コミックB,sLOGキュン! ドラマダコミカライズ感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
オフィワを相変わらず舐めるように読んでいる私ですが、今日はコミックB,sLOGキュン!の発売日。やはりイロイロと気になるドラマダコミカライズ…。そんなわけで久しぶりにキュンを購入しました。
ところで咎狗、今月号にも載ってないし、次号予告にもなかったんですが、ま、まだ終わってないですよね?
それはそうとコミカライズですが、例の公式に載ってるイラストが、「わ、私たちが知ってる浅田寅ヲさんと違う!」と松本さんと騒然となるほど絵柄が変わってて、あれがたまたま逆奇跡の一枚だったのか、それとも浅田さんが、少女誌に合わせて絵柄を変えてきたのか…と、まあそのへんも多いに気になるところでありました。
そしてゴクリ…となりつつ読んでみました。
以下おりたたみー。
最初に言うと、そもそも最近の浅田寅ヲさんの絵じたいが、けっこう目離れ病なのです。
私が最後に見てたのはヤングガンガンの連載でしたが、キャラの目がどんどん丸くなって離れていって「ここまでせんでもええんちゃう?」とぼんやり思っていました。まあそれでも充分に上手いしオシャレでカッコイイ絵なんですけど。
そしてドラマダなんですが、目離れ傾向はそのままで、ほんっとうーに絵柄一新!ってカンジでした。紅雀の顔にやや以前の面影がある…くらいの。
あとあんまりキャラが原作に則していないような…。
蒼葉ちゃん、すごい謎髪型だし、卯水がすごいロリ少女になってるし。今回まだミンクさんは登場していませんが(表紙にかなりロングショットでは出てますが)ミンクさんもあの予告カットのようなゴツさを全抜きしたような美形になってるのでしょうか。
設定もけっこう大胆に変っていて、そもそもオールメイトの蓮に実体がない。
オールメイトn(ナノ)という上位機種が流行っていて、それはオールメイトの本体がナノ単位の大きさでユーザーが直接体内に取り込んでインストールするという仕様。
そんなわけで、蓮はユーザー、つまり蒼葉にしか見えていないというバーチャルな存在。えっ!それじゃ蓮のもふもふはどうなるの!?と思いましたが、一応触感はあるらしいですが、端から見たらエアもふもふしてる人と、羽賀さんにもツッコまれてました。
そんなわけでツッコみどころ満載なのですが、じゃあがっかりコミカライズなのかというと…じつはけっこう面白かった。
お話は、普通に平凡で電話してる蒼葉から始まって、世界観の説明しつつ、紅雀やミズキと絡みつつ、ノイズから辻斬りライムに遭うところまで。
何が面白いかというと、ちょっとアレンジ入った世界観と、キャラ同士が醸す空気。
ヨシエさんがライムのことを「サイバーチンピラがエア盆踊りしてるようにしか見えないのよね~」って異様に鋭いこと言ったり、蒼葉がバグボムのチンピラに絡まれてるときにミズキが加勢してくれたのですが、そのときさりげなく「俺は蒼葉と幼馴染枠だからな。愛がちげーよ」と紅雀を差し置いて幼馴染宣言。
すかさず紅雀が「いや俺は幼馴染みだがミズキおまえはちがうわボケ」とツッコミ。さらに「何歳で知り合ったら幼馴染みって決まってんのかよ!」と蒼葉の頭上で言い合い。
このわりとテンション低めでずけずけ言い合っているさまが、なんか面白い。
とにかく会話劇は台詞が洒脱…というのか、ユルい若者会話なりのクールさがあって、センスを感じます、
蒼葉が、オールメイトはナノ化したのも、なんかワケがあるらしいし、ストーリーも先々楽しみです。
そして絵も今回の記事更新するために何回か読み返してたら、すっかり慣れました。
ええ、次回も楽しみです!
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