後藤羽矢子です。
まだアニバ気分ひきずってんのかって感じですが、10周年企画として、自分が過去にやったBLゲーのなかから、エロシーンベストテンを選びたいと思います。
BLゲーのエロシーンには2種類ありまして。
ひとつは攻略キャラとの恋愛の発展の末にたどり着く、いわばゴールとしてのエロ。
演出も幸せかつ神聖なムードを醸したりしていて、私はトゥルーエロと呼んだりしています。
もうひとつは、余興としてのエロ。多くはBADだったり、攻略キャラと想いが通じ合う前のエロだったりします。そしてこれらはバリエーションも豊富で、性嗜好を直撃する作りになっていて、男性向け的に言えば「シコれる」エロ。
今回は後者を重点に選んでいきたいと思います。
なので私の推しカプなどにはあまり連動していません。(多少はしています)
あと爆笑したという意味で評価の高いエロシーンもあったりしますが、そういうのも今回は除外します。あくまでも「心がシコれる」が判断基準で。
といいつつ、ランキング内にトゥルーエロも入ってたりしますが、それは私の心がシコれると判断したからです。
そして私の性嗜好による独断で選んだので、「なんであの作品が入ってないの!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そこはご了承ください。
では10位からいきます!!デレレレレレレレレレ……
第10位
神学校 オーガストBAD
オーガストから離れられないという選択肢を選んで、性奴隷堕ちするENDです。
神学校は世界観的に性への抑圧がすごく、そのぶん堕ちたときの心のどっぷり感がすごい。
「主よお許しください…!」と心で叫びつつ、オーガストに初めての挿入をキメられ、そこからアベルとのダブルフェラは最高でした…。マイケル完全にメスの顔になってるし…。
ちなみにダブルフェラのスチルは私が知る限りでは、この神学校といかれチンポ屋でしか見たことありません。
第9位
俺の下であがけ 樋口END壱哉さま受け
俺下は一部除いて総リバです。ただ、受けになったといっても、それは壱哉さまがケツにチンコを挿れてるというだけであり、あくまでも相手を貶め、屈服させるスタンス。
そうして樋口を落としたすえのEND。
しかし元々、樋口のほうがガタイもよく、花屋仕事で体力もある。
すっかりサカリのついた犬化した樋口に押し倒され、「中、ゴリゴリしてあげる…」とにじりよられる壱哉さま。この、なんとなくデカい犬を御しきれなくなった飼い主みたいな壱哉さまの戸惑いが大変エロかった。
第8位
大正メビウスライン 館林エロ
すいません。これトゥルーエロですね。というか館林のエロこれしかないし…。
愛し愛されの末のエロではなく、片思い中の京一郎があくまで「ご奉仕」という名目で身を捧げようとするのがエロかったし、フェラしながら告白するというのが斬新でした。あと私は情けないと思いつつも、館林が京一郎をはねのけることができずにアナルに負けてしまうところもエロくてよかったです。
いやこのシーン自体の主題はすごく神聖で美しいんですけど!こんなゲスい視点で楽しんでいる自分が一番情けないのかもしれません。
第7位
咎狗の血 源泉エロ
あ、これもトゥルーエロだ…。
これは、「息子のように思い」接していたアキラに対し、短いスパンでエロをキメてしまう源泉のスケベオヤジさと近親相姦風味が決め手でした。最初は後ろ抱きでアキラの気持ちをやんわりほぐすように愛撫していたものの、アキラがあったまってくるやいなやノリノリになって、アキラを上に乗っけてユサユサするとかオヤジの図々しさが冴え渡っていました。
このスチルのアキラの裸体のラインの美しさと、滅多に見せない戸惑いの表情がまたエロかった。
第6位
ラキドLHL ルキーノルート相互観賞オナニー
お互いを愛撫しあう相互オナニーはわりとありますが、相互観賞オナニーはあんまりありませんね。これがただのプレイの一環だったらシコ度低かったんですが、「我慢」が大きなファクターになっております。
大事な時期に一線を越えてしまったら、セックスに溺れてしまう…だからいまはオナニーし合って我慢しようぜ!という、この「一線越える前」というのが激しくエロ度をかきたてます。そしてジャンさんの「男のケツの穴見ながらシコシコすんの…?」言うどストレートな煽りが、なんていうか…逆に生々しい。
そのルートのENDではルキーノが見事選挙で当選していましたが、やはり「このあと滅茶苦茶セックスした」んでしょうか。そういう想像ができるところがまたエロかったです。
第5位
ラキドLHL ジュリオルートScrounge dog END
続けてLHLがランク入り。LHLはエロのバリエーション多くてシコ度高いんですよね…。
このシーン、じつは挿入までは果たしてなく、舐め合い、弄り合いに終始してるんですけど、何故かそれがエロい。挿れりゃいいってもんじゃないエロの奥深さが垣間見えます。
一緒にお仕事してるけど、休日にはふたりで部屋に篭って、お互いをアイスと精液でベットベトにする…。抑圧や我慢もエロファクターですが、そのすえの「解放」もエロのカタルシスがあります。
第4位
コイビト遊戯 廣瀬諒「笑う蛇」END
コイビト遊戯は総リバではなく、ルートによってところどころリバが発生するという仕様なのですが、これは幼なじみの廣瀬諒がメス化するENDです。
廣瀬は茶道の家元の生まれで、自分も茶道をやっていて、着物着てお茶を点てている廣瀬を見て裕太が「諒は少し女性的なところがある」みたいなことモノローグしてましたので、元々メス因子は彼のなかにあったのかもしれません。
それにしてもその堕ちっぷりがすごい!
