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2012年12月22日 (土)

大正メビウスライン 伊織ルート 感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

やっと千家伊織ルート、全部END見たー。
けっこう遅延BADが多いので、大変でした…。

そしてじつはもう館林ルートも終えたのですが、絶対館林のほうを先にやったほうがいいと思った!
館林を先にやってたほうが絶対伊織ルートでの鬱度が倍増するから…。
鬱かよ!ってカンジですが、どんな情動でもより強いほうが面白いじゃないですか。

そんなわけでこれからプレイする方は、是非伊織より館林のほうを先にどうぞ。

そしてこれからネタバレしまくりますので、未プレイの方はご注意を。

以下おりたたみー。

まずざっとあらすじを。

時はなんちゃって大正。
主人公の柊京一郎くんは、進学のために田舎から上京してきたお坊ちゃん。
生真面目でおっとりさん。だけど彼には秘密があって、それは幼い頃の大病を機に死霊が見えるようになってしまったこと。

大都会東京に出れば、死霊と会うこともないかなと期待していましたが、予想に反して東京こそが、死霊ザ・ワールドでした。

偶然大学の図書館で出くわしたすったもんだに関わったことがきっかけで、軍が死霊を兵隊代わりにする軍事を推し進めていることを知る京一郎。

そして京一郎の死霊を見る目と、彼が親から授かった、破魔の力を持つ刀、これらを巡って軍人二人と、軍と敵対するかんなぎの一族の青年、京一郎を「守ってあげたい~♪」と影に日向に寄り添う高等ユーミン、正邪が入り乱れます。

紅天では、人間組、妖怪組と大きく分かれましたが、今回は軍人組、非軍人組と分かれます。

最初のほうの選択肢で、軍人組、非軍人組とフラグが分けられ、さらに選択肢を重ねて攻略キャラが決められる流れです。

私はぼんやり、館林にしようかなーと思ってたらナチュラリィに伊織に入ってしまいました。

まあ伊織は本命候補でもあったので最初にやるのもいいか…と思ってそのまま続けました。

伊織ルートを一言で言うと…練りこまれたシキルート…みたいな…。
ぶっちゃけ、すさまじいまでのシキさんデジャブが襲ってきて、萌えまくったんですが、少し複雑な心境にもなりました。一人だけエロシーンが多く、END数も多く、さらにそれが全部ハッピーじゃないところなども。

伊織さんは、死霊を兵卒にする作戦、術式作戦を拡大させようと積極的な御仁。
京一郎の力を軍に取り込みたいと考え、京一郎さんを口八丁手八丁で自分のテリトリーに引きこみ、一発キメます。
挿入してからが長い、ローザさんのエロシーン。最初は痛がっていた京一郎も、伊織さんの巧みな腰使いにしまいにトロトロになってしまいます。
京一郎の喘ぎはけっこう高めで、メス喘ぎ好きの私としては、キ、キミィ…いいよぉ…とハアハアしました。

夜が明けて京一郎が目覚めると、伊織と二人、ベッドの中で抱き合っていました。
このスチルが伊織ルートの中で一番萌えた…。

犯されるは、伊織の部下には男娼扱いされるはで怒り心頭な京一郎ですが、伊織はそんな京一郎の怒りも子供の不機嫌ぐらいにしか思っていません。

とにかく伊織さんのすごいところは、その話術と姦計で、京一郎が自分に従わなくてはいけないようにじつに巧みに持っていこうとするのです。
自分の地位も美貌もすべて利用し尽そうとする伊織さん。
京一郎は、術式作戦をいけないことと思い、伊織に対しても同意も共感もできないと思いつつも、どんどんと共犯者として深みにはまっていきます。

この「矛盾」「相克」こそが伊織ルートのキモで、それはラストまで延々と二人にまとわりつきます。他の攻略キャラたちが、京一郎が伊織に取り込まれたことを責めたり、説得してきたり失望したりするのが辛い…。
内面ではいろいろなものが絡み合っていても、それを口にすれば「ただの痴情の縺れとしか思われない」と京一郎も自覚しています。

この矛盾を抱えたまま突っ走るか、矛盾を正すかでENDは大きく分かれます。

矛盾を抱えたまま突っ走るのが軍服ENDで、これはマジでシキさんの軍服ENDがデジャブりすぎる…。シキさんの軍服ENDは過程ゼロの唐突さでしたが、その過程をみっちり練りこんだような…。ぶっちゃけ面白さでいえば伊織さんのほうが断然なんですが…。
矛盾を正すのが、伊織さん自害&京一郎後追い、黄泉路でふたり一緒に悪霊退治END(長い!)これも萌えたけど、ちょ…ちょっとだけ自害してる伊織さんがマヌケに見えてブッ!てなりました…。

あとは京一郎がゾンビになるENDと、死んだ伊織の左手を術で移植して伊織と同化するEND。じつは伊織ルートでは同化ENDが一番好きです…。
しかし最後のスチル、なんか伊織初登場スチルの顔だけ挿げ替えた感がハンパないんですが…もうちょっとポーズ変えてもよかったんじゃないかと思わないでもないです…。

とにかく爛れたルートでした。
しかし、やっぱり私はこういうのが好物なんだな…とひしひし思いました。

次回は館林ルートです。

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