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2016年10月 5日 (水)

RoomNo.9 DEFルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

ルムナン、DEFルートの感想です。

このルートは大地のほうの課題をある程度こなす、いわゆるグロありのルートですが、びびるほどグロくは全然ありません。でも突飛さはないぶん生々しさはあり、背筋がそわそわするような気分にはなります。

しかし、私はプレイ開始前、大地の課題か誠二の課題かはプレイヤーが選べて片方だけをエスカレートさせてくことが可能かと思ってましたが、そんなことはなかった。

でもそれが正しいということがプレイしていくうちにひしひしとわかっていきます。

以下おりたたみー。

イマラの課題をクリアし、次のアナル開発の課題を見た大地は「今日は俺のほうにしよう」と誠二に食い下がる。
誠二ももちろん拒否しますが、大地の真剣さに根負けし、「深さ8mm長さ10cmの切り傷をつける」課題をやることに。

ひええ…とうとうきたあ…と身構える私。
誠二は少しでも大地の負担にならないよう、切る場所を綿密に相談し合い、慎重にことを進めようとします。
一見冷静、だけど緊張感でピリピリした空間で、誠二は大地の腕にメスを入れる。
意外と痛くないと大地が思って少しホッとなる。確かに切り傷ってあんまり痛くないよね…。ましてやメスでスーッと切ったから衝撃も少ないだろうし。

しかしその切り傷に証拠となるプレートを差し込んだスチルは「ぎえええええ」ってなった…。
うう…生々しい…。なんか痛みに想像の余地があるところが逆にクる…。

きちんと処置もし、大地と一緒にホッとなる私…。

そして次の日は誠二のアナル開発。ここんとこのシーンの繋ぎがなんとなく変なんだけどこれも不具合なのかな…。

それはともかく課題をクリアし、次の日も相互手コキも終え、順調にポイントを稼いでいくふたり。
しかし次の日にドーーーーーン!!セックスきましたあー!!
ここでまた「次は俺にしよう」と言い募る大地。
そして意外とすぐに「わかった」と了承する誠二。

エロ課題に対する精神的ハードルがだんだん低くなっていくのと同じく、大地を傷つけることの精神的ハードルも低くなっていくのがじわっと怖い。誠二も自覚していてそれに抵抗しようとしている。

掌にクギ打ちという怖気が走る課題ですが、ふたりの共同作業感がそれを緩和しています。知らんやつに一方的に押さえつけられて手にクギを打たれたら恐怖以外の何物でもないですが、信頼関係の上での行為はなんかこう…尊さすら感じる。

セックス課題を回避したい大地は明日も自分ができたらいいと考えるも、次の日の課題はなんと指切断…。

体験版プレイのとき、これ絶対切断まで行くやつや…と書きましたが、実際に来られると予想以上に動揺する…。
さすがに大地も誠二がこれを了承するはずがないとわかったので、流れは自然セックス課題のほうへ…。この多くは語らないあうんの呼吸がいい…。

セックスを前にしてお互いの友情を確認しあうような会話が辛い…。死地に向かう前に酒を酌み交わすみたいな…。

そして女装セックス。しかしこれ、組織の連中は会議しながら課題決めたりアイテムを選んだりしてるんだろうか…。その光景を想像するとちょっと笑える…。大地は笑えないけど…。

完全に誠二に対し肉欲を伴ったセックスを完遂する大地。このときの大地の興奮のテンションがいままでとは全然違ってて、なのでその後の賢者タイムがよけい辛い。

しかし…あと一日…。でも次に何がくるか私はもう知ってしまっている…。

そして次の日、やっぱり来ました。浣腸。
憤る大地にやるせなく笑う誠二。大地は誠二に自分の指を切らせる理由を考えるけど思いつかない。私も思いつかなかった…。ここで私は課題を選ぶ選択肢がないことの正しさを痛感しました。

この選択はプレイヤーに委ねていいものじゃない。
誠二は絶対に大地の指を切るなんてできないから。そういう人間だってことをプレイヤーもわかってるから。

この選択は大地と誠二、ふたりで決めなきゃいけないものだから。

「結局俺たちはこうなるしかなかったんだ。どっちがAでどっちがBでもこうなっていたんだ」の大地の独白に胸がぐううっとなりました…。

生きてふたりでここを出る。

そのために最後の課題をこなすふたり。ウンコ出し終わった誠二さん、Aルートだと「出て行ってくれ…(放心)」だったのに、ここでは「出てけっ!」とまだ正気がある感じ。
ウンコでも壊せなかったふたりの心…。

とはいえ媚薬入りグリセリンで、後孔疼いて身悶える誠二さんは「なんとかしたい」と自主的にセックスしてしまう大地くん。そのことに傷つきさめざめと泣き、誠二も一緒に涙を流す。この涙は浄化というか…実際ひとしきり泣いたあとのふたりはどこかさっぱりとした感じになっててホッとした…。

そしてとうとう実験終了…やったああああああああああああああああああ!!!!
すごい達成感…こっちも胸が熱くなる…。


目が覚めたとき、ふたりは羽田近くのビジホにいて、本当に終ったんだな…と実感する。
しかし本当にこの組織、なにがしたかったんや…。
いやハルのいる組織なら、あのジジイは人間のあらゆる極限状態を観察し知ることを由としてるのでわからないでもない…。
むしろ今回のはかなり人道的なほうといえる…。報酬100万円くれるし。

帰りの電車のなかで、いろんな思いが去来して、誠二の手をとって泣く大地。
そっぽを向いたまま、大地の膝にトンと触れる誠二。
このさりげなさがいい…。そして大地の「この先疎遠になったとしてもお前は俺の一番の親友だ」と思うところが本当にしみじみと泣けた。

いつかは道が分かれる─その前提が、ふたりの気持ちが友情であることを示しているし、恋愛感情は生まれなかったけど、逆に友情を守りきれたことが美しく思えてしまう…。

別れ際のあっさりさと、電車のドアが閉まる直前に見せた誠二の笑顔。これティザーサイトにあったラフの絵ですね…。この笑顔が始まりでありシメであるという仕掛けが憎い。

ホテル出る前に選択肢「警察に行く」を選ぶと、友情崩壊のEENDに行きます。
守りきったと思ったものが最後の最後で崩壊してしまう無常感もまたいい…。
適当にやってると行ってしまうDENDは、無事脱出できたものの、気まずさにそのまま疎遠になるENDでした。

大地も思い出したくないのか、友人に誠二のこと聞かれても適当にごまかしてるのが物寂しい。

そんなわけでどのENDも感情の流れ的に納得できるし、よかったです…。(ため息)

次回は総評…ですが、その前にたぶんCool-Bの感想入れます。

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