大正メビウスライン Vitable 千家特典感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
メビウスライン Vitable、発売日につつがなく到着。ゲームのほうはおいおいやるとして、まずは速攻で特典を堪能。
クリアファイルとSS冊子とドラマCD。
クリアファイルは千京チャイナ服。京一郎の服はすでに前をはだけられ、お楽しみ開始直前。
ふたりともカメラ目線で見せつけてやろう感満載です。
そしてこのイラストと連動しているSS…。
以下おりたたみー。
SSのタイトルは「唐人町」
お仕事で横須賀まで行くことになった千家と京一郎。不機嫌な千家を労うためのちょっと趣向で、箪笥の肥やしになってたチャイナ服を持参。
仕事の帰り、横浜のチャイナタウンに立ち寄って、ふたりでチャイナ服に着替えてお忍びデート…いった筋立てなのですが…。
もちろん、このイラストのムードから、そんな健全に終るはずもなく…。
じつはチャイナタウン通だった千家に引っ張られ、怪しげな店に連れてこられる京一郎。
そこには陳老と呼ばれるジイサンがいて、千家のことを「黒大人(ヘイタアレン)」と呼ぶ。
じつはこの店で千家さんは、怪しげなアイテムを購入しては、京一郎との閨で使ってたということを京一郎の耳元でバラすのですが、えー!初回購入特典冊子のSSにあった阿片とかもここで買ったの?それとSS「不如帰」で京一郎のケツに入れてた宝石ちりばめた張型とかも?!?
あんな悪趣味なモンどこで手に入れてたのかと思ってたけど、ここでだったのか…。
しかし千家さん、京一郎を手中におさめてから横浜にまで足を伸ばし、エログッズをウキウキで買ってたと思うと可愛いな!!
そしてジイサンが出してきて千家と一緒に吸った煙管も、そのテのブツで、今夜はここで部屋をとってお楽しみ…みたいなデカダンな香りのするシメでした。
千家さんは普段の生活はめんどくさがりなのに、こういう方面ではまめまめしいな…。
ドラマCDは「眠れ良い子よ」
これがな~!!
呪詛でうなされる千家の夢に京一郎が同調すると、そこには少年の千家がいて、京一郎がその少年の千家を抱きしめて「大丈夫だよ」と言ってあげる話なのですが、聴いた瞬間「おういえええええ!!」って変な声が漏れましたよ!!
1月7日の記事で私が言ってる願望そのままの内容じゃないですか!!
素晴らしい!信じれば願いは叶う!!
そして最近はおかん通り越して小姑風味の京一郎の口調ですが、この夢のなかでは、優しい、素のままの京一郎って感じでそれがなんだか胸アツでした…。
そして自分の辛さを涙声で吐露する伊織くん…普段絶対弱音を吐かない千家だけに、それがとても可哀想で辛い。
目が覚めたら今度こそ本当にひとりぼっちになるんじゃないかと怯える伊織くんに「私がそばにいてあげる」と約束する京一郎。
千家にとっては、本当に、京一郎が世界でたったひとりの、そばにいてくれる人なんだなあ…。
そうは言ってもふたりの正気は砂時計の砂のように刻々と減っていって、SS「朽ちゆく花」では千家もゆるゆると狂い始めていて、お互いがそばにいても、ふたりの破滅は止めようもないんですけど。
備忘録はファンディスクってことで、SSもドラマCDも比較的ハッピー路線でしたが、またガツンとせつな系持ってこられて、胸がズキズキとします。でもこれが千京の醍醐味だから…。
そんなわけで、ほぼ特典のためだけに買ったようなびーたぶるですが、買ってよかった…と思いました。でもゲームもちゃんとやりますよ!
凍京NECRO終ったら!
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