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2012年12月28日 (金)

大正メビウスライン ミサキルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

メビウスライン、大トリのミサキルート、ラブデリのツイッタで「初回攻略制限のかかってるルートがある」と聞いて100%ミサキだなと思っていたので、せいせいと最後にまわせました。
実際には初回攻略ができないだけで、二人目からは攻略できます。でもすべてを攻略した後にミサキのグランドENDが開放される仕様なので、どうせなら一気にやってしまおうと思ったのです。

以下おりたたみー。

和と妖をモチーフにし続けるラブデリのブランドカラーゆえに、ミサキが人外だろうことは、もうプレイ前から明らかでした。
一人だけ非現実な髪の色だし…。

コンプしたあと、やっと公式冊子を解禁したのですが、ミサキの人物紹介が「刀の中に居る桃の神様」と書いててブッとなった。そんなストレートに言わんでも…。

そんな桃の神様のミサキが、会ってすぐからたびたび京一郎に桃の飴を与えるのです。
どうもそれは魔除けらしく、それを舐めてると死霊が寄ってこないのです。
しかしこの飴はどこから調達しているのか。

松本さんと話合った結果、桃味だし魔除けの効果もあるし、ミサキが体内で練成した飴じゃないかということに落ち着いたのですが、それを松本さんは「ミサキがひり出した飴」と言うので盛大に吹いた。
ひり出した言うな!!!!

ミサキがそこまでしてくれてるのに、家に死霊が現れて椎名林檎ばりにキスを迫ってくるので、逃げ出す京一郎。
飛び込んだバーで、男二人連れにナンパされ、恐怖から逃れるために勧められるままに酒を煽る京一郎。

あわやモブレイプ…かと思いきや、意外と強い京一郎が大暴れ。
この酔っ払った京一郎のスチルとへべれけになった喋りが超カワイイ…!

酔いつぶれた京一郎を回収するミサキ。ついでにお店にお金も払ってくれました。ていうか、お金はどこから…これも体内で練成したのかしら…。

朝がきて京一郎が目覚めると、ミサキが割烹着着て朝食作ってくれて、そして昨夜のことについての長々とした説教が始まります。
この説教がもうおかしくてたまらなかった…。めっちゃ恩着せがましいミサキがカワイイ。
そして朝ごはんの絵がとてもいい。エロゲの食事シーンは鬼門とよく言われてますが、この絵は腹がへるほど美味しそうでした。

死霊が家に押しかけてきたのは、家の下に根の路が通っててそのせいだとミサキ。それをなんとかするのに10日ほどかかるというので、ミサキは京一郎の家に住み込むことになりました。
根の路をアレコレしてたら、あの世の超ヤバイ人、黄泉醜女(よもつしこめ)さんがにじり出てきてしまいます。
この黄泉醜女さん、ウィキを見たら「一足で4000キロメートルを走る足を持つ」と書かれており口裂け女も裸足で逃げるレベル。
こいつが地上に出てくるちょっと前に、ミサキが京一郎が家族に宛てた手紙を隠蔽するという事件が発覚し、悩んだ京一郎が時雨に相談するシーンがあるのですが、ここも爆笑でした。
時雨の「そうか。俺は馬鹿馬鹿しくて聞いちゃいられなかったけどな」と言い放つところが最高。
ミサキルートはシリアスの合間になごむシーンが挟まれるのでホッとする…。
逆を言えばなごみシーンの直後に怖いイベントが発生するので落差が凄いんですが。

ミサキと京一郎、二人が力を合わせて、なんとか黄泉醜女を封印。ここでミサキの神が発覚します。力を使いすぎて体が消えかかるミサキはマジカルヒーリングキスを京一郎に求めます。口の中の飴を行ったりきたりさせながらするキスが子供っぽくもエロい。

京一郎とミサキの心のつながりもちょっと幼いというか父性愛じみていてちょっと違う。
ミサキは京一郎にすべてを惜しみなく与えて許す存在ですが、ミサキ自身も子供っぽいというか…。やっぱり神様だからでしょうか。「神様は子供」ってよく言いますもんね。
その後いろいろあって死ぬかもしれない大事に挑む前の晩に、「行かせねえ」と京一郎を押し倒すミサキより、静かに微笑みながらミサキを諭そうとする京一郎のほうがずっと大人でした。

そして私の大好物、決戦前夜の一発。
お仕置きも兼ねて、いっきっなり京一郎にフェラさせようとするミサキ。すごいドヤ感漂わせています。舌なめずりしてる表情がなんともいえずエロい…。攻めが受けにご奉仕させて舌なめずりしているスチルはこれ以外では「コイビト遊戯」のKOKIのBADぐらいしか知りません。

そして騎乗位で挿入する京一郎…。初めてなんだからミサキが上になってあげればいいのにとも思うのですが、館林のときと同じく、上になることが京一郎の意志の表明らしいです。

契りを果たしてラスボス戦を終え、goodEND。グランドENDは分岐ではなく、その後の追加エピソードという形になってます。実を言うと私はここに引っかかってしまい、あーまたラスボス戦始まったダメかー。みたいなカンジで途中でやり直してたりしてたので、グランドにはいるまで苦労しました…。

グランドルートは、RPGによくあるラスボス終わったと思ったら、まだいたー!みたいなカンジで…。ここは全キャラがちょい共闘モードになってて滾ります。しかし真のラスボス戦始まる前に終わったみたいな…。こっちが何かする前に向こうで勝手にわやわやして終わった…。でもその後の魂送りが演出、音楽ともに素晴らしかったのでヨシ。

力を使い果たしたミサキは体を形成できなくなり消失、途方に暮れる京一郎の叫びでいったんスタッフロール入り、エピローグで手のひらサイズになったミサキが!
南くんの恋人状態!ラストスチルでは、キスなどして微笑ましかったですが、性生活どうなるの…と考えてしまう汚れた私。でもみんな思うことは同じだと思います。

そういえばプリンセスXっていうエロゲの中でウルトラマン的な巨大女子のマンコに主人公が全身で進入してセックスを果たしていましたが、それは無理か…。

でも京一郎にとってはミサキがそばにいてくれれば幸せだと思うので、いいんじゃないでしょうか。エッチができなくても…。いやちっちゃくてもやろうと思えばそれなりにできると思いますが…。

そんなわけで大満足のミサキルートでした。他のキャラにも救いがあるし。呪詛体でなくなった伊織さんの「意外とあどけない顔」が萌える…。

次回からはとりこぼした感想や、特典の感想などを。総評もしばらくしたら改めて書きます。

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コメント

椎名林檎の懐かしさにブフゥッ!となりました。先生、歳がばれます!
伊織さんは館林ルートでも「意外と優しい顔立ち」みたいなこと言われてましたね~、あとまつ毛バシバシとか。
印象なども含めてこれだけギャップの多いキャラも珍しいと思います、おかげで最萌えに…

投稿: | 2012年12月29日 (土) 05時51分

伊織は電波そうな雰囲気に反して意外と理知的なところが萌えますねー。
私も伊織最萌えになりましたね…。

投稿: 後藤羽矢子 | 2012年12月30日 (日) 16時34分

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