間の楔 ~retino 淫縛~ 感想ネタバレ
後藤羽矢子です。
間の楔 ~retino 淫縛~観ました。あ、前巻は、あまりにもツナギ回すぎて特筆すべきところもなかったので、スルーしました…。
前回では、ペットのオークションをバイソンのメンバーが冷やかしに行って、そこでリキがイアソンにバッタリ…というところで終わってます。
今回はリキが一人、バーで酔えない酒を煽りつつ、イアソンとの過去を思い出すという流れ。
15歳のリキが繁華街でスリをしようとして、イアソンに腕を掴まれる…すべてはここから始まった的シーン。
15歳のリキが、もうめっちゃカワイイわああー!(オバチャン化)
まだ挫折知らずの生意気盛りなのが顔にちゃんと出ていて、ちょっと幼くて、猫みたいにカワイイ!
ぶっちゃけていえば今回は、15歳のリキの可愛さを愛でるための回です。
彫りすに突き出すでもなく、たしなめるだけで見逃してくれたイアソンに「借りを返す」という名目でラブホに連れ込むリキ。
しかし、普通ついて行かないよなー…。イアソン様もありがた迷惑とか言ってるし…。じゃあ何故ついてきたし。
でもラウールさんが「変なもの拾い食いするなよ」とか言ってるし、元々イアソン様はそういう危なげなところがあるのかもしれません。
それはともかく、ピンクのいかがわしい内装の部屋で、体中を弄り回されるリキ。リキの乳首を咥えるイアソン様の唇がいやらしい。あとズボンの中に手を突っ込まれて反射的にギュッと足を閉じる動きが芸コマ。
結局そこでは弄り倒されただけのリキ。
その後カッツェのバシリを始めるリキ。前回でイアソン様がカッツェにリキを使ってみろと言っていたかららなんですが。
しかしこのカッツェ、微妙に耳が尖っててなんかエルフっぽい…。カッツェも雑種だし、そういう人種の血でも濃いんでしょうか。
それはそうと、このリキさんのお仕事シーン、妙に長い。
いやこのお仕事シーンが、イアソン様の生業とか、この世界の汚さや閉塞感を表しているんですが…。
しかしこの世界観描写って結局最終的にあまりストーリーに関係ないので、たとえば男性の方とかまったく初見の方が観てたとしたら、「この売り物のペットとか半漁人みたいなヤツって伏線じゃないの?関係ないの?」って驚くような気がしてしまいます。なんか描写が伏線っぽいんですよねー。
それはともかく、人外系ペット育成所みたいなとこでイアソン様と再会するリキ。
次の瞬間には、リキ、イアソン宅に連れ込まれて、ペット調教されています。
そこまでのやりとりがまるでなくて、まあ原作でもほとんど無いんですけど、そこはちょっと入れて欲しかったなー。なんか描写の割り振りに変な偏りが…。
それはそうと調教のシーンは大変よかったです。
リキをダリルにしゃぶらせて、自分は後ろから抱きすくめて頬を撫でているイアソン様とかいい絵面です。
なんか新しいオモチャを手に入れて楽しそうな感じ。
ペットの集まるサロンも、奴隷市場的な退廃さがあるし、調教の仕上げにペットリング嵌められるリキもエロい。
でもここだといまひとつ、リキとイアソンがちゃんとやったか判別しにくいなー。
そしてまだこの時点だとイアソンのリキへの執着が全然見えてきてないです。
どっちかというしリキのほうが気にしてるよなー。
そのへんのことが次回で描かれればいいなと思います。
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