ジャン誕SS イヴァン編
後藤羽矢子です。
明日はキラルナイト…新作発表とかでdkswですが、その前にジャン誕SSイヴァン編!
なんか思ったより早くキタ!
いったい今回はどんな出オチが…と思ったら、フィオーレ会長!
ってこれパラレルじゃなく、マジでイヴァンルートの話じゃないっスか!
独裁者風刺ものってイヴァンのことかよ!
てんねん…読めねえわ…。さすがだわ。
イヴァントゥルーEDでは、今わの際でしたが、これはその少し手前っぽい時期。
でももう車椅子でしか移動もできないようなヨボヨボ状態。
さっきまで松本さんと電話でその話をしていたのですが、松本さんが「この一片の容赦もない老い描写がツライ」と言っていました。
確かに、フッと気を抜くとヨダレたらしながら意識をとばしてたり、心筋梗塞を心配する医者が付き添ってたり。ツルっぱげだし。BL世界の美老人を鼻で笑うようなマジ描写。
この時点ですでに21世紀になってるとのことですが、イヴァンが1911年生まれとして2010年でもまだ99歳なんですね。いまにも死にそうだけどまだ生きてても不思議じゃないギリギリ感…リアル。
しかし年とって気弱になったイヴァンが、内心ではバカらしいとか茶番とかわかっていながら、ジャンを降霊させようと霊能力者を雇うって…悲しい。
わかっているけど、そうせざるを得ないイヴァンの孤独が悲しい。
いったいジャンさんはいつ頃死んでしまったのでしょうか。松本さんとそのことも語り合っていたのですが、40歳前後じゃないかと推測しました。死因はやっぱり暗殺系かなあ…。
イヴァンEDで「ベッドで死ねたヤツもドブ溜まりで死んだやつもいた」と言ってて、私は過去記事でイヴァンルートの感想書いたとき「ジャンさんはベッドで死ねたやつであって欲しい」みたいなこと書いたのですが、どうもこのSS読むとそんな感じじゃない雰囲気が伝わってきます。
ついでに松本さんと他の幹部の死因についても予測したりしてました。夜中にそんなこと語り合ってんなよってカンジですが…。
ベルは病気のイメージ。癌とか。ジュリオはあんまり考えたくないけど、ドブ溜まりで死んだ側のような気がする…。あのなかじゃルキーノが一番長く生きたイメージ。でもルキーノも暗殺されたような気がする。まあマフィアだから…。
そしてイヴァンの夢から西部劇パラレルにはいるんですけど、ずっとジャンさん視点できてたのに、ここだけイヴァン視点です。
でもイヴァン視点のエロSSっていままでなかったから新鮮でした。
以前に「アメリカのポルノ雑誌には必ずと言っていいほどカウボーイコスのヌードがある」と書きましたが、あの、ズボンを脱いで、木の柵に足をかけて「カモ~ン」なジャンさんは、マジカウボーイコスのヌードグラビアですよ!
しかもイヴァンの先走りを掬い取って自分のアソコ塗りたくるとかエロすぎ!
でもやっぱり前後のイヴァンが切なすぎて、ちょっと萌えきれない気分ではあったんですが…。
ジャンさんはどこにも行っていない。ずっとイヴァンの傍にいた…それもまたイヴァンの思い込みなのかもしれないけれど、そう思えることがイヴァンにとっての福音と思う。
ジャンさんを失った孤独にずっと耐えてきて、耐え切れなくなりそうになって。
でも最後にイヴァンの心を支えたのもジャンさんなんだなあ…。
ジャンさんマジ太陽だよ…。
ところで今日はラグトリフの誕生日…さすがにSSは来ないと思うけど、何やらかすかわからないのが、てんねんだからなあ…。
でもとりあえず、ジャン誕SSをどうシメるのかに期待しています。
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