後藤羽矢子です。
今月のcool-B、いろいろ情報盛り盛りで楽しみだったんですが、やっぱり個人的な目玉は……鈴史SSですよね…。
楽しみすぎてピチカートファイブの東京は夜の七時も買っちゃいましたからね…。
またひとつ、鈴史イメソンが爆誕しちまった…。
そしてcool-Bを入手し。震える手でページをめくってみると……。
エモに撃ち抜かれて死んだ……。
一行も無駄な情報がないッ……!!!
寝室にドレッサー置いて毎日化粧してるだと…?ドレッサー…ドレッサーって…!
そんなものをいま部屋に置いている女子がどれだけいるでしょうか。美の化身ですやん…ベルちゃん…。
しかも寝室で史郎と一緒にテレビも観ているとも書かれていて、完全に愛の巣と化してる…。
本編では史郎んちにテレビなかった気がするんだけど……どうだっけ?新聞は読んでたけど…。
ベルちゃんと暮らすようになってテレビ置くようになったなら、それもまたエモ…。
「くだらねぇ」とか言いつつ、ふたりでベッドで身を寄せ合いながらテレビ観てる図を想像したら泣けた。
新婚さんいらっしゃいとか観てたらいいな…と思ったけど、ウィキ見たら新婚さん始まったの71年だった…。ていうか長いな!新婚さん!
お話は、目覚めたベルちゃんの枕元に「果たし状のようなラブレター」が置いており、夜の6時の東京で待ち合わせするふたり、一方世間では他人のドキドキが同期されてしまう怪現象が…?って感じ。
夕方まで一緒に部屋にいたのに、夕方すい~と外に出て三軒茶屋の駅で待ってる史郎ってめっっっちゃ可愛くない?
家のでかいベッドだって「ベルちゃんとの万が一に備えて」買ってあったものだし、きっとベルちゃんとのデートの夢も膨らませていたんだろうな…。いじらしすぎる……。
そしてベルちゃんは史郎のドキドキが伝わってきて、どんどん苦しくなり、そこへとどめとばかりに史郎のポケットに指輪のケースがあるのを見てしまい……???
このくだりはおかしさと萌えの波状攻撃でこっちの情緒も混乱しまくりでした。
ベルちゃん外見だけならスパダリなのに、中身は乙女ムーブで、史郎と同じくらいにいじらしくて可愛すぎて泣けてくる……。
ベルちゃんがずっと、史郎を想ってはめ続けてきた指輪。それは「母の指輪であって僕の物じゃない」とのことで、新しい銀の指輪をベルちゃんに贈る史郎……すっげえスパダリ……受けなのにこのスパダリ……。これが令和の受け…いや昭和だけど……。
騎士のように片膝をついて指輪をはめられるベルちゃんも素敵……。しかし人通りの多いアーケードの入口でしょ?人前でこんなことしちゃうなんて、もうふたりの世界に浸りきってるんだろうなあ…。周りの人たちは胸をやられて物理的にアテられてるんだろうな…。
ところであとがきによると、背景のビルは70年にはまだなかったもので、ラストでベルちゃんが、将来三軒茶屋も開発されて大きなビルが建つかもしれない、そしたらそこで夜景を見おろしながらこのクリスリスの思い出を語り合いたいと言っていて、つまりあの背景は未来図なわけですね…。
ぐぐったらそのビルは通称キャロットタワーというらしく、スカイレストランもあるとのこと。
またひとつ、鈴史の聖地が爆誕してしまった…!行くしかないじゃん!
できたのは96年11月とのことで、そのときのふたりは53歳かあ……あ、でも誕生日が来てるから54か?その年のクリスマスをスカイレストランで過ごせてたらいいな。
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