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2017年4月 3日 (月)

きんとうか 司ルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

拍手コメントでMR.GIANCARLOはやっていますか?と質問いただきました。
バリッバリにやってます!
あまつさえ、すでに一万円ぐらい課金してますよ…。
なのにまだ最高で☆4のキャラしか出てない…。これがソシャゲの闇か…。
プレイ日記などは後日書くとして、今回はきんとうかの感想の続きです。

二周めをねぶねぶやっていたので、時間が空いてしまいましたが、やっと真相の司ルートです。

メチャクチャ感動したし泣いた!!!

ただルートに入ってからの前半部分が、謎が謎を呼びすぎて不条理な展開になってて、そのあたりは正直あんまり楽しくはなかった。
謎展開はどのルートにもあるんだけど、司ルートはそのあたりが殊更に長いんで…。
そこが後半のカタルシスに繋がるタメの部分でもあるから必要なのはわかるんですけど…。

以下おりたたみー。

宗定、愁、恭を終えたあと、最初の選択肢で司を選べば、あとは新たな選択肢が出てくるので、サクッとルートには入れます。

そしてルートに入るやいなや、アングラ劇のようなムードになり、不気味というか…不安を煽られる。
颯太が司のように喋ったり、司が颯太のように喋ったり…とかはふたりが同化し始めてるんだなということはわかるのですが、颯太の喋りが他のルートよりもさらに芝居ががってるのが、なんだかちょっとジワッと怖かった。
ホラーみたいに怖いわけじゃなく、カラッとした夏の青空のなかに忍び込む不条理…という感じ。

颯太の喋りが芝居がかってるというか「漫画のモノローグみたいに喋る」ということは、その理由も津森先輩が語ってましたが、それよりもさらに「劇っぽい」というか…。
まるで「日常を演じている」ような雰囲気で、私は「じつはすでに颯太は死んでるんじゃ…?この那珂ノ島こそがじつはあの世とか…」などと思ってしまう始末。

まあそんなことはなかったんですけど。

途中、毎度おこなわれる津森パイセンが「おくり花よこせ」と詰め寄ってくるターン。
ここどのルートも全部違う絡み方しててすごいな…。ここではわりと早々に遥さんが死んだとネタバラシして、司に諭されて吹っ切れていました。一番穏便に済んでホッとする…。さすが司さん!恭ルートなんて一周めでは気づかなかったけど身投げしてたもんね…。

そんなこともあって「司って本当にすごいなあ…。なんでこんなに人の心がわかるんだろ…」と憧れを募らせる颯太。
そうしてこれは恋なんじゃ…?と自覚するのですが、このへんも奇妙なノリ…。
夢と現の境い目がなくなってるというか。
ふたりの初エッチも、颯太がふわ~っと司に夜這いかけて、司は「ダメだって」と緩い抵抗してたもののそのうち観念して颯太を押したおす。

次のシーンにはもう朝で、普通こういう流れだったら、このシーンは夢か妄想だよな…と思うんですが、本当にやってた!!
初エッチを何故こんなにサラッと流す?とだんだんプレイしてるこっちも惑乱していきます。
司は「あ~…やっぱ正気じゃなかったか~」と後悔し「なかったことにしよう!」と言うものの、ちょっと言い合いの末にまたサラッと両思いに。
いいシーンなはずなのに、なんか不安になる…。

そうこうしてるうちに島に凶兆が起こり始め、愁さんは血と髪の毛を吐いたり、赤い花びらを吐いたり、本格的にオカルトめいてくる。
私ちょっと綺麗な男の嘔吐萌えなところがあるので、このシーンはよかった。

そして凶兆の因果に宗定さんが気づき、やっとすべての謎が繋がった!

事故で意識不明の状態のとき、颯太の生霊が島を渡り、松永司とコンタクト。そこで颯太と司は魂が結び合う「魂の緒が繋がる」という状態に。
一年後、司が事故で亡くなり、愁の提案で宗定とともに逆おくりの儀式をする。そこで本当は司は黄泉がえっていたんだけど、婆ちゃんの守護により阻まれていた。そして婆ちゃんが亡くなり、18年の時を経て逆おくりは成就され、司、爆誕!!!

司はマジモンの松永司でした!まあそれ自体は他のルートの時点でうっすらわかるんですが、真相解明して気持ちいい~!
しかし、司の黄泉がえりは魂の緒で結ばれてる颯太の血肉で成されてるもので、このまま司が生きてたら颯太は死ぬと説明する宗定さん。愕然となる颯太。

颯太を助けるためには、司をもう一度花おくりしてあの世に行かせないといけないわけですが、颯太にはとても受容れられることではない…。
ここで他のルートで何度も語られてきた颯太の孤独がガーッと効いてくる!!

この先ひとりになるくらいなら死んだほうがマシだと泣く颯太に、司は颯太に生きてほしいと懇願し、颯太も決意を固める。
しかしすぐには逝かせないで欲しいと宗定に頼み、司の人生を謳歌する最後の時間が始まる…。
じつはこのあたりが一番泣けた…。
みんなで子供の頃のように野原で遊んだり、島の人に「じつはあの人そっくりさんじゃなくマジモンの司で」とバラしたり。スピリチュアルな島なんでそのこともすんなり受容れ、再会を泣きながら喜ぶ皆さん。

このへんも他のルートで島民の方々の描写を細かくしてきたからこそ活きてくる!

笑って、泣いて、抱き合って、そうして日々は瞬く間に過ぎて──とうとう司を送る日が来てしまう。
初めて出てくる司の秋服…いいね!ていうか宗定さん以外、全員秋服のほうがいい…。
それはともかく。
きんとうかの花畑に横たわり、皆に一人ずつお別れを言う司。もう記憶も戻ってるので、司兄として語りかけてるのがマジ泣ける…。
その後の司の人生の走馬灯がけっこう長くて「そこもう一回やったやん!」と思わないでもなかったですが、こんな辛い人生なのに太陽のように朗らかな司にまた泣ける…。

そして最後に颯太に「自分の人生に幸せをくれた」颯太に「愛してる」と告げ、司は消える…。

一度東京に帰るものの、この島で暮らすことに決めた颯太。庭に咲いたきんとうかを見つめながら「頑張るよ」と囁いてEND。
そこから真相用のEND曲が流れ、感動にむせび泣いてるとCパートが!
海を眺めてる松永司に颯太が「司ー!笑ってー」と声をかけ(声だけがする)司が振り返って満面の笑みを浮かべてシメ。

これは…いろんな解釈ができそうですが、私は島で暮らすことになった颯太が、司と共に生きていると感じてることの表現だと思うのですが…。ウインドウの名前のところにはっきり「松永司」と表示してるから、生まれ変わりやそっくりさんではないはず…。

そういえばBADというかSADENDで司の記憶もなくして東京で生活している颯太が、夜のタクシーで松永翼と相乗りして謎の切なさに襲われていましたが、翼いたんかい!そういえば弟がいるとかチロッと出てきてたよなあ…。細かい伏線張りめぐらされすぎ。

他のBADは、司とやりながら心中するのと、和田のジイさんの入れ知恵により、自分の右目を潰して司とひとつになるEND。
ひとつになるっていっても、実質ひとりごと言いながらオナニーしてるだけなので、そのひとつになるということ自体が妄想の予感…。でも眼帯しながらオナニーする颯太のルナティックさがけっこう萌える…。

そんなわけで謎が解けるカタルシスと大団円、真相ルートの完璧な形というる司ルートでした!

次回は総評です。
すいませんが絵のことについてモリモリ言いますよ…。

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