咎狗コミカライズ10巻 感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
ちょっと間が空いてしまいました。
パソコンを新しくしたので、それでわやわやと手間取っていました。
といってもまだ全然整ってなくて、メーラーは入れたけどアドレス帳入れてないし、itunes入れたけど音楽データインポートしてないし、おかげでまだ旧パソから離れられません。
それはともかく、咎狗コミカライズの10巻買いました。
一年半ぶりの咎狗コミックス!
表紙はアキラとケイスケの背中合わせ。ここ数巻、せっぱつまり系の絵が多かったのでほんのり和み感。とはいっても嵐と嵐の合間のほんのわずかな静寂、みたいな。
それにしてもアキラのジーンズからほんの少し覗いてるのはおパンツでしょうか…。
なんとかラインの禁断症状から脱したケイスケ。しかしケイスケは目が見えなくなっていた…。
ええー!またオリジナル展開!目が見えないケイスケは「まだ夢(悪夢)のなかにいるみたいだ」と言う。そんな…可哀想…!せっかく正気に戻ったのに明の顔も見えないなんて…。
しかし、「俺…目覚めてもよかったのかな」と弱音を吐くケイスケにアキラの容赦ない鉄拳制裁!!
諌めるために頬をパチンと叩くとか、そんな生ぬるいものではなく、ゴッ!と力いっぱいの殴打でした。
ケイスケを拳で黙らせたあとは、またしばしのまったりタイム。
アキラもケイスケも精神的にも肉体的にもぼろぼろで、なのに寄り添いながら互いを気遣うさまが泣ける…。
一方風雲ヴィスキオ城では前座試合の真っ最中。リンを助け出そうと単身乗り込む源泉。
さらにナノたんにグンジの弔い合戦をしかけるキリヲと、あちこちでバトルが勃発しています。
それにしてもキリヲがグンジから引き継いだ白猫ちゃん、カワエエ…。なんか犬っぽいけど。ナノたんにくっついてる黒猫ちゃんはちゃんと普通の猫っぽいのに。
一応キリヲとナノたんのバトルは拮抗してるっぽいけど、なんかキリヲも死にそうな予感が…。
ケイスケに体を休めるよう言い残し、源泉を探しに街へと出るアキラ。
トシマの街は内戦を前にしてきなくさーい雰囲気。そこでエマさんとまさかのエンカウント。
ていうかエマさんもびっくりしていたから、このバッティングは偶然なのか。
エマさん、本当にイロイロ行き当たりばったりよね…。
エマさん妙に嬉しそうにアキラにネタバレかましつつ、一緒に来てもらうぞなどと言ってたら近くで爆発が起こって、その隙に乗じてアキラに逃げられる。このぬかり感もまたエマさん…。
爆発はヴィスキオ城からで、源泉の身を案じつつ、中に飛び込むアキラ。闇雲に走り、行き着いた先はコロシアム。しかしそこはシキさんの殺しアムと化していました。
死屍累々のなかに佇むシキさん。静かな表情。睫毛バリバリ。
びびるアキラの首根っこを猫のように掴むシキさん。あー…そういえばシキさんアキラ監禁してたなー。また脱走しやがったコイツは!みたいな飼い主気分だったのでしょうか。
しかし前後の脈絡のないことをいきなり呟きだすシキさんクオリティは健在で、唐突に「負け犬ポエム」を繰り出します。本当にシキさん負け犬について語るの好きね…。
それにしてもなんていうか、BL要素のないシキさんは、本当に力のみを欲している人で、ゲーム本編よりも深い狂気を感じます。
そりゃアキラも見開き使って「狂ってる……」と言いたくもなるヨネ。
と思ったらいきなりアキラに「いいだろう。息絶えるまでかわいがってやろう」と邪悪な笑みを浮かべるシキさん。え……それ、どっちの意味?
ケイスケルートに入った話がまたシキルートに?!と思った瞬間リンが乱入!フラグは折られました。
そこからリンとシキのすごいスピーディなバトルが展開。この目にもとまらぬ感の描写が本当にすごい!
しかしリンは怪我しててビトロの部下にひきずられてここまで来るほどの消耗ぶりだし、この瞬間は火事場の馬鹿力だとしても敗色は濃厚です。
シキさんは遊んでやってる感丸出しだし。
あー!もうダメ!これはまっぷたつにされるー!!みたいなところで今度はアキラが乱入。
リンは肩のあたりを切られたものの即死は逃れます。
そして目に激昂を湛えたシキさんがアキラを掴みあげたところで、コロシアムの天井からライト的なものがガッシャーンと落ちてきて続く!!
そのシーンのちょっと前に、アキラを追って外に出たケイスケが兵士に撃たれてたし、もうどうなるの?!全員死ぬという斬新なENDになるの?!!
まあそんなことにはならないと思いますが、ハラハラの引きです。
とりあえずリニューアルしたコミビズには毎号載るみたいだし、早く続きが読みたいものです…。
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