帝國祝詞大全 感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
今日は時雨さんの誕生日ですね!公式に誕生日SSがあげられていたのでさっそく読む。
可愛いお話とほのぼのしてたら、松本さんからチャットで「臣さんいたんかい」と…。
あ…。そういえば、星を読んで時雨の誕生日調べてくれたんだから、当然二人の会話を聞いてたわけですよね。その場にいたのかそれとも得意の覗き見をしていたのか…。
時雨と京一郎、抱き合ってキスしてたので、その場にはいなかっただろう…とは思うのですが、京一郎もなあ…。サントラ特典SSで、臣さんがいるのに時雨押し倒しておっ始めてたから…なんともいえません。
「もう慣れちゃったのかしら」と私が言うと「そうなんじゃない。大家族の嫁みたいな。プライバシーとか気にしていられないっていう」と返す松本さん。
それだ!!
まさにそんな感じですよね。五本刀と京一郎。まあ初体験から監視されてたら、もうどうでもよくなってしまうのかもしれません。
京一郎と時雨の年齢差もわかったし、短いながらも美味しいSSでした。
そして時雨の話題つながりで祝詞CDの感想へとなだれこみます。
祝詞のことについて調べている京一郎が、祝詞を使う人たちに聞いてまわるという構成です。
皆さん、京一郎に聞かせるために唱えているわけですので、少々かしこまっております。
ミサキの真壁召還なんて本編だとすげー気がぬけた雑な唱え方だったのに、ちゃんとキリッとした感じで唱えています。
ひふみ祓いは本編だと京一郎の腕に千家の左腕を接ぐシーンで唱えていたので、すごく辛そうに唱えていたので、普通に唱えるとけっこう印象違うなーと思いました。
祝詞といえば時雨。時雨は一番の見せ場がどっちのルートも術発動シーンですので、祝詞も一番カッコイイ。しかし「なべて満ちたまえ」と聞くといつも、具が満ち足りた鍋が脳裏に浮かんでしまう…。私の貧困な想像力…。
館林さんはそもそも本編で祝詞を唱えるシーンが少ないので、このCDでいっぱい唱えてくれてよかったです。
しかし館林さんが一番「京一郎に聞かせるために唱えてる感」が強いですね。
冷静っていうか。
それにしても祝詞の効用がトラックタイトルになっていて親切仕様ですが「頭痛を軽減させる。」にはちょっとブッてなりました。私も今度頭痛いときこれ唱えよう…。
双子たちのターンが一番長い!薫と馨と、二人一緒の3バージョンだから…。しかし薫と馨の演じ分けがすごいわー…。
二人とも「顕成る哉」の言い方が軽くて可愛い。
んで千家さんですが…。
他の人たちが「聞かせるために唱えてる」のに、千家さんだけなんか本編なみのテンション。しかも唱える前に刀抜いてたし…。きっとポーズもキメッキメだったんだろうな…。
そんないつでも全力でマジな千家さんが好きです。
その後、京一郎の例の息継ぎをいつしていいかわからない、聞いてるこっちが息苦しくなってくる長い祝詞を唱えたりして、祝詞編はおしまい。
その後、WebSSを音声化したドラマのターンに入りましたが。
これもいろいろ工夫があって面白かったー。
時雨編、ハッ!そういえばこれも臣さん覗いてる!京一郎も別に全然慌ててないし…。すっかり日常化してる…。そういえば紅天も性生活筒抜け系だったなあ。やっぱり大家族はしょうがないのでしょうか。
館林さん編、いきなりエロがあってびびった!あの不倫ムードがついに音声化!京一郎しっとりエロい…。事後の余韻でうっとりしてる京一郎に仕事でしばらく会えないとローテンションで言う館林。それに合わせて、モードを切り替える京一郎に「何で寂しがらない」と思う館林がめんどくせえぇぇぇ~…!いやこれが館林の味だから…。好きなんですよ!このめんどくささ!他の攻略キャラさんたちが、時雨もミサキもストレートだし、千家もあれはあれで素直クールだし、このじれったさは館林だけが醸せる味わい!
千家編はなんと朗読仕様!
朗読…ちょっと恥ずかしいというかムズムズする…。しかしラブデリ以前にも朗読CD出してたし、朗読好きなんでしょうか。
まあでも、対千家の京一郎のちょっとツンなところと、朗読のテンションがうまい具合に噛み合ってていい塩梅でした。
ミサキ編は甘ったれ京一郎が突然ヤンデレの気配漂わせてびびる。
ヤンデレとは違うな…。ほのぐらい色気というか…。いつも甘ったれ京一郎だからこういう一面もまた新鮮です。それにしても本当にミサキは万能おかんだなー。
ボーナストラックは千家京一郎の祝詞詠唱。
千家京一郎さん、口調がすごい千家入ってるんですけど…。千家のりうつってるよ完全に…。
しかし私じつは鯱矛太郎さんの演技は、かわいこちゃん系よりクールめのほうが好きなので、これはとてもよかったです。
最後の独白が切ない…。
そんなわけでぎゅっとバラエティに富んだ一枚でした。楽しめました。
できればブックレットに祝詞の文があればよかったのになーと思いました。
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