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2015年12月26日 (土)

大正メビウスライン帝都備忘録 ミサキルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

いよいよ大トリのミサキルート。OPムービーなどで、すでにでっかくなったミサキと京一郎の絡み絵が出ていたので、ミサキがなんやかんやで本来の姿を取り戻すお話なんだナ!と、のほほんと思っていたのですが…。

そんな生易しい話じゃあなかったぜ!!!

以下おりたたみー。

冒頭は、学生やってる京一郎と、ちっちゃいミサキとの平和な日々。
馨さんが京一郎の自宅前で待ってて、館林様からと桃を差し入れしてくれる。
桃の神様のミサキだから桃を食べれば力も溜まるんじゃないかという願いからなのですが、当の本人が京一郎の懐から出てきて「んなわきゃあるか!」とあっさり否定。

このとき京一郎の立ち絵にちょこんと乗ってるミサキがカワイイ。

時はグランドENDから一年半ほど経っており、その後当然ですが性生活はナシ。
といってもドラマCDで、京一郎の地元にいる龍神に力を借りていっとき元に戻って京一郎とやりまくったり、SSで京一郎と淫夢を共有したりとちょこちょこエロいことはしてるんですけど。

しかし若い盛りの京一郎ですから、そんなものじゃ心と身体の飢えは癒せません。
ミサキが戻るときはいつなのか…それを考えてブルーはいり、そんな考えは贅沢だとおのれを叱咤する、それを心で繰り返す京一郎。

京一郎が不安がれば、ミサキは美しい夢を見させてくれる。桃の花が舞い散るなかでふたりが寄り添える美しい、けど寂しい夢を。
ここのスチルは幻想的で本当に美しい。
そしてなんともいえずもの哀しい。
ミサキは京一郎に優しくしたくて、でも優しくされるほど京一郎の寂しさは募って。
京一郎はミサキを困らせたくなくて、でも優しくされればまた困らせてしまう。

あー…せつない…。この想いあってる故にかみ合わない感じ…。

次の日。
また馨さんが京一郎を訪ね、ミサキに地脈を見て欲しいという。
ミサキと一緒に根の道にはいり、件の土地へ行くと、人間のネガ感情が蓄積されたものが湧いてて、それをミサキの分霊が抑えこんでいる。しかし分霊も力が弱まっていて、難儀しています。

ここで京一郎は、神様を独占していることの罪深さを実感します。

そしてまた美しい夢のなかで京一郎は選択します。
ミサキに息吹を返し、ミサキに神の力を取り戻させることか、このまま夢での逢瀬もいっさい断ち、ひたすらミサキに力が戻るのを待つかという。

先に息吹を戻すほうを選びました。
息吹を戻せば京一郎の死、待ったなし!になるのは間違いないので、ミサキは猛反発しますが、京一郎の「願い」は絶対退けられないミサキなので、最後には請けるしかありませんでした。

ミサキの願いで、大学卒業までは一緒にいることに。
この期限つきの幸せ感がせつないよおおおおおおおお!!!

そして卒業式の夜、とうとうその日が来ることに。
分霊の力をかき集めて、元の大きさに戻ったミサキと睦みあいながら息吹を返し、逝きかけックス!!
せつないシーンではあるものの、スチルはどエロ!!
このスチルを見て確信しましたが、斗目さんは尻フェチだ!!!
他の販促絵とか、とにかく尻のラインが素晴らしい!!!尻に並々ならぬこだわりが感じられる!!
まあ、それはいいんですけど。
お互いイッたあと京一郎も逝ってしまい、思いあまったミサキは神として時雨を召還します。
えっ…!挿入したまま…?!とびびりましたが、時雨と臣が来たときには、事後まるだしではあるものの、いちお~う…着物を羽織ったりしてました。

そしてこれから十月十日篭って京一郎の魂を育みなおすから、この場所に誰も近づけんな!と命じてお篭りに入ります。

ここの演出がザワワワッとくるほど痺れたー…。
AGFタペストリーの絵で、やや鬼神化してるミサキがいましたが、ああ…この姿、ここに繋がってんのね…と謎の感動が。

そして、京一郎はなかばミサキの分霊のような状態になり生き返ります。
しかしほぼ人じゃなくなった京一郎は、ミサキとゴーストバスター的なお仕事で全国をまわる無宿人生活に。

ここもほのぼの感匂わせつつ、ちょっと崖っぷち感あって、胸をかきむしりたくなるようなせつなさが…!!こういうの弱い…こういうのすごく弱い!!!!

他のルートが分岐しつつもあまり大きな違いがないのに比べ、ミサキルートだけ大別します。
もうひとつ「このままでいい」という選択肢を選ぶと、妹の櫻子ちゃんの語りで(ボイスなし)京一郎が郷里に戻って80過ぎまで独り身で生きたということが語られます。
け…結局、ミサキの力は京一郎が死ぬまで戻らなかったのかー…。たぶんミサキはわかってたんだろうなあ…。そりゃ言葉を濁すよね…。

そしてもう一回スタートから始めると第3の選択肢「私をずっと忘れないで」が出てきます。
ここは櫻子ちゃんの語りまでは同じなんですが、その後!!!

転生して現代でイチャついてる京一郎とミサキががががががががが!!!!
毎度のことながら、激ニブのワタしですんで、まったくそういう展開が予想できてなく、現代でふたりが寄り添ってるスチルを見たときあわわわわわわ…ってなりました。

これ、東京メビウスラインに続いてるの?!!!
着てる服も、東京メビウスラインのジャケと一緒じゃん!!

と、思いましたが。

ステラワースのSSを読むと、京一郎はちゃんと前世の記憶があります。
ということはこの京一郎は東京メビウスラインの世界線とは別のところにいる人っぽい。

とはいっても、生まれたときから前世の記憶があるとは思えないし、それまで普通に生きてきて、ミサキと出会ったことにより、前世の記憶を思い出した…というのも美味しいし、そういうの是非見たい!!

とにかく、私のなかのメビウスラインはまだ終らねーぞ!!みたいな気持ちになりましたね…。

本当に終ったあとの感動がすごかった…。魂抜けた…。

次回は総評です…(放心)

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コメント

備忘録、ハンパ無かったですね。どれも良かったですけれど、ミサキルートにはヤラレました。号泣ものです。(未来で再会できて救われました。)
本編もさることながら、映像、演出、スチルとどれをとっても秀逸でした。そして、ローザさん神ですね。本当に感動の一言に尽きます。

投稿: りりこ | 2015年12月26日 (土) 12時10分

本当によかったですね~!
今年一番の作品になりましたね!
こういうゲームが出るならまだまだBLゲーの未来は明るい!と思わせてくれますね!

投稿: 後藤羽矢子 | 2015年12月31日 (木) 14時53分

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