるし寝てもゲームの内容がずーっと頭をチラチラしててある意味トワっぽい!って感じなんですが、わりとこの状態嫌いじゃない…というか多幸感ある。
頭が現実から乖離しているようなこのふわふわした感覚…でもそろそろ現実に戻らないと…。

そんなわけでレイルートです。

世話焼きおばちゃんみ溢れるオネエ。ある意味トワとは対極の存在。

そしてよく食う。

スロダメは何かにつけ美味そうな食い物のグラフィックが出てくる、キラル屈指の飯テロゲーに仕上がっていますが、その食べ物の大半をレイが食らっている…。

昼は病院の看護師、夜はバー勤務(こちらが本業)、ボディアートも趣味と実益で請けおっていて、さらには仕事のあとにデスマッチエリアで殴り合いに興じている…。
どんだけ体力オバケやねん!!!
とにかく生命力の塊のようなレイさん…。プレイ中、私はツイッターでこんな感想を呟いていました。

Photo_20210224180801

これだとストーリーが大味な印象を受けてしまうかもですが、全然そんなことはありません。
レイルートは「脱出」の物語です。

以下おりたたみー。

桐原(水野)ルートから繋がってるので、トワとレイふたりして満身創痍なところから始まります。
全治一か月とのことですが、本当か?本当にそんなんで済むケガか?アレが?

しかもその翌日からさっそく絵を描き始めるトワ……おとなしく寝ててよおおお!!!

2日ほどで絵は完成し、気がつけば大晦日。レイはルーストのカウントダウンパーティに行きたいなどと抜かす。
レイもおとなしく寝てなよ!
当然許可を出さないタクですが、トワが「俺も行く」と言い出したため、付き添いとして同行することに。タク、甘ぇ……。

ルースト店内では、レイの同僚のオネエたち、ジュンコ、ホナミ、アラタや店長にも心配されますが、スイーツもりもり食ってるレイ。
ところでルーストの店長、公式にある全身図では右足が義足になってるのがわかりますが、本編中はとうとう一度もそれに触れられることはなかった…。そもそも本編中ではずっとカウンターの中にいて、全身が見える機会もなかった…。この店長の過去も気になりますよね…。今後、派生でもあったら触れてほしいところ。

パーティはほどよいところで切り上げたトワとレイですが、そのあとなんとジュンコたちと学校の屋上でカウントダウンパーティをやるという。
おいおいおい!
店に来た直後は「平気じゃないけど、どうしても来たくて来ちゃった☆」と無理してる感出してたのに、もうすっかり元気やん!人薬といいますが、仲のいい友達と騒いでるうちにパワーが出たのかもしれません。
ところでレイの友人オネエ三人組、じつにいいキャラで好き…。アラタだけちょっと線が細くてオネエ度控えめで、三人三様いろんな人生があったんだろうなとか思わせます。

コンビニで酒やつまみを買い込んで、キャッキャしながらの年越し…。ここでトワとレイが中学時代の同級生ということが判明。トワのほうはまったく覚えていないそうですが…。

中学の時にイジメを経験しているレイは「いまこのときが一番楽しい。この楽しい時間がいつまでも続けばいい」とトワに漏らす。
結局騒いでるうちに全回復しただろぐらいの元気をだしてるレイ、お開きのあとはトワの部屋で夜を明かす。

そのあとレイの家で親子丼食べたりのまったり時間、見てるこっちも安らぎます。
しかし、好事、魔多しと言いまして、この安らぎ時間が長くは続かないだろうなと予想される…。

案の定、その後レイの父親の借金の連帯保証人的なものになっていて、レイ本人も知らないまま借金を背負わされてることが判明。
その額、なんと3億円。
さっ…3億~~~?!そんなの普通に考えたら放棄できるやろと思いますが、貸してるのは無理を通せば道理が引っ込むの鷹郷組。
返済を拒否するなら父親バラして臓器売って補填するけど?的な対応をされ愕然…。
父親のことは大嫌いで連絡もとりたくないと蛇蝎のごとく嫌悪感をみせるレイ。けれど父親がバラされるのはやはり嫌らしく…。私などはあまりに理不尽が過ぎるので、そんな親父バラされてもいいじゃん…と思ってしまった。

