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2012年1月20日 (金)

間の楔-Petera檻獣- 感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

観ました。間の楔のリメイク版、-Petera檻獣-っていうかなんて読むかわかんないぞ!

私はとりあえず初回限定版を買ったのですが、付録にアフレコ台本と一緒にペットリングがついてきました。革紐がついてるので、首から提げろってことでしょうが、そんな羞恥プレイは嫌だ!

そして内容ですが、わりと原作の構成をなぞりつつプラスアルファもある感じ。
あ、おおまかな内容は以前書いた間の楔の記事を参考にしてください。

冒頭、手鎖で繋がれ、呻いているリキさん。黒いピチピチのハイネックにハイレグのパンツ一枚のあられもない格好です。
乳首は浮き立っちゃってるし、股間もギンギンに盛り上がってて、エロ方面もなんだかグレードアップ。
媚薬的なものを投与され、いきたいのにチンコはガッチリペットリングでホールドされてていけないという生殺し状態です。

これはリキが、女のペット、ミメアと浮気したことの罰なのですが、呻きながらそのことを回想。
ミメアさんはアカデミー産の純血種というペットとしてすごいグレードの高い女で、近いうちに飼い主の決めた相手と交配させられる予定。なのでその前に好きな男とやっておきたいという乙女心からリキに「抱いて」と迫る。

ペットは男女ともに、みんなあられもない格好で、ミメアもビキニいっちょみたいな格好なんですが、そのままの格好でリキとやってました。「え…脱がないの?」と思ってるうちに、部屋に護衛みたいな人らが踏み込んできて二人は引き離されます。しかし引き離された二人の下半身はパンツに覆われていて、これはすでに事後だったのか、それともペットはパンツの真ん中に穴が開いてて、いつでもインサート可能にしてあるのか…。
少し悩みました。

そんなことしてるうちにイアソン様が部屋に入ってきます。

「これで少しは懲りただろう」的なことを言いつつ、いやらしくリキの体を撫でまわすイアソン様。
特にリキの股間の膨らみを撫でるときの手の動きの繊細なこと…。こういうところの作画に気合いを入れるのはとてもいいことだと思います。

あとリキの表情の変化にもすごい気合いがはいってて素晴らしい!と思いました。
ミメアに詰め寄られて困惑する表情とか…。絵がリアルになったぶん表情も豊かになったなあと思いました。

それはともかく、「いかせてやるさ何度でも…」というソン様のキメ台詞でフェードアウト、場面変わって「─二年後─」とテロップが入って軽く吹く。
なんかよくニコニコのアニメで、場面変わったときに「三年後」とかコメント入れて笑いをとったりしますが、あれに似た唐突感的笑いが…。

そこから、ファニチャーと呼ばれる去勢された男メイドのダリルさんが、リキとイアソンの関係性やペットの在りようといったものの解説役になります。
このダリルが…カワイイ!
ダリルは旧版にも一瞬出てきますが、デザインはこっちのほうが断然カワイイです。

そんなダリルさんはリキにシンパシーのような崇拝のようなそんな気持ちを抱いて、リキの脱走を幇助します。
結局、速攻で捕まるリキ。スタンガンで気絶させられて、病院のベッドで寝かされますが、その患者衣を着せられて横たわるリキが激しくエロい。
太もも丸出しで尻までチラッと見えてて、そんなしどけないリキの寝姿を部屋に設置したカメラからガン見するブロンディーの皆様。

ここでイアソン様の親友で、生物学の権威でもあるラウールさんが出てきますが、す、すっげー顔濃くなってるなあー。たしかに原作でもイアソンと比べて雄雄しい顔つきみたいな描写はありましたが…。なんかアメリカ~ンな感じのラウールさんです。

そしてリキの処遇やらをブロンディーの皆様が話し合っているわけですが、以前の記事にも書きましたが、ペットと飼い主というのはまずセックスしたりしないんですよ。しかしイアソン様はリキとバリバリやってるし、そのことを隠そうともしてないわけです。

つまりブロンディー仲間の方々から見れば、イアソン様は「獣姦している同僚」以外の何者でもないわけで、イアソン様への態度も若干引き気味。
しかしこのブロンディー仲間さんたちのデザインはなかなかそれぞれに個性があっていいです。

イアソン様は、脱走幇助したダリルを処罰しなくてはならないのですが、心の中で「ダリルが自分のために死んだと知ったら、リキは悲しむだろう。そしてその存在はリキの心に刻み込まれるだろう」(要約してます)と考え、
そんなことは許せんな」と小声で呟きます。

デター!イアソン様の大人気ない独占欲!しかしこれが一番の萌えどころなんですよ!
無表情でキレイに冷たく整った顔の下で、こういう大人気なく、生臭い感情を沸き立たせ、それをイアソン様自身も持て余しているところが萌えなんですよ!

