badegg デイバン編感想ネタバレ その5
後藤羽矢子です。
デイバン編感想もやっと後半戦に入りましたが、このあたりからENDやイベントが入り乱れてくるので、どう書いていいものか悩み中…。
それにしてもbadeggの攻略の難しさよ…。
ちなみに私が最後に回収できたスチルは、バクジャンシャワーシーンエロでしたが、なんでこのイベントがこんなにも何度も繰り返していたのに出てこなかったか不思議です。
ちなみにラキド本編のほうは、スチルも全部回収はしてあるものの、テキストの既読率はまだ100%に達してませんからね…。badeggのほうもまだ未読のテキストがどこかに隠されてるんだろうなー…。
恐ろしいゲームだ…。
以下おりたたみー。
ラグトリフの情報から、ボスアレッサンドロが拉致されているゴルフ場のクラブハウスへと向かうジャンとバクシー。
ああ…ここ、ラキドのジュリオルートで、ジャンさんがGDのやつらにリンチされてた場所だなあ…とにわかに思い出が蘇る。
しかもここで「マックスの墓に供えてやりてえんだ」とか言ってギャングの一人がジャンさんの指切ろうとしてましたからね…。
何気にマックスが仲間からの情が篤かったことが伺えてほっこりしますね。
しかしそんなマックスもこの世界線ではジャンさんの仲間なんですから、運命というものはわからない…。
というかこのクラブハウス、ジュリオルートでもルキーノルートでもバクシーの出番が多かったから思い出深い。
ルキーノルートではジャンさんをレイプしようとして、あまつさえ「ハニーの前でソイツの相手レイプすんの最&高」みたいなこと言ってましたからね…。
それがいまじゃお前がハニーだよ!状態だし運命というのはわからない…(二度め)
ともかくクラブハウスの見張りをやっていたGDの残党にバクシーが話をつけ、ボスの元へと案内させる。
途中瀕死のホーナスさんとご対面。そういえばすっかり忘れてたけど生きてたんか…。
ホーナスさんはラキドの世界線でも普通に死ぬけど、あっちのほうがまだ一瞬で死ねて楽だったかも…。このホーナスさんは全身火傷から敗血症を起こして身体が腐りかけててしんどそう…。
そんなホーナスさんの頭を銃でブチ抜くジャンさん。「やさしい~」と軽口めかして言うバクシー。
そしていよいよボスアレッサンドロとの対面。
アレッサンドロを殺せばジャンさんの復讐はゴールなわけですが、ボスもまたボンドーネのジジイにはめられていて、ボスからのジャンへの約束は確かなものであり、裏切られたわけではなかったと知り愕然となるジャンさん…。
復讐心の行き場を失い混乱するも、ジャンさんはその話を聞かなくてもボスを殺せなかっただろうなというのは私たちでもわかります…。
当然バクシーもわかっている。
バクシーはジャンのそういう、優しくて非情になれないところを、しょーがねえなあと思いつつ好きでたまらないのだろうなと思う。
そうして軽口でジャンさんを宥めるし、ジャンさんもまたバクシーに宥められていることをわかっている…。ツーカー…。
ボスに約束の証として、トスカニーニの印章の指輪ももらい(押し付けられ)こうしてジャンさんの復讐は終わりを告げる…。
その後ジャンさんはDG団を解散することを部下たちに告げる。イケイケ気分だったランドルフォたちは愕然。「いまだったらまだカタギに戻れるだろ」と退職金も渡すホワイトヤクザジャンさん。
ああ…この感じ…楽しかった祭りが終わるような、しんみりと甘い名残惜しさ…。
このあたりの選択肢で、ジャンが公衆電話からベルナルドに別れの電話をするイベントが発生しますが、ここは涙なしでは見られない…。
badeggはそれぞれのルートに入る前で道を違えてしまってる世界なんで、どうしてもベルナルド、ジュリオの物語始まる前からジャンを好き組のほうがエモいんですよね…。
とにかくもうなりふり構わず必死でジャンを説得しようとするベルナルドと、やるせなく惜別を告げるジャンさんの対比が美しくも哀しい…。
エモさでは負けてないジュリオも、自室に新聞のジャンさん情報をびっしり貼り付けて悦にいっているところを見せてくれます。badeggではルートに入らないので、狂気を抑える人が誰もいない…。狂気大放出祭り…。
そういえば、途中の選択肢でジャンさんがジュリオの夢を二度もみますが、あれはいったいなんだったのだろう…。ジュリオが念でも飛ばしてたんだろうか…。
一方ボンドーネ家では、ノーマンがDG団のアジトを突き止めたとのことで、デイバン市警を動かすようにボン爺へ要求。
そんな話をしていると外の窓からジュリオがじっと覗いてる…。びびるノーマンの部下。
その窓は二重構造になってるから音漏れはしないとのことですが「だがあやつは唇を読む」とボン爺。そうしてジュリオに唇を見せないように会話するのですが、ジュリオはさらにその上を行っていた…。
なんと窓に指を近づけてそのガラスの振動から言葉を読み取っていた……!
