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2017年12月 7日 (木)

Paradise マツダルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

フルコンプもしたので満を持して感想です。
私にしては珍しく体験版もやらなかったので、かなりまっさらな気持ちでのプレイでした。
ピルスラはガチ買いメーカーなので、前情報も最低限にいれる…という感じ。

それにしてもキャラクター…。
ミリしらを誰かにやってもらったら、実際のプロフとはかけ離れたものが飛び出てきそうなやつらばかり。

アヅマ、メンズヘアカタログの読モ。
マツダ、スポーツジムのインストラクター。
ミツギ、ホスト。
ホンゴウ、イメクラの店長。
タカラ、おじいちゃんちに遊びに来た中学生。
シマダ…は唯一カメラマンに見える。モブ顔ではあるけど…。

ミツギの建築士というプロフは聞いてもいまだに信じられない。
しかもミツギ、声がフラウドの人じゃないですか。
もうそれだけで胡散臭さ100倍。

主人公のアヅマは、刺草ネトルさんで、ルムナンに続き、また旅行先の島でひどい目に遭うという役回り。
いったいどういう枠なんだ。島枠?!
マツダは刀剣の馴れ合わない人で、いまこの人、旬なんだな~というのが肌で感じ取れる…。

それはともかく、まずはざっとしたあらすじから。

以下おりたたみー。

主人公アヅマさんは、無気力系アルバイター。現在は「だりぃねみぃ」を連発しながらコンビニ勤務中。

ふと買い物でもらった福引券、気まぐれでやってみると、なんと大当たりの一等。無人島ツアー5泊6日の旅。
テンション低く、しかし内心でじわじわと喜びつつ、ツアーに参加するアヅマ。

行きのクルーザーの中で同行のメンバーと顔合わせ。
人なつっこくて童顔の大学生タカラ、面倒見がよくリーダーシップに溢れる、ちょっと老け顔営業マン27歳のマツダ、ゴーイングマイウェイ感でアヅマとソリが合わないホストライク建築士ミツギ、気さくなカメラマンシマダ、物腰柔らかな添乗員のホンゴウ、そしてもう4人モブがいるのですが、そいつらの名前が公式のキャラ紹介だと「金髪マッシュ」だの「メガネの男」だの大雑把きわまりない。

そういえばこのライターの人、みずたまでもモブキャラが「ウェーブ」だの「ソフトモヒカン」だの適当な名前だったなあ…。

クルーザーのなかでちょっとフラグ立てつつ、無事、島に到着。
ログハウスを一人一棟使えて、自炊はしなきゃいけないものの、冷蔵庫のなかに食料もいっぱい入ってて、楽しそう…いいなあ…という気分に。
あー…沖縄いきてー…と南の島が恋しくなりました。

しかしバカンス気分でいられたのは2日ほど…。

3日めに食料の補充に来るはずの船が来ず、外部とも無線の連絡が取れず。当然全員の携帯は電波圏外で、皆に不穏な空気がたちこめ始める…。

まだ多少食料は残っているのでアヅマなどは「ちょっと遅れただけかもしんねーし」的なノンキさを見せている。

しかし船はいっこうに来る様子もなく、空気がギスギスしてくる…。
当然、添乗員のホンゴウさんがモブたちに責められてる…辛い…。

それでも微妙にのほほんとしてるアヅマ、しかし夜中にログハウスが火事になり、金髪マッシュがこんがり焼けたり、緊急用ゴムボートをモブ2人がかっぱらって脱出を試みるもひとりが溺れ死んだり、だんだん事態はシャレにならなくなってくる。

いよいよこりゃ船待ってるより脱出したほうがいいみたいになり、脱出用の船を作る班と、食料調達班にメンバーが分かれる。

私はマツダ狙いだったので、食料調達班に。
マツダは釣り目当てでこのツアーに参加したらしいから、さぞや釣ってくれるだろうと思ったら、魚全然釣れねええええ!!!

