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2011年1月30日 (日)

黒と金の開かない鍵 感想ネタバレその1

後藤羽矢子です。

黒と金の開かない鍵プレイ中。まだ一人残しているのですが、とりあえず感想を。

乙女ゲービギナーの私、全年齢はスカーレッドライダーゼクスしかプレイしてなく、18禁乙女ゲーはこれが初めてなのですが…いいわー…エロがあるのは…と再認識しました。

全年齢だとやっぱり男キャラたちが、おキレイなまま終わってしまうというカンジなので、「もっとお前の恥ずかしい部分見せてみろ!」という気分になってしまうのです。

で、この黒金のテーマというのは「束縛」らしくて、ルート中盤でみんな早々とくっついてしまい、くっついてからの息苦しさやウザさに焦点を当てているのです。
これはイイ…というか、男と女はやっぱりくっついてからのほうが面白いよね!

ざっとあらすじを言うと。

主人公の片桐 奏は不登校の引きこもり。義理の弟に世話してもらいながら妄想に耽る日々。
そんなある日、夢の中で熱血ヒーロー、ややオジサン寄りお兄さんに助言をもらい、髪を切りに行こうと決意する。そこで出会った謎の美容師さんに、ステキなカット&メイクをしてもらって、美少女に変身!
新しい生活の一歩を踏み出す奏。それを応援する弟や元同級生、担任教師、美容師お兄さんとフラグをたてていく…そんなカンジ。

話じたいに大きい起伏はなく、テストや学園祭といった行事や、日々の何気な生活に絡めた小さなエピソードがコツコツと綴られていきます。
テキストは主人公の一人称ですが、じわじわくるおかしみがあります。何がどうとは言えないんですけど…。私は何回も噴出してしまいました。驚くと「ひっ!」「ひいいっ」とやたらと叫ぶところもなんかおかしい。

絵のほうは大変いいカンジ。ちょっと男の立ち絵が胴と手が長すぎるような気がしますが許容範囲です。スチルは全部ご褒美になってます。表情にコクがあって、立ち絵見てるだけでも飽きないです。

ゲームを何気なく進めてたら、途中で画面の上部左右に、ガラス球にはいった、黒い鍵と金の鍵が出てきて「何ぞ?」と思ってたら、選択肢次第で、それぞれのガラス球に黒い砂と金の砂が溜まってきて、黒が多いとBAD、金が多いとHAPPYということになるみたいです。

その鍵が出てきたときがルートにはいったというお知らせになります。

私は姉弟関係が好きなので、一番最初に義理の弟を攻略してしまったのですが、最後にすればよかったかも…とちょっと後悔。
何故かというと他のルートで弟が健気すぎるのです。
弟のキャラ自体は一言で言うと小姑で、いつも主人公をガミガミと叱ったり憎まれ口を叩いたりしてるのですが、姉をいろいろとフォローしてくれてるのです。

で、弟は主人公のことをゲーム開始時から好きということが明かされ、それを踏まえて他のルートをやると、自分の気持ちを殺して、彼氏ができた姉をサポートしてあげてるのが辛くて…。

だからこそ、弟ルートのBADで、思い余って姉をレイプしてしまうのですが、それも、全部のルートをやった後のほうが溜まり溜まった感が増幅されてよかったかもなと思いました。
「指をくわえて見てないで、さっさとこうすればよかったぜ」と言う弟の心情を思うと悲しい…。

他のルートではわりと早々と攻略キャラとくっついてしまうのですが、弟だけが最後の最後まで引っ張ります。だからちょっと中盤タルい箇所があるのですが、それも弟なら許せます。たぶん私は弟が最萌えになる予感…。

次に攻略したのは担任教師。
声は平井達矢さん。最近では自分のなかでイヴァンの印象が強いのですが、本来、こういう知的でちょっと物腰静かなタイプの役のほうが多いんだよねー。Bullet Butlersの主人公とかさーと私が松本さんに言うと「え…ええっ!?」と驚いてました。おま…気づいてなかったのかよ!

先生は、第一印象ツン気味で主人公もびびっていたのですが、遅れたぶんを取り戻すために勉強を教えてもらうことになって、急接近。さらに文化祭を経て完全に気持ちは両思いですが、大人の先生は、こんなんではいけない、と一回離れようとするのですが、結局くっつきます。

で、あんなに真面目できちんとしてた先生が、みるみるヤバくなっていくのです。
先生はコミュニケーション不全というか、好きな人に尽くして尽くし過ぎて、超重荷になる人だったのです。デート中に先生の元カノとバッタリ会うイベントがあるのですが、その元カノにこっそりと「あなたは逃げないであげて…」と言われる主人公。元カノの人も重荷過ぎて逃げてしまったのでしょうが、それが先生の悪意ではなく、愛ゆえにということがわかっているから、元カノもこう言ったのでしょう。

悪意だったら、さっさと見切りをつけられるけど、愛だから突き放せない…。この息苦しさがたまりません。
先生のヤバさもヒートアップして、平井さんの演技も冴え渡ります。
BADはけっこう何種類もあるのですが、そのうちのひとつ、先生に拉致されようとするところを弟が助けにくるENDは、先生がみじめ過ぎてかえって萌えた。

先生はビジュアルでは一番好みのような気がしますが、じつは話が一番楽しめたのは同級生ルートでした。それについては、また明日以降の記事で。

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