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2011年2月 9日 (水)

黒と金の開かない鍵 透央ルート感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

「黒と金の開かない鍵」まだちょっとBADを残してますが、だいたいコンプ。

最後に攻略した美容師、智臣は外見はかなり好みだったけど、一番ヤバかったな…。

とりあえずストーリーが一番楽しめたのは、中学のときの同級生だった男、須藤透央ルートでした。
楽しめたといっても、ストーリーが素晴らしい!というのではなく、リアルで生々しく少々DQN臭さも漂う、青春の行き詰まり感というか恋愛のエゴというか、あるわ~みたいな感じがよろしかったです。

美少女チェンジしてから、人生初めてのナンパで再会する主人公と透央。最初はチャラ男と思ってたけど、明るく人なつこく親身な透央にどんどん惹かれる主人公。

文化祭などのイベントを経て、告白されて晴れてお付き合いを始める二人。
チャラく見えてたのに、じつは女の子とつきあうのは初めてだった透央。2人の甘酸っぱくぎこちない触れ合い。

ところが。

初めてのエッチをした途端に透央は豹変します。
ケダモノスイッチがはいって、いつでもどこでもやりたい!と無言の主張を始めます。
透央はアパートで一人暮らしをしているのですが、夜中に電話して「いまから出て来れない?」とか言って主人公を呼び出したりします。
少し戸惑いつつも主人公も、恋に目が眩みまくっている状態なので、アパートに行ってしまいます。
そしてやりまくり。

そんな日々を送っているうちに、2人して勉強がおろそかになって成績がヤバくなってきます。このリアル感…。

以前「コイビト遊戯」の芳賀ルートのレビューに、セックスに夢中になって頑張っていたバスケもやめてズルズルダメになっていくさまが、男女だったらわりとよくありそうと書いたのですが、まさにこれは、やりたい盛りの10代の男女の暴走愛だなーと思いました。

さすがにヤバいと思った主人公は、少し距離置こうと提案しますが、逆ギレされてしまいます。
そうこうしているうちに、透央の親の会社の経営が不振になって、透央が実家に帰されるかも…という流れに。
透央は完全に思考停止して、アパートに引きこもり、主人公と話をしようともしません。
超情けねえ~!でもリアル…。

主人公は、自分がバイトして生活費の足しにでもなれば、透央が一人暮らし続けられるかも…とポジティブに考えます。しかし始めたバイトがキャバクラ!
まあこれは街で渡されたチラシを見て、あまりキャバクラのなんたるかを知らずに始めてしまったということもあるのですが、しかし売春ではないとはいえ、学校にバレたら退学ものですよ。

しかし恐ろしいのは、それに対して、主人公の友人の女も、美容師も、弟も、誰一人として止めないということです。一応弟は最初怒ってたけど、最終的には協力するし。
しかも弟は「メール営業とかしなきゃいけないだろ!番号聞かれたら俺の教えろ」とか言う。何でお前そんなキャバのシステムに詳しいんだよ!

そしてBADのひとつとして、キャバのバイト中、透央がつれない寂しさからお客として来てた美容師とやってしまって、「私最悪だ…!」と自己嫌悪に陥るEDがあるのですが、これもまた生々しい話です。

とにかく、美容師のルートはちょっとおとぎ話のような非現実っぽい雰囲気に包まれているというのに、透央ルートだけが浮くほど現実っぽく生々しいのです。

しかしこの青春の暗黒面まで、きっちり描ききっているところは、逆に好感高いです。

最後は紆余曲折ありながら、収まるところに収まりますし。HAPPY ENDも他のルートより微妙に地味なのもリアルです。

そんなわけで透央にも主人公にも「お前は~~!」とツッコミいれながらも楽しんでしまった透央ルートでした。

ちなみに透央のCVは先割れスプーンさんです。乙女ゲーだとわりとチャラっぽい役が多いような気がする…。

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