残った食料をみんなでまとめて配給制にしてるから、みんなそこはかとなくひもじいんだけど、まだこの広は余裕があるっていうか…。

アヅマがマツダの部屋に遊びに行ったところ、隣の部屋からアヘ声が!
それはモブのキドとウチムラがいたしてる声でした。

キドとウチムラ~?!モブ4人組だったら金髪マッシュとメガネはなかなかいい顔だったのに、そっちは死んで残ったのは熊系のキドと卑屈ウラナリ系のウチムラ…。
まさかこんなキャラの喘ぎ声を聞かされるとは思わなかった…。とはいえウチムラ、顔はアレだけど、喘ぎ声はけっこういいね…。
それにしても、昼間は罵り合っていたキドとウチムラが夜にはこんな激しく貪りあっているなんて…。それ自体もなにやら濃厚なBLって感じしますね。顔がアレだけど。

そんな声を聞かされてるうちに、アヅマとマツダの間にも微妙な空気が流れ…。

このときのマツダの、じんねり低めのテンションで迫ってくるのが微妙にリアル。

そしてアヅマの「鍵なんかなくても。百回のノックで開くのだと知られたくない」という感情描写に唸った。ああ…こういう子なのか…。男性経験はないそうですが、人間関係は押されればちょろい系のようです。

そうしてマツダと兜あわせのコキ合いに発展してしまう…。

アヅマ的には、オナ禁も長かったし、溜まってて変な気分になってしまった…という感じなのですが、マツダのほうは味をしめてしまい、ちょくちょく迫ってくるように。

マツダ、女とアナルセックスの経験はあるそうで、アヅマにも挿れたがってるご様子。アヅマは断固として拒みますが、このマツダがちらちら見せ始めた雄の顔になんだかゾクゾク来てしまう…。
このときは素股で済ませたものの、私の好きなじわじわ絆されて流されてしまうエロが楽しめました。

しかし事態はどんどん甘さから遠ざかっていく…。
皆から集めた食料を保存しておく貯蔵庫に盗みに入ったやつがいるということが判明し、犯人探しだの疑惑の掛け合いなどが起こり、マツダの暴力性がだんだんと明るみにでてくる…。
リーダーシップで皆を率いていたマツダが暴力で、皆の不満を押さえ込もうとするようになっていく…。このときの「え…?なにこれなんかの間違いじゃないの?いやマツダそういう人じゃないよね…?え?え?」みたいな戸惑いがプレイヤーである私とアヅマで完全にシンクロしていました。

元のマツダに戻ってもらいたいと思いつつ、マツダの暴走は停まらず、今度は本当に犯されてしまう。そして犯しながらアヅマの腹を殴ったり、本気の、ガチの、DVが繰り広げられる。

ああああああああああああ!!!これ、あかんやつ…!
衝動的な暴力とかじゃなく、わかってる暴力だ…。相手を屈服させるための手綱として使ってる暴力だ…。

正直、この時点でかなりドン引きしてしまった私ですが、それと同時にこのライターさんが、かなり真っ向から暴力性というものに向かい合っているなというのも感じました。

たとえば人が変態的な性癖だの暴力衝動など内在させてたとして、それが「在る」というだけで人を断罪することはできない、と私は思っています。

在ったとして、それを社会に迷惑にならないようコントロールできていれば、それで全然いいよねと思っています。
おそらくはマツダも元々は暴力性の強い人間だろうけど、それをコントロールして社会の上ではそつなく、むしろ頼れる人間としてふるまってきた。

それがこの隔絶された世界で、周りから疑われることによって瓦解してしまった…。
だからといってそれが許されるものでは決してないんですが、それだけ極限状態というのは人を狂わせるものだな…というのは伝わってきました。

そうこうしてるうちに飢えはハンパない感じになってきて、人なつこいタカラですらおかしくなってきて辛い!!!
このとき私はノンキにパルテノにハチミツかけたの食ってたんですが、あーいま食ってるこれを画面のなかに送ってあげられたら…などと思ってしまう始末。

我を失った仲間たちに襲われそうになるのを逃げるアヅマとマツダ。島の裏へと続く洞窟へ逃げ込み、飢えとどんづまりのなかで激しく求め合う。

このへんは完全に恋愛というよりは共依存的な…。私は正直、なんでここでアヅマはマツダを許せるんだ?!と思ったりもしましたが、アヅマは「鍵がなくても百回のノックでドアを開けてしまう」人だから…。そのノックが優しいものじゃなくても、たぶん響いてしまえるんだろう。

