NO THANKYOU!!! マキルート感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
マキルートのスチルが非表示になるバグは、設定で体毛をオンにすれば直りますとの情報をいただき、仕方なく体毛オンにする。
ううっ…。ケツ毛が…ケツ毛がびっしりだよおおお…。
まさかBLゲーでケツ毛を拝む日がくるとは思いませんでした。
いや本当はみんな描写してないだけでケツ毛が生えてるんだ…。そういうものなんだ。
蒼葉ちゃんだってきっと青いケツ毛が生えてるんだ…。
へへへ…。
と、少し遠い目になったりしました。
以下おりたたみー。
マキさんは、厨房を任されているシェフ。
マッチョで北欧系の見た目、そしてものすごい無口。
ハルがせっせとアプローチしても、すべて「……」でスルーしていきます。
黒沢は嫌っているという表明ありきのガンスルーでしたが、マキちゃんのは、相手にするのがただただ面倒くさいという意味のスルー。
テキストではすべて「……」ですが、実際の音声では「あー」「んー」「ふぅん」「んむー」「うー」など使い分けております。
声優さん楽やな!と一瞬思いましたが、こういう微妙な演技をするほうが大変なのかもしれません。
もちろんすべてに無反応というわけでなく、ネグレクト幼女にフレンチトーストを作ってあげたり、優しさはちゃんとあります。
しかしハルはマキののれんに腕押しな状態にイラついてきます。
琉に無視されるのは平気なのに、どうしてマキちゃんだとイラつくんだろうとか考え、それを確かめたくてさらに接触。そんなハルがうっとおしいのかマキちゃんが「そんなにやりたければやれ」とぞんざいに体を提供。
普段のハルのセックスはものすごい丁寧で、相手の反応を探りつつ進めますし、基本的には相手の快楽優先です。
しかし後ろ向きになってケツをつきだすマキちゃんの、あまりにもマグロな反応にハルは苛立ち、かなり乱暴で自分本位なセックスをしてしまいます。「全然気持ちよくない」と後味の悪さばかりが残ります。
しかしこんなことをしても、マキちゃんは怒らないし、気にしてもいません。
いい意味でも悪い意味でも、自分はマキの関心の外なのだとハルは思い、「オレはマキちゃんが嫌い」とマキに言いますがマキは「そうか」と返すだけです。
もちろん大人の集団ですので、そういうことで気まずくなることもなく、またハルもめげない性格ですので、隙を見てはマキに「お母さんっぽいご飯」をおねだりしたりします。
相手の部屋に入ったらエロフラグ──は今までのルートを経て学びました。
マキちゃんの部屋に入ってご飯をゴチになり、こないだ痛くしちゃったお詫びにと、ハルはマキにフェラチオを敢行。
このときにマキのちんぽの執拗な描写が入りますが、白人特有のフル勃起しても、カチカチにならない弾力性とかの描写が素晴らしい…。
「アクロバティックな体位も難なくこなしそうな汎用性の高いちんぽだ。女の人相手ならガンガン突きこんでもダメージや痛みが少ないだろう」とマキのちんぽを握りながら冷静に分析するハル。
このへんは妙にぶぶっとなるっていうか、男性的なリアルさがある…。
男にとってのセックスは、ある種戦いなんだなと思わせられます。
持てる力のすべてを駆使してマキのちんぽをしゃぶるハル。
あいかわらずこのへんのバキューム音がすごい…。
そういえばハル役の古河さんが、キャストコメントで「チュパ音のやりすぎで指がふやけた」と言っていたなあ…。
そうして面倒くさそうだったマキも見事射精します。
このときはフェラだけで澄ませ、その後どうしてもマキの心の裡に入りたいハルが「セックスしよう!」と告白。
それが告白かよって感じですが、それがハルの決め台詞なんで…。
その後、何回もエロシーンがありましたが、基本マグロ気味なのは変わりません。でもそのなかでほんの少しよさそうな変化も見て取れたりして、そのへんが楽しかったです。
個人的に好きなのが浴衣青姦のシーンでした。
描写が本当に生々しいっていうか…。立位でやってたんですが、突き上げるときに感じる直腸壁向こうの内臓の重さとか、だけど解剖学的にリアルなわけでなくちゃんとエロスも感じられます。
その後イロイロありまして、ラストはハルとマキのガチバトルになります。
ここがじつに素晴らしかった!すごい理にかなった戦闘描写だし、あんなにセックスした相手なのにキレッキレの殺意を向けるハルが、怖いし面白い。
しかし、ここはスチルが欲しかったなー!
全体的にエロ以外のスチルが少ないんですが、こういう盛り上がるところはスチル欲しかったなー。
ラストシーンはかなりブチッとした終わり方なんですが、この感じは決して嫌いではない。
なんか相米慎二の映画みたいで。
このルートも好きなんですが、もっとハルのこと掘り下げて欲しいという欲求がどんどん湧いてくるのでした。
次回は大トリのオッサンルートです。
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