しかしこの親父への評価、じつは全ルート終えると若干変わってくるのです。
ここから真相ルートのネタバレも含むので、レイルートは終わってるけど真相はまだ、という方は見ないでください。

 

レイが親父を嫌ってる理由は大きくふたつで、ひとつは思春期に男が好きだとカミングアウトしたときに異常者扱いされたこと。
もうひとつはその昔、鷹郷組の人身売買の仕事に手を染めていたこと。
その人身売買の仕事ってのが、euphoriaで働かされる子供の仕入れだろうと真相を経るとわかります。

で、トワの母親は実の息子にeuphoriaで客をとらせていた。藤枝の母親は金欲しさに自分の娘を売った。
レイは子供の頃、めっっっちゃ可愛かったそうで、たぶん鷹郷組にもそれとなくそそのかされてたんじゃないのかなあ。
当たり前のことではあるんだけど、モラルハザードな人身売買の世界で、レイの父親は自分の子供を商品にしなかった。
それだけで、なんとか最低最悪のゲスではなかった…とわかりました。

いろいろ抱え込んでしまったレイはストレスマッハ。
しかしトワにもタクにもなんとかできるものではなく、とりあえず父親になんとかさせるしかない。
やっとコンタクトとった父親は「親子は助け合うもんだし~」とヘラヘラしていて殺意がわく。
見るからにクズな容貌、というわけでなく外見だけなら慎ましい小市民のように見えるからなおさら…。

そしてトワに隠してなにかを始めたっぽいレイ…なんとなく雰囲気もずず暗くなっていきます。

どうも鷹郷組が秘密裏にやっているマネーマッチという金持ちの娯楽に参加しているモヨウ。
要は賭け闘技場なのですが、勝てば莫大な賞金がでるけど負けると殺されるというオールオアナッシングなバトル。
トワはレイのなかにある破滅願望のようなものを感じ取り、興味をそそられる。

そして榊のつなぎでマネーマッチを観戦したトワは、闘うレイの純粋な殺気に魅せられ、レイを「描いてみたい」と思う。
その前にストレス溜まったレイに「抜いてやろうか?」と言い、なかば強引にしゃぶ珍グループしたトワですが、そのときは本当にたんにスッキリさせてやるという名目。割りきりまくってるトワと全然割りきれてないレイとの対比が萌えるプチエロシーンでした。

それはともかくレイのマンションに行って話をするトワ。
レイは借金のこともそうだけど、マネーマッチに参加したことにより自分の性自認の揺らぎにも悩んでいた。
自分は身体は男だけど心は女って思ってたけど、それは親に自分の男性性を否定されたからそう思い込んでただけで、やっぱり自分は男なんじゃ…?というような。
そこへ「今日初めてお前に欲情した」と言うトワ。
これ、たぶんトワなりの告白なんだろうな~。
男の自分を肯定してもらったレイは心が軽くなり、マネーマッチの後だというのにデスマッチで暴れまくり。ほんと体力オバケ…。

「マネーマッチは続ける。借金を返して今度こそ父親の呪いを断ち切る」という意味の決意を固めるレイ。

そしてレイの開かれた欲望は、トワと本気の殴り合いをすること…。
えっ…大丈夫かよ…レイとトワじゃハンデありすぎねーか?と思ったけど、トワってじつはけっこう喧嘩は強いんだよね…。本当侮れないやつだ。
桐原の時のような死へ向かうような殴り合いではなく、お互いの力をぶつけ合い確かめ合うための殴打…。
心地よく力尽きたふたり、やがて唇が重なり合う…。

トワに「男としての欲望」を受け入れてほしいと願うレイは「俺…トワが欲しい」と心情を吐露する。

ここなー…。レイの「囚われているものからの脱出」の演出としてはいいと思うんだけど、個人的には言葉遣いは性自認に直結しないと思ってるので、無理に男言葉にならなくてもいいんじゃないかな~~と思わないでもない。

