NO THANKYOU!!! 秋山博之ルート感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
NO THANKYOU届いたのでさっそくプレイ。
現在、秋山博之ルートをクリア。
初回クリアまではだいたい8時間くらい…かな。
システム周りはとっても快適。
ウインドウに余計なものが一切ないのも、スチルが広々と見られてよいです。
ボイスコレクションもしっかり装備!
もうボイコレは今後すべてのBLゲーが装備すべき機能だと思います。
設定の体毛オンオフ機能は、ご丁寧に「すべてなし」「すべてあり」「陰毛のみあり」と選べます。
私は陰毛のみありに設定しました。
以下おりたたみー。
お話をざっとあらすじると。
冒頭、車に轢かれそうになった男を助けたことで記憶喪失になってしまった主人公。
助けてもらった男──乾浩一が、そんな主人公に恩義を感じ、彼に当座の住居と職を確保してくれる。
職場はsotanoというバー。そこでバーテンとして働くことになり、ハルという呼び名もいただく。
明るくおバカなハルは、元気に働きつつ職場の人間と親交を深めていく。
やがてその店がただのバーではなく、裏稼業として荒くれた探偵業をやっていることを知る。
ハルもそこの一員になり、いくつかの事件に関わっていき…やがて──みたいなお話。
ハルのCVは古河徹人さん。馴染み深い名前ではないものの、どっかで見た記憶が…と思ってたら紅天の宗也だった!紅天ラジオではパーソナリティもやってたなあ…とにわかに懐かしい気持ちに。
それはともかく明るくおバカでセックス大好きのハルさん。
テキストは彼の一人称で進んでいくのですが、従業員紹介されたときも、「程よい肉付きで血色もよくおいしそうだ」などと捕食者の目で値踏みしています。
ていうか記憶喪失なのに、自分がホモということは覚えてるんだ…。(キャラ紹介によれば、バイセクシュアルだそうです)
ところでハルは能天気バカのようにふるまい、周りもバカを見る目で接しているわけですが、彼がバカでないことは、少しプレイしていればすぐにわかります。
彼の人間観察眼は非常に鋭く、周りの人間たちの言葉の裏や機微などにとても敏いのです。
記憶喪失などという出だしから普通ではないし、何か大きなどんでんがあるに違いないとワクワクして進めました。
とりあえず最初に狙ったのは、メンバーのなかでは一番年が近いであろう22歳の好青年、秋山博之くん。ハルは最初彼に「茶髪くん」という脳内あだ名をつけてましたが、うっかりそれを口にだして「茶髪くんはないだろ…」と言われたため、「ひろし」という呼び名にシフト。
以降ラスト近くまでずーーーーーーーっと「ひろし」と呼び続けます。
博之くんは、とっても面倒見も人あたりもよく、けれどこの稼業に身をおいているワケアリな過去もありで、なかなかキャラ的にコクがあります。
なんせ声がカワイイ!
CVの、うえむらかずやさんは初めての出会いですが、なんなんですか!この逸材は!
普通の喋りも可愛くてすごく好みの声ですが、エロのときが素晴らしかった…。
それについては後ほど。
お話は、バーのオーナーであり、この稼業の元締めである、おっさん──乾が命を狙われる事件と並行し、キャバ嬢ストーカー事件や、ネグレクト母親捜索事件などの案件を片付け、さらにスナッフフィルムと麻薬をバラまいてるヤクザ組織などが噛んで来る流れになっています。
お話じたいは面白いのですが、なんかシナリオの場面のつなぎとかが、ぎくしゃくしてるなーと思うところがあって、「まあ複数ライター制だとそういうこともあるか」と思っていたのですが、そのへんの謎は二周めに入ったときにわかります。
博之くんとせっせと行動を共にしているうちに、博之くんのアパートにお邪魔することになったハル。嬉しさのあまりつい博之にキス。ノンケかつ童貞の博之は当然びびりまくります。
それまでも博之のケツを触ったり、尾行をデートと言い張ったりとセクハラは日常化していましたが、全部それらを冗談で処理していた博之くん。
博之を押し倒して手コキでイカせるまではしましたが、そこから先に進もうとして博之の本気の拒絶を感じて引くハル。ハルは傍若無人のように見えて、慎重に相手の出方を探ってるのです。押せる局面では押し、引き際はあざやかに。このへんのリアルさがいい…。
とはいえ水商売の世界でやっている大人な博之なので、そんなことで気まずくなることもなく、懲りないハルがセクハラなどしても「掘られなきゃいいや」ぐらいのスタンスで親交は続きます。
その後もハルの押したり引いたりが続き、とうとうセックスを許してしまう博之くん。
そしてお待ちかねのエロシーンに突入したわけですが…これが凄かったー…。
のっけから四つんばいになった博之くんのケツを割りひらいているスチルで、アナルが丸見えです。ていうかアナルにモザイクかかってない!!
男性向けでアナルにモザイクかかってないのはたまに見ましたが、女性向けで見たのは初めてです!いけないものを見てしまったようなキョドりが私を襲う!
そのアナルに顔を近づけ匂いを嗅いだあげく舐めまわすハル!
とにかくエロ描写は生々しく、ねちっこく、フィジカルです。
私はいまアナルと表記しましたが、ハルの一人称では「尻穴」「お尻の穴」「肛門」「ケツ」です。「窄まり」だの「菊座」だの「後孔」だのそんな生ぬるい表記はしません!
性器に至っては「ちんぽ」一択です。すべての表記が「ちんぽ」オールちんぽ。
そしてセックスが盛り上がってくると、ちんぽから湯気がたつ!!!!
いや、男性向けエロ漫画ではわりとよく見る描写ですが、女性向けでちんぽからたつ湯気を私はどう受け止めていいかわからなくて、思わず爆笑してしまいました。
さらに挿入してピストン運動ばかりの状態になると、テキストもいさぎよく擬音のみの世界になり「ずっ…ずぶっ!ぬぐっ…ずぶっ…ずぶぶっ!」と濁音多めのテキストが延々と続きます。
そして喘ぎ声もえらいフィジカルで、キス音もチュピチュパなんて可愛いものではなく、「じゅっっじゅばっじゅびじゅばっ」という感じのバキューム感です。本当にソバを激しく啜ってるような音なのです。
そして何故か音声としての喘ぎ声とは別に、BGM扱いの喘ぎ声があり、台詞がなくテキストだけのときでも延々と喘ぎは続いているのです。
スチル、テキスト、音声が三位一体となって、プレイヤーを逃げ場のない状況に追い込んでいきます。
しかもこんな特農のエロシーンが、1ルートに8回もあったんですよ!!
これは本当に私がいままでやったBLゲーのなかでは最多のエロシーンです。
ちなみにエロスチルは13枚ありました…。
しかしこのエロシーンがフィジカルすぎて萌えないかというと…けっこう萌えた。
BLゲーというとだいたい1ルートでエロ2回ぐらいが平均ですが、それぐらいだと一回のエロシーンにいろいろぶちこみすぎて、初回からイキまくりだったり飛ばしすぎ感が否めなかったりしますが、8回もあると、開発がゆっくりというか、最初はケツでイケなかった博之くんも、自分からケツで感じようとし、やがて乳首も感じるようになり、最後にはドライをキメてアヘアヘになってて、その成長が胸熱なのです。
しかし決して恋愛の空気には持っていこうとしないハル。
その理由も一周めをクリアしたらわかります。
とりあえず、まだいろいろわからないことがあるのでフルコンプ目指します。
エロこってりだけど抜きゲーではなく、ちゃんとストーリーもあってオススメです!!
| 固定リンク
コメント