三年も調教してて、心はまだ堕ちてないリキ(体は堕ちまくってます)を完全屈服させるために、イアソン様はあえてリキを古巣のスラムに放流します。
戻っていいと言われたときのリキの表情がカワイイ…。

リキがスラムに向かって駆け出し、それをイアソン様が見送るところで続く。

作画は本当に一分の隙もなくよかったですがOPとEDがちょっと…。
OPは絵はいいんですが、羽の生えたイアソン様とか、ところどころセンスが90年代っていうか…。あと偉そうですがテイストに統合性がない感じが…。
EDは絵はいいんですが(こればっかり)ちょっと安っぽい。本編やOPはグローとかのエフェクトかけまくってるのに、EDはなんの処理もされてなく、デジタル特有のトゥルットゥル感がデジタル黎明期のアニメを思い出させます。これもまたちょぅど90年代って感じ。
ちょっと彩度落としてフィルターでもかければ全然マシになるのに…。

まあでもこんな重箱の隅をつつけるのも作画はハイレベルだからこそ…。

咎狗のときなんか、顔が崩れてさえなければ「今回の作画はよかった」とか、よかった探しに躍起になってましたからね…。

とりあえず、たてつづけに二回観ました。リキのデザインが旧版に比べると幼いですが、とにかくかわいくてかわいくて観てて飽きない。
そんなわけで全力でオススメです!
買うのはちょっとなー…という方は29日のAT-Xでの放映をチェック!

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コメント

はじめまして。とても面白い感想に何度もお腹を抱えて笑ってしまいました。やはりそこ指摘するんだと。例えばリキとミメアのやっているシーンとか、あれ、なんで脱がないの?もしかしてペットはビキニに穴でも開いてるの?なんて。(笑)他の部分も同様に感じたので思わずうんうんと頷きながら読ませていただきました。一番不安だったラウールがCD版に比べちゃんと品があったので安心しました。旧作のイアソンとラウールは私の中で神格化しちゃってますが、新作は新作でまた全然違った味わいがあって心に残る大作になりそうな予感がします。
とはいってもやはりこちらの感想はかなり的を射ていると感じましたのでついコメントを入れてしまいました。笑わせてくださってありがとうございました。

投稿: moe | 2012年1月20日 (金) 19時51分

感想楽しく読ませていただきました。
リキがミメアとやっちゃったシーンは私も「服着たまま?」と、突っ込み入れちゃいました。アレヨというまにセキュリティ・ガードがワイテきたのには「エッ?!~やってる最中なの?現行犯逮捕?」とスピーディーな展開に又突っ込み。
イアソンの「獣姦」説ですが、これはどうかなぁ。キャラ文庫版の五巻までは私もそう思ってました。六巻読んで確信したのですがエリートは《発情》が出来ない人種なんじゃないか、と。《雛型の交尾を眺めるセラピーが必要》な躯なのではないか? 。
イアソンがリキとの関係を隠さなかったのは、より人間に自分は近いのだ、お前らは人形ではないかー―と他のエリート(特にブロンディー達)に自分の優位性や性能面を誇示してたのかなぁと感じました。一回寝ただけで態度百八十度豹変は《発情した自分の躯に仰天した》からでは?。 周りは肉食系ばかりで育ったリキの視点からでは判らなかったのか、と考えています。
クオリティの高いアニメシリーズになりそうです!第2期も是非とも突っ込みを入れたいです。
二巻目の感想も楽しみしてます。

投稿: ゆき | 2012年1月23日 (月) 02時16分

>moeさん
笑っていただけて幸いです。声は本当に違和感なかったですね。ドラマCDのラウールさんはどこの悪役だよ!みたいな感じでしたが、アニメはよかったですね。次巻も楽しみですね!また楽しんでいただけるレビューめざします。

>ゆきさん
じつは原作はキャラ文庫のほうは未読なのです。すいません…。そういう描写が加わっているのですね。すごく納得できるし、とても素敵な解釈だと思います。途中でレーベルがなくなったクリスタル文庫版は持っているので、キャラ文庫版も買って補完します。

投稿: 後藤羽矢子 | 2012年1月23日 (月) 08時35分

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