ちょちょっと…!ジュリオどこまでチートなんだよ!!もう人外の領域に達してない?!
もうボン爺の態度も孫というより怪物を持て余してるって感じだもんね…。
そしてジャンさんの居場所を知ったジュリオは、ひょいーんと軽々と壁を越え脱走…。
ベルナルドの電話イベントに入らないと、部下たちそれぞれのつらみイベントが発生します。
家族にギャングバレしてて「もう来るな」と言われるヴァルター、情婦に動物が子離れするように別れを告げられるランドルフォ、リッカルドは、久々に妻と子の待つ家に戻ってみたら奥さんが男連れ込んでました~~!!
結局カタギにも戻れず帰る場所もなく、またあてどなく波止場に集う部下さんたち…。
同じ頃、ジャンさんを求めてユートピア入りしたジュリオと、アジトに空き巣に入っていたDGの兵隊がバッティング。
「お前らがジャンさんをギャングに…」とスイッチが入ったジュリオは、膾のようにギャング切り刻みまくり。
そしてアジトのほうで騒ぎが起こってるのに気づいた、部下さんたちが駆けつけると……。
血の海のなかで佇むジュリオ……。
ジュリオの危険性にいち早く気づいたテシカガさんが、ジュリオに立ち向かいますが、いやもう無理だって!死ぬって!
案の定ジュリオにあっけなく斬られて沈むテシカガさん…。
もうここで完全に死んだ!!!と思ったけどまだ生きてた…。腸でちゃってるけど…。
もうだめだーっ!となったところへマックスさんが乱入!
マシンガンの乱射でジュリオを足止めさせて、リッカルドたちを逃がす。
しかし波止場まで追ってくるジュリオ…。こええええ!!
ランドルフォはジュリオに銃を撃つけど、当然ながら全部よけられる。
「えっ…?なんで…?当たったよな?当たっただろうがよおお」と惑乱するランドルフォ。
ほんとなー。私たちはもう慣れてるけどな!
いくらなんでもアリの二次元とはいえ、拳銃の弾よけるキャラなんて私の知る限り、ジュリオと毛利蘭ぐらいだよ。
しかし本気でジュリオ怖い。味方にいるときは、ルートに入ってないジャンさんでも「俺の守護天使」と言ってるぐらいで、こんなに心強く頼もしい存在はないんだけど、敵にまわったらこんなに怖いものもないよ!マジでちびるよ!
今度こそみんな殺される!!と思ったところへ駆けつけるジャンさん!!!
とたん借りてきた猫のようになるジュリオに困惑する部下の皆さん。しかしいまはジュリオの豹変芸を楽しんでいる場合ではない…。
そこへバクシーがチャリでやってくる!ただ単に「チャリできた」って言わせたくて、チャリにしたでしょう?!まあいいんだけど!!
やっとジュリオとサシで戦える相手が来てホッとする私…。ジュリオルートでの対バクシー戦はかなり接戦だったからな…。
目の前のバクシーが刑務所にいたバブちゃんと気づいたジュリオは、氷点下の怒気を放ちつつ「あの刑務所でお前を殺しておけばよかった…」と唸る。
そんなジュリオをものともせず「出来ねえことは言うもんじゃねえ。ますます童貞が捨てらんなくなるぞお」と煽る。ていうかジュリオが童貞ってよくわかったな…。
そこへ「試してみるか?このきちがいめ…」とジュリオ。正直ちょっとおまいうと思ってしまいました。この時点でのキチガイ度は確実にジュリオのほうが上…!
そして始まる戦い…!このときのテキストがすごい…。流れるようなテンポと勢いで読ませていって、目にも止まらない速さの戦いをプレイヤーに体感させている…。
惜しむらくはここにスチルがなかったこと…!
スチル欲しいよおー!こんな美味しいシーンになんでスチルがないんや!!
チート同士の戦いは熾烈を極めましたが、殺意の熱量が上回っていたせいか、ジュリオがバクシーを叩きのめす…!とどめを刺さんとナイフを振りかざすジュリオにジャンさんが銃を向ける!!!
ああああああああ!!!辛い!!ジュリジャン者としてはここは最高潮に辛かった!!
このときのジュリオのきょとんとしつつ感情死にまくってる表情に身を切られる思い…。
「もう俺は戻れねえんだよ!」とジャンさんが言えば「じゃあ俺もそっち行きます」と言っちゃうジュリオのブレなさ…。でもそのブレなさがジャンさん以外見てないというジュリオの狂気をより感じさせてそれもまた哀しい…。
そこへデイバン市警がやってきて、ジュリオが虚を突かれたところへバクシーが起き上がり、ジュリオを海へ叩き込む。
そうしてなんとか部下たちと一緒に逃亡成功…!マックスとも合流し(生きとったんかいワレェ!)船で海へと逃げる。
満身創痍のバクシーを抱え、ジャンさんはどうなってしまうのか…!!
その6に続く。たぶん次で終わります…。やっと…。
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