最終的にはふたりで、まだ完全に出来上がってない船で脱出してHAPPY END。
って大丈夫???!!なんかクルーザーで6時間ぐらいかかってたと思うけど、そんな小船で本土に着けるの?途中で餓死しない??
と、HAPPY ENDなのに不安しかない…みたいな状況でしたが、特典SSによればその後ヘリによって救助されたそうです。そのへんは真相ルートやればすべて腑におちる…。

ぶっちゃけて言えば私はアヅマではないので、マツダに引いたまま戻ってこれませんでした…。サディストの責めとDVの暴力は似て非なるものだとしみじみ感じました…。

別ルートのマツダはめっちゃ頼れて素敵なんだけどな…。

それにしても、飢餓と暴力でのっけからヘトヘトになりました…。
次回はミツギルートです。

意外や一番の癒しルートでした…。

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コメント

こんにちは。先日はマツダルート攻略の件でありがとうございましたm(__)mミツギルートを終えて無事スチルが埋まりました。
私はBL好き歴(腐女子歴というべきか)がまだ浅く、周囲に公表もしていないので語れ合えるお相手がおりません。今回マツダルートでは感じることや妙に思い入れがあったので、是非こちらで昇華させて頂きたく投稿させて頂きました(^_^)
3人の攻略キャラの中で1番目を引く存在がマツダで、迷いなく最初に攻めていった訳ですが…。始めは真面目でリーダーシップがあって明るくて周りを気遣えるマツダに好印象でしたが、やはり貯蔵庫の一件で私もドン引きしました。マツダの理性と本能の部分でのギャップにショックといいますか…。まずはHappy Endを目指そうとやっていたので、果たしてこの先にそんなEndがあるのかと疑いさえしました。
私の中で唯一救いになったのは、マツダが素直にアヅマに『好き』と伝えたところでした。もちろん好きが前提であってもDVは許されるものではないし、正直Happy Endを迎えて二人が今にも沈みそうな舟で脱出を試みる場面を見ても「たとえ無事に本土に帰れたとしても、この二人は本当の意味で幸せになれるのかな…?」と思い、モヤモヤが残りました。なかなか理解しにくいルートではありましたが、私はマツダの人間臭さがあったからこそ憎めない、嫌いになれないように感じました。本当の嫌いは『無』で、相手が嫌がることをしたとしても相手を認識しているならまだ救いがある、と聞いたことがあります。そういった意味でマツダはヒドイ行為であったにせよ、アヅマに自分の欲望をぶつけて『自分の辛い立場(ここではキド殺しの疑いをかけられていること)を分かってほしい、感じてほしい』という想いをアヅマに吐き出したのではないかと思えてしまいます。結局アヅマもそれを感じ取ったのか見捨てずに共に生きることを選ぶ訳ですが…。でもそれはアヅマの過去(幼少期の虐待)が原因で、アヅマの認知の歪みがそうさせているとも思うのですが。
個人的にいうと、よっぽどシマダの方が人間的に気持ち悪く感じます。いい顔をして近づいて、最終的には自分の欲望を満たすだけのためにアヅマの弱味を握っておとしめるという人間味の無さが最低に思えます。
最後に余談ですが、今回のゲームがテトラポット登さんの初聴となるのですが、ログハウスでのアヅマに迫るあの声に私もやられてしまいました。あまりに声の主さんが気になってしまい調べた所、BL界に足を踏み入れるきっかけとなったコミックのドラマCDの声をされていることに衝撃を受けました(@_@)そのコミックの攻め役の方なのですが、それを知ってからゲーム中の声がコミックの攻め役の声に感じられて(コミック的にはキスが最大で、こんなやらしい場面はないのですが)、1人萌えておりました。
長文になり申し訳ありません。でも心のうちを書き出せてスッキリしました(>_<)

投稿: ゆうこりん | 2017年12月 8日 (金) 10時50分

マツダのDVは暴力描写の生々しさというかリアリティで初回はドン引いてしまったのですが、周回するといろいろ味わいが見えてきましたね。それについては総評などで語りたいです。シマダは本当にやばかったですね~!うっかり感想に入れ忘れたんでそれも後日書きます。
ボディブローのようにじわじわ効いてきますね…Paradise

投稿: 後藤羽矢子 | 2017年12月17日 (日) 23時25分

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