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2020年5月 1日 (金)

にっかつロマンポルノ

後藤羽矢子です。

ADELTAさんの更新されたブログによれば、ウルCの浪漫シーンの見せ方は日活ロマンポルノを参考にしているとのこと。

ADELTAゲームユーザーに、にっかつロマンポルノ履修している人いるのか?…と思ったけどMさんが昔観たことがあるって記事を書いたことがあった。
私もじつはいまだ、にっかつロマンポルノは観たことがないのですが、最近ではいくつかFANZAで配信しているので、これを機に履修するか!と思い立ちました。

どれにするか…と悩みましたが、ここはADELTA繋がりで(繋がってない!)「瓶詰め地獄」にすることにしました。

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タイトルすごっ!!

ロマンポルノのタイトル画面とは思えない…。昔の土曜ワイド劇場かよ。

冒頭、海を走るクルーザー。乗っているのは若いカップルと、男の妹。クルーザーを運転する男とイチャイチャする女、妹は船の後部であからさまにふてくされており、あーこれはブラコンの妹が彼女に嫉妬してんのね…とパッとわかります。

男の彼女(というか主演)はカリスマAV女優である小林ひとみ。かろうじて名前は知っていましたが、観るのはこれが初めて。
演技…めっちゃ棒読みやな…。でも男のほうも棒読みだし、妹も棒読み。
全員棒読みなので逆に世界観が確立されている。ひとり、キャストに演技の上手い人がいたら演技力の格差が気になってしまうものですが、演技力の並列化により気にならない仕様になっています。

向かうは男の亡き父が所有していた別荘のある小島。結婚前のバカンスに妹もひっついてきた模様。

亡き父は瓶コレクターで、特にある茶色の瓶を大事にしていた。この瓶は子供たちにも触れることが許されていない。

しかし兄と彼女のイチャぶりにアンニュイになった妹はその瓶を手にしてしまう。中には海岸の砂と小さな鍵。
部屋を探れば、引き出しのなかに鍵のついた箱。開けると出てきたのは古びた手紙と父の日記でした。

ここで強引に原作の瓶詰地獄とリンクするのですが、父は昔、瓶に入っていた手紙を拾い、そこに綴られていた内容──孤島に漂着した幼い兄妹がやがて成長するにつれ欲情に苛まれる物語に魅入られ、やがてその兄妹の姿を自分の息子と娘に重ねてしまう…。
オッサン拗れてるな!

しかし拗れた妄想ほど人を惹きつけるパワーがあるもので、妹もそのパワーにアテられ瓶でオナニーなど始める。
一方リビングでは、兄と彼女が滅茶苦茶セックスしてる!
これがくろさわさんが参考にしたというにっかつロマンポルノのエロか…と私も心して鑑賞しました。
ぼかしはたまーーーーに出てきますが、基本的には局部が見えないようなアングルで撮っています。
部屋の小道具でしかるべき部分を隠す演出などもあり「あっ!これ異種族レビュアーズで観たやつ!!」となりました。
ところで男は演技は棒ですが、顔はなかなかのイケメンで、身体がかなりいい感じの細マッチョです。
ピストンの時に尻の筋肉が動くのがなかなか参考になります。

事を終え、リビングから自室に戻る途中、兄は偶然妹のオナニーを目撃してしまい、あまつさえ「お兄ちゃん…」と呟くのを聞いてしまう。
そして妹のことを意識しだす兄…。次の日の早朝、別荘を出て海へ向かう妹を追いかける兄。
妹は例の瓶を海岸で壊そうとするも、何故か急に腹を押さえる。兄が岩場から覗き見てると妹は全裸になって波打ち際にしゃがみこむ。
やがて尻から浮かび上がる赤……。

って、つげ義春の紅い花のオマージュまで入れてくる?!

兄が見ていることに気づいた妹は全裸のまま「抱いて」と兄にすがりつく。兄もよろめきかけたものの「俺たちは兄妹なんだぞ(棒)」と突き放す。

気を取り直してバカンスを楽しむべくクルーザーで海に出る三人。妹は兄の愛を試そうといきなり海へダイブ!!
それに気づいた兄は慌てて海へと飛び込む。
そこへめっちゃ雑な感じでサメがやってくる!!!

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妹の生理シーン、紅い花のオマージュがやりたい以外の理由があるんか…?と思ってましたが、もしかしてサメを呼び寄せるためだったのでしょうか。こんな逼迫した状態なのに妹は「お兄ちゃん…やっぱり来てくれた…」などとうっとり。

やがて兄妹の妖しい雰囲気を察した彼女もだんだんと不安定になり…。
結局兄妹は一線を越え、脳内も吹っ切れたのか「思う存分できる二人だけの島へ行こう!」などと言い出します。

「あなたたち狂ってるわ(棒)」とドン引きする彼女も引き連れ、どこだよって感じの孤島へ到着。彼女を縛りつけて見せつけセックス。

最終的には彼女をどでかい瓶に詰めて「君は手紙になるんだ。この島で見たことをみんなに伝えてくれ」と言う男。

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どっから出してきたんだよ!!この瓶!!

親父の瓶コレクションから?一応布にくるんでクルーザーに積んでるのは確認できましたが…。
そして瓶詰の彼女を海へ放流し、兄妹はまた海辺でセックスに耽るのでした……終わり。

主演といいつつ盛大な当て馬の小林ひとみ…かわいそう。せめて無事に救助されますように…。

とにかく……感想は……エロにかこつけてなんでもアリの世界を構築してるは私としてはいいと思います。
原作の瓶詰地獄と入れ子構造になってるのも、けっこうやるな!って感じだったし。

まあこの一本でにっかつロマンポルノを知った気になるのもどうかと思うので、あと何本か観たいと思います。

BLゲーからいろんな知見を広げてきた私ですが、まさかにっかつロマンポルノにまで行くとは思いませんでした。
おそるべしADELTA…!

 

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コメント

小林ひとみは兄の婚約者ではなく
手紙の回想シーンの妹役ですね

投稿: | 2020年11月15日 (日) 09時57分

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