後藤羽矢子です。
行ってきました。メビウスラインちっちゃイベント!
場所は渋谷のパセラリゾーツ。今まで秋葉原にばっかり行ってたからそんなところにもあることを初めて知る。
行きの新幹線のなかで、隣の席に人もいないしで、イヤホンしつつ備忘録ハレをプレイ。千家ルートのエロシーンに入ってしまい、大丈夫と思いつつも内心でヒヤヒヤしました。だったらやるなよって話なんですが。
ところで今回松本さんと同行したわけですが、チケットは一人一枚しか取れない仕様で、それぞれ別に取ったわけで、そのせいで整理番号が著しく違ったわけです。
私は5番で、松本さんは55番で、当然整理番号順に入場案内するので、私たちは離れ離れになりました。
まあそこは私たちもいい大人なので、ぼっちなんて耐えられない!なんてことは全然なかったんですが、でもやっぱ友人同士がつるめるようにしたほうがよかったんじゃないの?と思うことがありました。それについては後ほど。
中に入ってぎょっとしました。
え?なに?披露宴!?!
白いテーブルクロスのかかった円卓に赤い椅子、シャンデリア、流れる千家のテーマ曲、まごうことなき披露宴でした。
他の写真がフレすぎてて、わかりづらい写真しかなかった…。
受付で席番号の紙をもらって、同じ席に着くわけですが、見知らぬお嬢さま方との相席…。
なんとなくもじもじしている私たち…。しかしその中に幸いにもコミュ力の高い方がいまして「皆さんどのキャラがお好きなんですか?」と話を振ってくださる!
この方がすごくそつなく、話を振ってくれて、すごく慣れてる感じというか、きっとイベントアフターとかめっちゃやってるんだろうな!という眩しさがありました。
その方のおかげでけっこう場も暖まりました。
テーブルの上にはお弁当箱があって、そこにはコラボデザートのどら焼きが入っています。
ドリンクはぶどうのお茶とサイダアの二種から選べます。私はぶどうのお茶にしました。
ドリンク代とデザート代はチケットの料金に含まれています。
そして開会。
のっけから、六弦アリスの櫻井アンナさんが、カゲロウの月と咎の雫を熱唱。
咎の雫好きだわー。
曲が終わると、細くて優しそうなお兄さんが司会進行的に出てきたのですが、この方が臣さん役の坂熊孝彦さんでした!
なんか名前に熊の字が入ってるし、臣さん役だし、もうちょっと恰幅のいい人かと勝手に思っていましたが、松本さんいわく「熊に一撃で倒されそうな人。まあどんな人でも熊には一撃で倒されると思うけど」
その坂熊さんは、けっこうテンパってるのがわかって、櫻井アンナさんを「アリスさん」とサラッと言い間違えてました。その後出てきた御雄Pにめっちゃツッコまれてましたが。
御雄Pは私も松本さんも「想像してた通りの人!」と言うことで一致しました。確か黒髪ロングってことは、以前に中条ローザさんがツイートしてた気がするし、ツイートから伺えるくだけた感じの美人業界女子のイメージそのままでした。
壇上に席も用意され、御雄P、坂熊さん、六弦アリスの作曲担当の六弦A助さんと櫻井アンナさんが揃い踏みました。
最初はちっちゃいさんの設定画のお披露目。可愛い…。立ち姿がみんな若干内股で可愛いのに千家とか顔ムスッとしててそのギャップがまたいい…。
そしてその後におおきいさんのほうの設定も!
アニメの内容が果たしてどんなものかは、まだ全然見えてこないのですが、どーも、ちっちゃいさんの合間におっきいさんのショットが挟まってくる…みたいな?
おっきいさんの設定画も原作の絵そのままって感じの再現性で期待が高まります。
放映は10月でまだ放映日は決まってないのですが、局はTOKYO MXで時間は21時55分とのこと…。意外と早い時間だな!
