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2010年9月 1日 (水)

紅天FD 弧白ルート雷王ルート感想

後藤羽矢子です。

紅天FDフルコンプー。
いやあ……面白かった…。終わらせるのがもったいないと思うくらい面白かった。

紅天本編で気になっていた部分はFDにおいてほぼ解消されていたし、とにかくシナリオが絶妙に面白かった。
気になる部分というのは、

少なくない微妙なスチル。
シナリオがやや判子(判子自体の否定ではありません。判子もシナリオ形式のひとつであり、ひとつひとつのルートが全く別の話、というものより実は好きです。上手くやってくれるなら)
エフェクト、演出が若干しょぼい。

という部分です。FDはすごく面白かったので諸手をあげて薦めたいのですが、FDをやるためには本編をやらなくてはならず、本編には上記の気になる箇所があるので、薦めにくい…というジレンマがあります。
しかし本編だって面白いのは事実なのです。
今までは「やれるならやって…」と消極的に松本さんに薦めていたのですが、FDをやって俄然押しを強くしたところ、近々プレイすると言ってくれました。やった!

そんなわけで今回は弧白、雷王の紅白妖怪のルート感想。

以下おりたたみー。

弧白、雷王というと藍丸をはさんでの牽制と微妙な三角関係が醍醐味。

弧白は本編の弧白ルートで藍丸とデキたあと、藍丸に害なす妖をぬっ殺すと言い残して300年も藍丸から離れていたのですが、その弧白が後日談であるFDで平然と居残っているのは、もうそれはそれ!これはこれ!のココロモチなので考えないことにします。

で、今回の弧白ルートは、弧白浮気疑惑話というか、夜中にこっそりと屋敷を抜け出して、森で女と逢瀬。後をつけてきた藍丸が激怒といった流れで、これがもうメチャクチャおかしくて笑った…。
その女は弧白の眷属の長で、弧桜さまといって、すごい巨乳美人。しかしその人は弧央さまという男と肉体を共有していて、時と場合に応じて入れ替わっているのです。
で、男の弧央さまのほうはホモで、ずーっと弧白に従属しろと千年も口説いてたのですが、つれなくされ続けていた。そこへ藍丸という若造に従属してしまったので怒り心頭なわけです。
この弧央さま、狐の一族、ひいては西の妖のなかで最強というわりに、藍丸に食ってかかるそのさまは、ただの血気盛んな兄ちゃんにしか見えません。

弧白を巡って、藍丸の江戸っ子べらんめえ口調と弧央さまの京都弁の言い合いがもうニヤニヤするほどおかしかった…。
で、弧白は弧白で、藍丸が自分のために怒ってくれるのが嬉しくて、わざと藍丸を焚きつけて弧央さまと対決するように仕向ける。

えーフツウ、好きな人を闘わせようとするー?と思われるかもしれませんが、弧白さんはメンタル面が一番純粋に妖怪然としていて、好戦的で快楽主義で情に薄くて計算高いのです。こう書くとひどい性格っぽいですが、それが妖怪というものなので、藍丸もそのへんは理解しています。そして弧白の情も忠義も、全部藍丸だけに向けられているのです。

そんで弧白と藍丸が朝っぱらから風呂場でエッチなどをキメて、朝食の膳につくと、食事係の桃箒さんが「今日の魚は甘鯛なんですけど、鰻に変えましょうか?」などと嫌な気の利かせ方をする…。そこへ「甘鯛でいい!」とビキビキっとなりながら指示する雷王。
気まずぃ~~……。

そもそも藍丸の住んでる屋敷は、家哭という時空を歪ませる妖怪の腹の中なのです。そして桃箒を始め、身寄りのない妖怪とかが常にガヤガヤと住んでいて、そいつらにみんな関係が筒抜けだと思うと本当に気まずい…。弧白は全然気にしてませんが。というか、雷王にあてつけるようにベタベタしています。

そうこうしてると、弧央さまから果たし状が届きます。この字がキッタネェ~~…しかも狐の肉球の印が押してあるし…またここで爆笑する私。
そして弧央さまと一対一の対決…ここで藍丸が「俺と弧白はもう骨絡みだ。いまさら離れるなんざ出来やしねえ。この先ずっと離れねえ」って啖呵きるところが痺れたー……。カッコイイ藍丸!受とは思えない!

そんな藍丸の真剣さにとりあえず今回は引いてくれた弧央さま。しかし弧桜さまにも弧白にも転がされてて、すごい小物っぽい弧央さま。面白いからいいんですけど。

序盤の選択肢でもうひとつ、復讐をたくらむ蜘蛛一族の話になるんですけど、こっちはやや消化不良というか、俺たちの戦いはこれからだ的なED…。尺という暗そうなイケメンを新キャラとして投入してきたのに、これで終わりかよ!みたいな。でもこの話はまだ派生がありそうな気がする…。

雷王ルートは、雷王が雷獣に戻っちゃって脱走──って家飼いの猫かよ!みたいなエピソードで、普段慈愛に満ち満ちた雷王のケダモノっぽい部分が見れて面白かったです。
弧白が雷獣の好物はトウモロコシだからトウモロコシ畑を張れと言って、私は「えー?トラっぽいのにトウモロコシが好物ー?」と思ったのですが、やっぱり弧白のガセでした。弧白、ホントにヒデエ…。

そして普段青姦担当は弧白さんですが、今回は雷王が青姦要員でした。そして、「デカい」というチンコ感想が藍丸の口から出るのは雷王だけ!

もうひとつのシナリオは、雷王の過去を知りたい藍丸が、過去を覗く石を使ってみたら、藍丸を溺愛してる雷王の過去が見えてカァッみたいな話。近親相姦大好きな私としては、この愛しい幼子が成長して恋人になるという流れは萌えます。
ところで紅天の世界では「恋人」を「情人」と表記していて、さらにそれを藍丸は「イロ」と言っています。
「俺のイロ」ってなんかいい響きだなあ…。これに限らず紅天にやたら出てくる江戸な言い回しが小粋ですごくいいカンジなのです。

そんなわけで、台詞回しも地の文も余すところなく楽しめる紅天なのです。

次回は最萌えだった鷹比佐ルートの感想を。

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