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2014年10月 4日 (土)

PigeonBlood 美作ルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

PigeonBlood始めました。

とりあえず1ルートだけ終りましたが、だいたい共通ルート含めて9時間ぐらい…?オートにしたりしなかったり、途中で休憩も入れたので正確にはわかりませんが…。

感想は一言で言えばピルスラだな~!!!という感じ…。

パッケージの裏にあらすじが載ってるんですが、それが

「主人公の甘さと親切心が招き入れてしまった4人の賓客。あっという間に本性を剥き出した彼らは厄災そのものだった…」
ってBLゲーのあらすじじゃねえ!!

しかも執事による攻略キャラチェックみたいなものもご丁寧に載ってて、それによると

美作「最悪です。人間のクズでしょう

橘「粗暴な不良です。橘家のごくつぶしでしょう

雪ノ宮「一見常識がありそうに見えますが、ろくでなしに決まってます

水沢「チンピラにしか見えません。水沢家の令息というのも疑わしい」

と、もう辛辣を通り越して毒が滴ってます。

実際体験版をやると、その通りとしか言いようがないんですが…。

そういえば「攻略キャラ全員バカ」というのがビタミンXの謳い文句でしたが、「攻略キャラ全員クズ」というのはある意味斬新なような…。

こんなクズたちがどうやってラブを築き上げていくのか…そこが一番興味の惹かれるところでした。

以下おりたたみー。

とりあえずざっとしたあらすじは、体験版の感想を参考にしてもらうとして。

例のデスゲーム開催が決まり、執事もガレージから脱出。すでに怒り心頭な執事ですが、和樹からデスゲームするから彼らは一ヶ月滞在すると聞かされてハアァ!??状態。そりゃそうだ。
和樹はエロ動画で脅されてることを執事に知られたくなくて、その部分を省いて説明してるのですが、それだと説得力に欠けること甚だしく、執事も「なんでそんなことしなきゃいけないんですか!」「警察を呼びましょう!」と至極真っ当な案を提示。

そこを当主の権限で無理やり押し通し、執事も不承不承したがいます。
かくて和樹の地獄の夏休みがスタート。

とりあえず隠されたSDカードを探して屋敷をウロウロしてると誰かとバッティングして、フラグが立っていくと流れを数日やります。
フラグと言ったって基本的には嫌な目にしか遭わされていなくて、一日が終るたびに和樹がどんよりして、こっちのストレスまで溜まっていきます。

和樹というより私自身があいつらにビクビクしてしまい、選択肢が出ると、彼らの機嫌を損ねないような選択ばかりしてしまいました…。
おかげで誰かを狙うという考えはまったくなく、むしろ誰も狙いたくない!って感じだったんですが、いつの間にかふわっと美作ルートに入っていました。

美作はメンバーの中で一番サタニックな男で、和樹が全然自分らを殺そうとする気配がないことに不満をもち、和樹を発奮させるという名目で、和樹の怒りを煽るようなことばかりします。
実際和樹は、日々のんびりとSDカード探すぐらいで、殺す気はまったくないし、第3の逃げ道を探すこともしていません。
でもこのへんはなんかわかる…。
青年誌あたりの漫画だったら、主人公は殺すことになんの躊躇もなく殺人計画をバリバリ練ると思うんですけど、やっぱり現実にはその一線を越えるというのはなかなかできないものだと思うです。
そしてなんの策もなくズルズルしてしまってるのも、実際のいじめられっ子によくある精神の磨耗と感覚の麻痺って感じでリアリティはあるんですが、そのぶん生々しく、ストレスフルです。

そうこうしているうちに、庭に鳥の惨殺死体が落ちているようになり、さらに二匹の飼い犬まで惨殺される…。

そうなんです。美作ルートに入ったあたりから、作品の空気は館ものデスゲームから伝記ホラーへとシフトしていきます。

まあ伝記ホラーっぽさは序盤のふなうちの儀式とかそういうので前フリはあったんですけど。

このあたりからゲームのことはうやむやになり、「このゲーム終わりにしてあげる」と美作が言い出し、SDカードを破壊。和樹がホッしたところに酒に薬を仕込み、まんまと単独レイプ。いままでオナニーすらたまにしかしなかったという和樹は、美作のテクに翻弄され、自分から「もっと…」などとおねだりしてしまいます。