その後はパセラのコラボメニュー開発担当の女性を呼んで、制作秘話など。
最初「コラボメニューの話て…」とちょっと思ったんですが、意外やけっこう面白い話だった。開発担当の人もしっかり腐女子でメビウスラインを元々知っていたというのも大きかったかもです。
その後はユーザーからの質問コーナー。
「京一郎は煎餅やご飯(量)が好きとのことですが、甘いものは食べないんでしょうか?」という質問には、御雄Pが「ご飯やお煎餅が好きなのは、主人公というか善良な人間はよく食べるということの表明であって、甘いものが嫌いというわけではないです」とのこと(要約なので言い回しとかは違います)
「逆に千家とか悪そうな人間はあまり食べない」とも言っていて、あー!となる。
これは俗にフード三原則と言われている創作における手法で「善人は食べ物を美味しそうに食べる、正体不明者は食べ物を食べない、悪人は食べ物を粗末に扱う」というものです。だから逆に悪人と思わせてた人を善く見せるために、物を美味そうに食べさせるシーンを入れたりすることもできるわけです。
主人公に好きな食べ物を設定しておくのは、そういう意味合いもあるわけです。
次の質問が食べ物続きなんですが「馨さんの好きな寿司ネタはなんですが、自分のイメージでは貝類が好きそうかなと思います」というもの。
それに対して「貝類じゃないですか?」とあっさり御雄P。
そこへA助さんが「貝類言うてもいろいろあるじゃないですか。地方によってけっこう採れる貝も違うし」とこだわりのツッコミ。
さらに「自分はまったく魚介が駄目で、けど寿司は好きなんですよ。食べられるのは、ツナとコーンとサーモンとマグロとハマチで。寿司屋行くとそればっかりを延々と20皿ぐらい食べる」という個人情報も知りました。
私もじつは高校3年まで生の魚介が食べられなくて寿司は海老と玉子しか食べられなかったので、けっこう食えてるじゃん…と思ってしまった。
そんなことはどうでもいいんですが。
次の質問が「各人の好きなキャラを教えてください」的なもので、そ、その質問は鬼門!!
荒れる元!と少しヒヤッとしたのですが、坂熊さんが「僕は時雨ですね。臣役だからっていうのもあるんですが、実際、三浦さんが僕の養成所時代からの先輩で、すごく面倒みがよくて懐も深くて、そういうところも時雨と被るんですよね」というすごくいい話を聞かせてくださいました。
御雄Pは「ミサキですね。ご飯を作ってるくれる人が好きです」といい感じの回答。
A助さんとアンナさんは二人して千家。特にA助さんは「最初に設定資料もらったときから千家がいいと思ってた」とのこと。
次が「裏話などあったら教えてください」
これに御雄Pは「初期の資料にはミサキの名前は太郎になっててミサキの名前は「七人ミサキ」から取った」とか「メビウスラインの主役はじつは皇后なんで、曲の歌詞は皇后目線」という裏話などを聞かせてくれる。
このへんのやり取り、後で松本さんが「何でここで曲作ったA助さんに話振らんねん~!そういう話してもらうために呼んだんちゃうんかー!」ともどかしさにうぐぐ…となっていました。
まあこのへん本当に、でしゅんがやってた頃のキラル情報局を彷彿とさせる流れであり、全員が司会進行のプロではないからしかたないとはいえ、ところどころそういうツボをはずす部分があってじれったい気分にはなりました。
そんなこともありましたが、最後に紅天のVita移植情報がドーン!と出て「おお~!」と湧く場内。しかもFDもまとめて一本のゲームにするとのこと。それはいいね!ていうかルートによってはFDで完成って人もいるし。
演出やビジュアル面も強化するとのことで楽しみです。紅天も9年前だもんなあ…。
そしてラストにまたアンナさんがFDの主題歌とアニメの主題歌を歌ってくださり、イベントのトリとなりました。
デザートが入っていた弁当箱的なものは、持ち帰ってもよいとのことで(袋もくれる)ありがたい。どら焼きはどら焼きといっても、皮部分が4枚と、アンコ、生クリーム、求肥、イチゴ、ブドウなどの具が別々になっている仕様。これは御雄Pいわく「アンコとか苦手なひともいるので、各人で好きなものを選べるように」との配慮でした。実際松本さんはアンコが苦手なのでナイスな配慮でした。味はとても美味しかったです。
こんなわけで全体的にはとても楽しいイベントでした。
ちょっと心残りなのが、会場のテンションが非常におとなしかったこと。
これは…私が勝手に思うだけかもだけど、やっぱり友達同士でつるめなかったからじゃないかなあ。いくらメビウスクラスタとはいえ、やっぱり知らない人同士ですし、騒いだら迷惑かなとかいろいろ考えちゃって、おとなしくなっちゃったのかな…みたいな。
もっとさあ…。千家の絵がパッと出てきたら「キャアー!」とか黄色い声あげたいじゃないですか。友達が隣にいたら手を取り合ってタテノリとかしちゃうじゃないですか。ノリがノリを呼ぶものですし、こういうイベントのときは親しい人と近くにいたいなと思うのでした。
そんなわけで次にこのようなイベントがあるときは、チケット2枚ずつ取れるようにしてくれればいいなと思いました。
しかし本当にホリワの今後の活動は楽しみだし、アニメもできる限りリアルタイムで観たいと思います。
そして帰りの電車のなかで千家ルートも終える私でした。
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