大正メビウスライン 館林ドラマCD感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
遅くなりましたが、館林ドラマCDの感想です。
発売から二週間以上経っているので隠しナシでいきます。
ジャケ絵は学生服の京一郎と夜会服の館林と白い虎ちゃんです。京一郎の学生服姿は本編でもなかなか出てこないのでレア感あります。
お話は仕事に出かけようとする館林と馨に無頼漢が斬りかかろうとし、それを京一郎が庇うところから始まります。
幸い怪我は軽くで済み、馨に手当てをしてもらう京一郎。それにしても館林隊、薫は亡くなり、お色気人妻軍人の時任さんは退役し、雄馬さんは五本刀の館で療養中…実質二人きりになってしまったのがなんとも寂しい。
しかし京一郎が先々入隊予定ではありますが。しかし帝大から軍の学校に編入って、そんな情報本編にあったっけ?ていうかENDで普通に帝大を卒業してたような気が…。
ま、いっか。
館林たちに斬りかかって行ったのは「皇道派」を名乗る天司様原理主義のテロ組織。ちなみに私いま公式サイトで確認するまで「行動派」だと思っていました。だって音だけだとそう聞こえるし…。確かに行動してるし…。
それはそうと、馨と京一郎がずいぶんと打ち解けてるのがなんかほっこりします。薫のときとはまた違う、同年代の対等の友人という感じです。
そういえば、薫にレイプされるENDでも馨は京一郎とやらなかったし、たぶんその後監禁陵辱の日々も、馨は一切ノータッチだったんだろうなと思います。そういう一線引いた関係というのもいいものですね。
怪我をした京一郎を館林は自分の館に置き、仕事としての夜会に出かけます。
夜会の話が出たときに、私は館林が京一郎を同伴させるのかと思って期待したのですが、そんなことはなかった…。京一郎は爺やさんと一緒にお留守番、シンデレラ状態です。
夜会は、きなくさい世情を反映して、ご婦人がほとんどいない閑散としたものに。これは男同士のダンスがくる伏線では…!と思いましたが、そんなことはなかった…。もう私はBL脳になりすぎている…。
そこでの館林と馨の雑談…「館林様がご婦人と踊るのを想像してか京一郎が複雑な顔してましたよ」みたいなことを言う馨…。馨は特典SS&CDで、京一郎と館林が執務室でお楽しみなところをバッチリ目撃しているので、二人の関係は認知済みですが、館林はそのこと知ってるのでしょうか…。
しかし「お前最近人が悪いぞ」と返していたので、まあ関係に気づいていることは知っているのだろう…。
それにしても馨が言う、自分たちは元々性格にもそんなに差がなかった、暗黙の了解のうちにそれぞれキャラを演じ分けてたという話には少し切なくなりました。
そんな話をしているうちに、夜会に皇道派の一味が乗り込み、会場を占拠します。
帝都の街にもあちこちでテロが起こり、電気は切れ、道々は封鎖されます。
夜会に来ていた要人らとともに人質にされる館林と馨。丸腰であるため反撃の糸口もつかめず臍をかむ馨に、館林が「少しの間目隠しになれ」とい館林。
皇道派の目を盗み祝詞を唱える館林…。館林さんの祝詞はめったに出ないから痺れるわー。
一方テロの報を聞くも、どうすることもできずに悶々としてる京一郎のもとに、白い虎ちゃんが現れて京一郎にスリスリします。
館林が送った使い魔だということをすぐに理解した京一郎は、早風と名乗るその虎ちゃんの導きで館林のいる屋敷へと走ります。
私はてっきり京一郎が虎ちゃんの背中に乗って飛んで行くのかと思ったら、虎ちゃんの後ついて走っていた!まあ風の力でほぼ飛んでいましたが。
そして虎をお供にしたシンデレラが窓から参上!
爺やさんに持たされた薫の剣を使い、馨と一緒に死霊召還の術式を成します。
ここがじつによかった…。薫が死んで以来めっきり異能が弱まっていたという馨ですが、今後は京一郎と二人で館林を守れるだろうな…。
夜会を占拠してた皇道派をぶちのめして、とりあえず京一郎を空き部屋で休ませようとする館林。一応この屋敷は館林の名付け親である、古くからつきあいのある人の家なのですが、しかしいくらそうでも、セックスまでしていいのものか…と思いました。
ええ、始めるんです。セックスを。
しかも「今日はお前の望むようにするからして欲しいことを言え」とか言う館林。
私は常々思っていたんですが、京一郎のようなタイプって、相手がわりとヘタなセックスしても「相手に恥をかかせてはいけない」と、感じてるふりとかしちゃいそうじゃないですか。
実際館林は、初回や特典SSでかなり雑なセックスしてるんで気になっていました。
館林のほうにもそんな懸念があったのでは…とつい穿った見方をしてしまいます。
戸惑う京一郎に「命令だ。淫らになってみせろ」と言う館林。
そこでようやく枷がはずれて京一郎はノリノリになります。
この京一郎がどエロ過ぎて…まさに淫乱聖母状態。
「乳首噛んで」「こっちも」とか「口でして欲しい」とかのおねだりも、無言で口が半開きになるほどの破壊力でしたが、しまいには「イク直前まで指マンされて、イキながらハメられたい」(意訳)などと言い出し高度なプレイ要求すんなー!と感心しました。
それにしっかり応えてあげる館林。このハメられながらイッてる京一郎の泣き喘ぎが本当に素晴らしかった…。
さらに「突いて」とか「大きい」とか喘ぎ漏らす京一郎に、私は完全に館林のほうに同調してしまい、京一郎クソ可愛いいいい!とかなり興奮してしまいました…。
そんな感じでエロシーンに限ってはこのCDが一番萌えたような気がします…。
堪能しました…。
今回は不倫感はそれほどでもなかったのですが、京一郎の貞淑妻と淫乱ぷりのギャップが楽しめました。
そんなわけでドラマCDコンプリ!どれもとても満足のいく出来でした。
これでとりあえずラブデリ怒涛の派生攻撃は一段落ついたわけですが、次からはPSPの移植もありますし、まだまだいろいろありそうで楽しみです!
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