で、予想してたことなんですけど、今度はその姿をスマホに撮られ、それをネタに脅されます。あいかわらず要望は「和樹を自分に殺させること」なんですけど。

しかしそれも、山中で女性の惨殺死体が発見されたことにより微妙にうやむやになっていく…。ていうかゲームというギミックの使い方がちょっと悪い…。イグラ並みに悪い。

表向きゲーム終了のお知らせだし、殺人事件は起こるしで、水沢と雪ノ宮は退場。
橘は殺人犯ぬっ殺す気マンマンで滞在続行。

とにかく桐嶋家では古くから祠で鬼を封印しており、ふなうちの儀式はじつは兄の弔いではなく、じつは鬼を封印継続するための儀式で、和樹がレイプ未遂された夜、うっかり儀式を忘れてしまったせいで、鬼が出てきてしまった…と。

途中、突然出てきた、自称さすらいのシャーマン大森と一緒に、当主にしか開けられない秘密の部屋に行き、鬼退治の刀ゲット!このへんBLゲーであることを忘れる…。
しかし大森はお調子者キャラは、一服の清涼剤でした。

で、チラチラと、美作に鬼が憑いてるような伏線があって、ああ…鬼になってしまった美作を和樹が殺して美作の悲願も叶うという悲恋系BADENDか…と思ったけど、そうでもなかった。
いやそういうENDもあることはあったんですが、完全にホラーメソッドだった。

BADを回避すると、人間を食っていない美作はまだ完全な鬼ではないとのことで、和樹の刀は効かない。でも大森の持ってた刀であっさり鬼が祓えました。
このへんな~!あっさりしすぎ~!
で、橘を怪我させるし、美作自身も傷を負って、警察沙汰になった(執事が通報した)んで、美作は東京に帰ることに。

この頃には和樹の心はすっかり美作の虜になっており、何がどうなってっていうかほぼストックホルム症候群なんですが、取っ掛かりがそれでも貫き通せばモノホンの愛になります!
で、お兄ちゃんの墓の前で別れ際の一発キメてたら、鬼(どう考えてもお兄ちゃん)が出てきました!!!
うっかり鬼退治の刀を手元から離してたため、鬼の足元に刀がある状態。
「俺が囮になる」と行って鬼の前に駆け寄り、自ら鬼に腕を食わせる美作。
なんとか刀を取り戻し、鬼を倒すものの、美作の左腕はちぎれ、その美貌も左半分がぐちゃぐちゃになってしまいました。

ー…やっぱりクズが幸せになるためには、これぐらいの報いがないと…。

2年後、外国のプライベートアイランドで世捨て人生活を送っている美作のところにクルーザーでやってくる和樹。

サタニックな自信は消えうせて、すっかり自暴自棄になっている美作、しかし2年の間に大きく成長した和樹はまっすぐに美作へ「好きです」と言う。

ここはかなりジーンとなった…。ラストの抱擁も美しい…。HAPPYENDとして納得もいきます。

シナリオはちょっとモタモタした印象があるし、やっぱり序盤のゲームの使いどころが微妙…という感じなんですが、もしかしたら他のルートではゲーム設定が活きてくるかもしれないし、とりあえずフルコンプしてから評価します。

まずはクズを一人浄化…みたいな気分になっています。
次は誰にいくのか…まだ決められていません。

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コメント

PigeonBlood体験版をパソコンが受け入れてくれなかっので様子見なのですが…友人からは『クズ過ぎてBLじゃねえ、愛が無い』という声が多く、気にはなっているのにあと一歩を踏み出せる何かが足りないというモヤモヤしています…

ご感想楽しみにしています。

あ!それとアニメイトで紅雀さんのポストカードが配布されていました、ご報告迄に…

投稿: sea | 2014年10月 4日 (土) 17時52分

ピルスラのゲームはたまにそういうことありますね。私も神学校のFDが現パソでインストールできなくて旧パソにいれましたし…。
PigeonBloodは賛否両論ですねー。でもこういうカラーのブランドがひとつぐらいあって欲しいなと思います。

投稿: 後藤羽矢子 | 2014年10月 7日 (火) 22時50分

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