大正メビウスラインPSP 千家特典SS 感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
届きました。大正メビウスラインPSP。超絶久しぶりにPSPを充電し、立ち上げたものの、操作すらおぼつかないほどいろいろ忘れきってました。
メビウスラインの前は咎狗が入ってました。ほとんどホモ専用PSP。
それはともかくプレイ始めたものの、まだ序盤。パソでやるのに比べるとほんのり時間かかりますね。とにかくコンプまでには少し時間がかかりそうなので、先に特典SSの感想でも。
私は今回、千家SSと、風邪をテーマにしたキャラ全員ぶんのSSを選びました。
千家SSのほうは「白の装束」がタイトルで、ツイッタでローザさんがテキストのチラ見せをしていたのですが、千家が呉服屋呼んで花嫁衣裳を作らせる…ということがわかって、私はなんっの迷いもなく、「ああ、千家が京一郎に着せるんだな」と思い、多くのフォロワーさんも同様のことを思ったみたいです。
だって、ほら、馬一頭買えるようなお値段の張り型を京一郎のケツに入れたりするような千家さんですから、これぐらいの酔狂は全然おかしくないと思ったのです。
しかし違いました。
かなり度肝を抜かれる話になっていました。
以下おりたたみー。
花嫁衣裳作ったのは、本当に千家が結婚するからでした。
もちろん寝耳に水の京一郎。ショック受けつつも、世間的に千家のような身分の人間が結婚しないとかありえないし…と自分を納得させようとします。
そして千家とは部下という立場、もしくは呪詛緩和剤に徹しようと自分に言い聞かせる京一郎。
この物分りよすぎる京一郎が可哀想すぎて辛い。といっても感情が押し殺せるはずもなく、伊織の名前を呼びながら部屋の真ん中でうずくまる京一郎に泣けた…。
そして花嫁が式を終えて嫁いできたわけですが、じつはその花嫁は千家の姪でした。
千家姉が死ぬ間際に産んだ子供だったのです。
生まれながらに呪詛を受けて障害をもった娘は他家に養子に出されていて、戸籍上の繋がりはないから叔父と姪でも大丈夫でしょうが、その娘、千家にクリソツなんですよ!
自分にクリソツな花嫁って…インモラルだわ~。やばいわ~。
その娘は誰ともわからん男にやられてて妊娠しています。生まれてくる赤ん坊と姪を守るために、千家は結婚したのでした。
私は今回のSSを読んで、ひそやかな感動と、それを上回るムラムラを感じました。
千家は生まれてくる子を自分の子として認知すると言って、京一郎も、千家の血を繋ぐ新しい命の誕生にウキウキしてて。
でもこれはほとんど精神的に「ふたりの子供」認定ですよ。
そして人形のような少女の前でキスする二人には、若干の寝取り成分を感じますし、これまでさんざん不倫ぽい不倫ぽいと言ってた館林を追い越して、書類上の不倫に突入してしまった千家と京一郎!
美しさと背徳感が絡み合ってなんともいえない気分になりました…。
生まれてくる子供も千家にそっくりなんだろうな…。
できれば男の子がいいな…。
子供が生まれてくる頃にはふたりは出征してるとのことですが、無事生還して子供を抱いてあげられればいいな…とかこっちまで夢が膨らんでしまいました。
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