館林の不倫っぽさ
後藤羽矢子です。
メビウスライン、フルコンプしたので満を持して特典を解禁しました。
公式の特典冊子と、館林のSSとCD。
特典冊子は全員ぶんのSS載ってるし、初期設定画やラフ、キャラのプロフ、裏話なども納められている大変お得な冊子です。
買ってよかった!
全員のSSはどれもエロありでよかったのですが、そのなかで館林のが特によかった。
何故かというと妙に不倫カップルの風味がしたからです。
この不倫風味に私と松本さんのなかで館林株がぐんとあがりました。
以下おりたたみー。
本編のENDは京一郎が卒業していましたが、特典SSはまだ学生。
互いの本分をわきまえて、あまり頻繁に会うことのできない二人。
それが物足りなくて、軽井沢にある別荘に京一郎を誘う館林。
冬の、観光客もいない閑散とした軽井沢、隣家とも遠い山深い場所にある別荘。
ここだけでも不倫ムードがゆんゆんですが、お互いマッパになってエッチをするのがこれが初めてという記述にエッ。
それまではわずかな隙に慌しくやって、お互いの家に戻っていく…みたいなこと書いてあって、そこがまた不倫ぽいじゃないですか。
そして誰もいない二人だけの巣で蜜月を過ごす二人ですが、庭にやってきた鹿の足音に「誰かが館林を迎えにきた」と怯えたり、「こんなに愛し合えるのもいまだけ」みたいな諦念があったり、マジ不倫カップルのメンタルですよ。
別にお互い一人身なので不倫じゃないんですけど、男同士なわけですからおおっぴらにできない関係なのは確かです。
ていうか他の攻略キャラが、ミサキは神様で人目憚らずベタベタしてるし、伊織は「男囲ってますが何か?」の態だし、時雨はファミリー公認の仲だし、忍ぶ恋の味わいが出せるのは館林だけ!
京一郎が館林の部下になったら、そこにオフィスラブの危うさが加わって、さらに不倫味が濃くなることでしょう。萌える!
ENDではあまりそういう匂いはさせてませんでしたが、そこは本編のハッピーENDだし、ネガな要素はあえて排除したんだと思います。
そういえば松本さんが館林が自害するSADENDの京一郎が未亡人ぽくて萌えると言ってました。お前ホントやもめや未亡人好きだな…。
とにかくそういう幸薄そうな香りが萌えを高めているのは確かです。
本編のカフェで向かい合っているスチルも、スタッフに「別れ話」とあだ名されていたそうです。
全然関係ないけどあのスチル、差分でどんどんケーキと茶が減っていって最終的に完食してるのにブッてなります。
あんなシリアスな話をしながら、二人してもぐもぐケーキ食べてたのかと思うとカワイイよ!
ステラの館林特典SSは、それよりはもうちょっと明るくて甘いんですけど、それでも仕事であまり会えないとかそういう切なさはきっちり押さえてます。
CDのほうは執務室でやってる二人をうっかり目撃してしまう馨の話なんですが、馨が妙に明るくなってて違和感…お前そんなキャラだったか!?
それはともかく。紅天ですらFDが出たのだし(ひどい!)メビウスラインは絶対ガチでFDが出ると思うし元々ラブデリは派生が美味しいので、今後の派生に期待。
さらなる忍ぶ恋に焦がれる二人が見られたらと思います。
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