タブー
後藤羽矢子です。
先日、ツイッターで中条ローザさんが、「京一郎がフェラしているほうが好きか、してもらってるほうが好きか」というアンケートをとっていました。
私は「している方」と答えました。攻めのフェラは希少性ゆえに、そういうシーンがあると「おっ!?」と身をのりだすような気分になりますが、基本的にはやっぱり受けがフェラするほうが好きです。
それにしても、攻めのフェラが地雷って人も聞くとけっこういるみたいなんですね。
BLゲーにおいて攻めのフェラがいまひとつ多くないのも、やっぱりそういう意見を反映してなんでしょうか。
理由はやっぱり、フェラという行為が女性的というか、ご奉仕的な雰囲気があるし、確かにフェラがそぐわないキャラというのもいるはいる……。
とはいえ昨日書いた記事のルキーノのフェラのように「ふふ…もっとお前をメチャクチャに感じさせてやる…」的な攻める形でのフェラもありますし、ひとつの行為がひとつの意味合いしか持ってないわけじゃないですよね。
行為的な地雷といえば。
受けが攻めの乳首を弄ったり、アナルを弄ったりするのは、かなりタブー度高いですね。
前者はまだ受けが攻めにイタズラを仕掛けるというようなシチュで、たまーに見たりしますが、後者はまず見かけない…。リバのときでさえ、攻めは攻めるときには、きっちり攻めの役割に徹している…。
そういえば、AVとかでたまにズコバコやってるほうの男優が「ああ~いいよお~気持ちいいよお~ああ~はあ~」とエライ喘いでたりするのがありますが、そういうのもBLゲーではありませんね。せいぜい「くっ…うっ…はっ…」ぐらいでイクときに「うっ…あ、はっ……」ぐらいで。
私が知る限り、やりながらやたら喘いでたのは、ジュリオとケイスケぐらいですね。ケイスケに至ってはヨダレまで垂らしてたし…。
あ、あとドラマCDだけど、咎狗のリンCDで、リンに乗っかられたアキラもリンと同じくらい喘いでたな…。ゲーム本編よりも喘いでた。
やはりこういうのも受け成分感じるし、タブー度高いんだろうなあと思います。
とはいえ、現在のBL描写も昔に比べるとだいぶ変化してきたというか、昔はアナル洗浄とかアナルほぐしとか中出しされたら腹が痛くなるとか、そういう描写はほぼタブーでしたが、最近はそうでもなくなってきたし。
そんな感じで、いまタブーっぽいことでも、今後そうでもなくなるかもしれないし、BLゲーの今後に期待したいものです。
やはり同じ肉体を持つ男同士、性感帯はフルに活用して悦びを高めあってほしい。
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コメント
驚愕しながら記事を読まさせていただきました。。
攻めのフェ・が地雷な人、多いんですか……!むしろ受のフェ・が多い方が苦手だったので驚きです。攻めの喘ぎも駄目なのかぁ~~CDとゲームはまた違うのでしょうか。。
受けが攻めの~は駄目な人多いだろうなと思っていましたが(自分も)(とくに下は)
BLも最近いろんなカップルや萌えが出てきてほんと萌えって多様なんだなーと思いました。BLタブー事情、参考になりました ありがとうございます!
投稿: | 2015年11月26日 (木) 16時35分
最近は嗜好が細分化されすぎてて「こういう傾向だ!」と言いきりにくいところがありますね。私の周りで見聞きした印象なんで、実際のところはよくわかんないんですけど…。でもこういう感じ方もあるんだーといろんな意見を聞くのは楽しいですね。それを反映しなきゃいけないメーカーさんは大変かもしれないですけど。
投稿: 後藤羽矢子 | 2015年12月 5日 (土) 17時56分