大正メビウスライン帝都備忘録 特典感想ネタパレ
後藤羽矢子です。
あいかわらずメビウスラインゾンビみたいな状態で、「うう…メビウスライン…メビウスライン~…」と呻きながら、ツイッタでサーチかけたりPixivのメビウスラインタグを漁ったりしているのですが。
Pixivで最近メビウスラインを始めた方の、プレイ感想漫画(千家編)が、めっちゃ面白かった…。
悪役やん!この人!と思ってた千家への感情の変化の流れが「わっ!わかる!すごいわかるう~!」みたいな感じで…。
本編千家ルートのドライブ感(ただし地獄への)、崖っぷち感をまざまざ思い出して切なくなった…。いまは崖っぷちギリギリのところで抱き合ってるって感じかなー。
それはともかく。
特典の感想です。
私はステラワースとシーガルだけですが。
以下おりたたみー。
ステラワースは、ミサキSSと千家SSのはいった冊子と、千家ドラマCD。
ミサキSSはタイトル「二人暮らし」
現代に転生した京一郎とミサキの話です。
2LDKのマンションに二人暮らし。ミサキは戸籍も住民票もないけど、京一郎名義で作った口座には潤沢な預金がある…けど収入源は謎…とのこと。
あー…ミサキさん、やっぱり神様の力でお金なんとかしてるんだ~。本編でも京一郎がへべれけになった飲み屋のオヤジにけっこうなお金払ってたしな…。羨ましいなー…。
お話のほうは、なんかちょっと一言で説明しにくいっていうか、ミサキの分霊に真名夫さんて人がいて、その人が守護してる人間と恋仲になっていて、おんなじ境遇同士として最近京一郎たちは交流しているらしい…。(実際には出てきません。話題にしているだけ)
で、その真名夫さんが封印している東北の根の道が、最近不安定になってるからミサキが力を貸しに行ってあげなよーみたいな話になるのですが、ミサキは渋っている。
京一郎が理由を問うと、真名夫さんは、自分の分霊で好みも似てるから、真名夫が京一郎に色目使ったら嫌だ……とのこと。
それでちょっとしたプチ痴話喧嘩…だけど最後にはやっぱりミサキが折れてイチャイチャって感じ。
それにしても、何故特典SSに、いわくありげな新キャラを投入──?
これはやはり平成メビウスラインへの布石なのでは──と思ってしまった私です。
千家SSは「特別な一日」
ある朝、京一郎が目覚めると、千家が執事よろしく京一郎に尽くしてくれるという、こっちは一言で説明できるお話ですが、口元が震えるほどおかしかった…。
紅茶を淹れてくれたり、京一郎を風呂に入れて身体を洗ってくれたり…。
さらにエロでもいっぱいサービスしてあげる千家さん。備忘録のほうでは軽くイタズラを仕掛けるようなフェラだったのが、ここではかなりガチにやってて、京一郎が「千家の綺麗な顔が自分のチンコ咥えてる眺めがいやらしすぎてヤバい」という意味のことを思ってて、
このセンテンスだけでも、この特典にしてよかった…と思いました。
オチは、じつはその日は京一郎の誕生日で、このサービスは千家なりの贈り物だったのですが、当の京一郎が自分の誕生日を忘れてて、それで千家が拗ねてしまうという、可愛らしいものでした。布団に潜って出てこない千家が可愛いよおおおー!!!
でも1月3日ってなんやかんやで慌しいし、京一郎もわりと誕生日スルーされてきただろうし、忘れてても無理ないかもって思います。
CDのほうもわりとコミカル。
陸軍の親睦会に出るのを嫌がった千家の代わりに京一郎が参加することになって、そこで京一郎が呑まされまくって大トラに…というお話。
ここで階級の低かった頃の千家が、呑み会で苦労させられた貴重な話が伺えます。
靴のなかに酒を注いで回し呑みさらられたり、下着一枚になって全員で裸踊りをさせられたりだの…やだ…そんな千家さん見てみたい…。綺麗な顔だし、宴会ではさぞ弄られたんたろうなあ…。
そして千家さん、ちゃんと出世するために相応の努力してたんだね…偉いなあ…。
結局、宴席で大トラになった京一郎を千家さんが頭を下げて引き取りに行ったとのことですが、千家さんが社会性見せてるとキュンとなる…。
そして目が覚めてなにも覚えてない京一郎に千家さんがセックスでお仕置き…。
このときの千家さん、怒りのせいでちょっとワイルドはいってて萌えた…。
シーガルは時雨特典。
SSはタイトル「君の声」
京一郎に会いに行くのに、根の道でショートカットしようとしたら、変な磁場が発生しててうっかり迷子になってしまった時雨のお話。
いくらかんなぎの頭領とはいえ、デートへの近道に死者の通り道を使うのはどうよって話ですよね…。
時雨が京一郎のことを強く想ってたら、その声が京一郎に届いたっぽくて、京一郎が迎えにきてくれたんですが、すでに3日経ってたというオチ。
根の道怖いな!!私のような日々アンチエイジングな人間には、一瞬も入りたくない!と思わせました。
SSは短くてほっこりイイ話でしたが、ドラマCDのほうは、もうどうしようもなかった…いい意味で。
京一郎が神社局のお仕事で、伊勢に出張中。
帰るのは三日後。時雨に会いたいなー…と京一郎が滞在先の旅館でアンニュイになってると、なんとそこに時雨登場!!
なんでも最近知り合った天狗と、呑みながら恋人恋しさを愚痴ってたら、生霊を飛ばす技を伝授してくれたとのこと…。
天狗て…鷹比佐さん?!
またさりげなく紅天とのクロスオーバー?!
ちなみにこの鷹比佐さん、烏丸五郎丸という、なかなかいまをときめく苗字であります。
再会を喜ぶも、時雨さんは生霊なので触れ合うことはできません。
俺の身体はここにはないからさ…ごめんな抱いてやれなくて…」と辛そうに言う時雨に
「時雨ぇ~…」と身を捩るように返す京一郎の声が、本当にセックスしたくてたまんない!って感じで大変によい。
なので京一郎のオナニー鑑賞プレイに発展…。
Webカメラもないような時代に高度なプレイでんな…。
ていうか生霊だとやっぱりオナニーできないんだ…。
そして時雨のイケボが!ここぞとばかりに!炸裂!
時雨、ぜってー自分の声がイケてるって自覚あるでしょ!!
そして京一郎も煽られて大盛り上がりでイキました…。
3日後、出張を終えた京一郎が五本刀の館に行くと、時雨は高熱を出していて、臣さんら五本刀衆に囲まれて、まじないで毒抜きされていました。
どうも天狗の術を使ったせいで気アタリを起こしたらしいです。
トホホ感漂うオチでしたが、若いカップルの我慢のきかない感じがほほえましくもありました。
しかし数日の禁欲でこんな悶々としてるのに、ミサキの京一郎はその後60年も禁欲してて可哀想だなー…とふっと思ってしまいました…。
そんなわけで特典もいろいろ楽しめました…。
今年のラストもホモ萌え満喫できて、いい一年でした…。
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