まあそれはともかく、そのレイの訴えを「……来い」の一言で受け止めるトワ。かっけえええ……。

そしてレイの部屋で身体を重ねるふたり……うお、初めての両想いエロ…。やっぱりいいよね…五臓六腑に染みる…。
しかし!そこでなんとレイの童貞が発覚する!!
えええええええええええ!!!
いや!確かに思い返すとジュンコやホナミに比べると性的に潔癖な感じは見てとれた!しかし童貞とは…。
トワもさすがにびっくらぽんで「そこまで大事にしてたのに俺が相手でいいのか?」などと言ってしまう。かっわえええええええ!!!
俄然面白くなったらしいトワは「そういうことなら思いきり悦くなるようにしてやるよ」とノリノリに。
トワかっこいい素敵だわ…!
レイの上に跨って自ら挿入。しかしレイもされるがままでなく体勢を変えてガン突き。
ここのスチルの、肉と肉がぴったりくっついてることが描写されてるのが絵力すごすぎてめまいがする…。
外郎さん、いままでキラル活動だとわりと清純派ムーブだったので、エロ得意じゃないのかなーと思ってたけど全然そんなことなかった!
めっちやくちゃエロい!!!そして上手い!!
なんていうかのしかかってる側の肉の重みまで感じるようなエロスチルなんだよなあ……。

終わったあとのピロートークもめっちゃ可愛いし、暴力の末にたどり着いた甘露……美味しいです。

その後はトワが榊との賭けでレイの借金をチャラにしてやったり、レイの死闘を見て父親が多少改心したりなどがあり、HAPPYEND。
改心したといっても、100のダメさが90ぐらいになった感じ。
淵井さんのシナリオはいつもそうで、私はそこがすごく好きなんですが、人はそんなにすぐに変わらないというところをきちんと描写してる。
レイにしても、父親の変化を嬉しくも思いつつ、それはそれとして縁は切りますみたいな。100の嫌いが90になったところで変わりはしないみたいな。ただその、100の嫌いが90になったことで心が軽くなったことはちゃんと描写してる。その10の変化を無駄じゃないと言っているところが私がすごく好きなのです。

そしてエンディングは、本土をバイクツーリングするレイとトワ。
レイは髪をベリーショートにしてて、うわっ!てなった。
個人的には……ちょっと刈りすぎじゃない?もうちょっと長くてもいいのよ…?と思ってしまった。
しかし一人称も俺になりオネエ言葉ではなくなったものの、柔らかい雰囲気はそのままで、その演じ分けに声優さんすげえ……ってなりました。

ラストの「これからもっともっといっぱい幸せになろうね」のレイの言葉がじんわり染みる素敵なENDでした。

BADENDは狂気にふりきってしまったレイが、マネーマッチで荒稼ぎしつつトワを自宅で囲い、自分好みに改造しているお話でした。
話の途中では、トワの傷だらけの身体はすでにアートとして完成してるからボディアートしたいとは思わないと言っていたレイですが、トワの右目まわりにタトゥーを入れ、舌はスプリットタン、背中にリングピアスをいくつもつりリボンを通すなど、心血をそそいでおります。

それだけならまだいいんですが、フェラした末のフィニッシュをトワの右眼孔でキメるレイ…。
私はBAD回収は真相も終えたあとにしたので、トワの右眼球がないことを知っていたのですが、いきなり知らずにそのシーンにぶち当たったらびっくりするだろうなあ…。あっ…中二じゃなかったんだ…みたいな。

右目から精液したたらせつつレイに抱き籠められるトワ…。病んでるけど美しいスチル。
正直いうとこっちのレイのほうがちょっと好きかもしれない…。きついけど…。

そんなわけで18禁PCゲーの醍醐味を凝縮させた、もうこれ移植とか絶対無理やろ!な部分をめいっぱい楽しんだルートでした。

次回はタクルートですが、前述したとおりちょっと空くかもしれません。

 

 

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