いままで見てきたリバで、ここまでメス堕ちしてるのは彼ぐらいだと思います。
またそれをさらに引き立てる平井達矢さんのメス演技…。「ねえ…乳首噛んでええ…」とねっとりねだるその演技プライスレス…。
本来リバ嗜好はあまりない私ですが、優等生の男子がここまで「堕ちる」という一点に激しくエロを感じました。
第3位
Lamentoバルドルート 発情期エロ
トゥルーエロではなく、その前段階の発情期エロシーンです。
これに関しては過去何度も書いてるので「もう聞き飽きたよ!」って方もいるかもしれません。
田舎から出てきた世間知らずのコノエたんを発情期の解消の大義名分のもとペロッと食べてしまうおじさん…。
まあライさんのときも流れは同じではあるんですが、バルドのほうが享楽的というか「どうせだから楽しもう!」みたいなノリがスケベ感を煽る。
コノエたんもまた、戸惑いながらバルドに身を任せ、初めてなのにヨダレ垂らしながら感じまくってるところがまたエロい。
男性向けエロにある「初めてなのに感じちゃうぅぅぅぅぅっ」というのを見るたびに「いや…それはない…」と無粋に思ったりしていた私ですが、「初めてなのに感じちゃうぅぅぅぅぅっ」がこんなにいいものだとは…と新たな発見をした気分になりました。
第2位
DRAMAtical Murderリコネ ミンクルート
あ、これもトゥルーエロだ…。なんだかんだでけっこう多かったですね。
ドラマダ本編ではミンクさんとのエロはレイプしかなかっので、2作品を跨いだ、本当の意味のトゥルーでありますね。
これはもちろん「我慢」がエロファクターであります。
ミンクさんの蒼葉ちゃん2週間放置プレイはあまりに高度すぎるし、その間にふつふつと溜め込まれた想いと欲望が、切ないというよりはエロく感じてしまった。
「あんたとしたい」と言う直截的な台詞もBLゲーではわりと珍しいし、その後のキスすら愛撫まで蒼葉ちゃんが全身全霊で悦んでいて、カタルシスは随一だと思います。
そして挿入キメられたときのエロ顔が素晴らしい。スチルがアップになったときに、アヘ顔と乳首がワンフレームに収まる構図も絶妙!そしてミンクさんの尻がでているところもポイントが高い。意外と攻めの尻が出ているスチルって少ないんですよね…。
しかしこれすっごい萌え切ないいいシーンなのに、何故か私は脳内でシコれるフォルダに入れてしまっている…。すいません。
そして第1位は!デレレレレレレレレ…
第1位
Lamento フラウドBADEND
すいません。これも過去に何回も書いてますね…。
これはもうなんといってもNTR!!
ライさんとコノエたん、お互いにもう好きになっているというのに、それを自覚できていないじれじれしたふたりを、一気に冥府魔道に叩き落とす凶悪エロ!
床に縫いとめられ這いつくばるライさんの目の前で大開脚で犯されるコノエたん…。フラウドの緑のチンポのヌラヌラした質感がいい。あれ緑なせいで性器認定されてないのか、フラウドのブツじたいにはモザイクかかってないんですよね…。
フラウドの尻尾でコノエたんの尿道を責め、コノエたんの尻尾でアナル二本挿しをキメるなど、思いつく限りの暴虐。そして喜悦注入で涙と鼻水たらしてアヘるコノエ…。
いやあー、やっぱりNTRはアヘらないとね!!!
仕上げにコノエたんの精液をライさんにぶっかけるという念のいりよう!ふたりの絆も、ライさんの高潔も、すべてを破壊し踏みにじる、素晴らしいエロでした。
精神にクるという意味での破壊力は、リコネウイトリのほうが上なんですけど、あっちはドン鬱すぎてシコれないという差し障りが…。
こういうのの匙加減というのは本当に難しいものですね。
そんなわけで長々と書きちらしてしまいました。
なんとなく自分の性嗜好が露呈したようで恥ずかしいですが、自分の好みなどを再確認するのもいいんじゃないかみたいな。
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