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2010年5月17日 (月)

ドキッ☆男だらけのベルサイユのばら

後藤羽矢子です。

今日は声オタのアシさんが、面白いCDを持ってきてくれました。

ベルサイユのばらのドラマCDです。
あの池田理代子の名作少女漫画です。

何が面白いかというと、キャスト全員男なのです。
このメンズオンリーシリーズは他にも「赤毛のアン」とか「ロミオとジュリエット」など出てるのですが、
決してギャグでやっているわけではなく、話の作りも声優さんの演技もまったくもって真剣なのです。ちゃんと池田理代子先生も監修しているそうです。

で、このベルばらですが、主人公のオスカルは森川智之さん。まあオスカルは元々男装の麗人なので、声が多少男っぽくても無問題。
そしてマリーアントワネットがジャンの中の人で、フェルゼンがベルナルドの中の人なのです。ええええーーーっ!
あのチンピラフルな声で、皇女さま…。とかなりびびったのですが、聴くと普段から想像もつかないほどキーの高い声で、まあ男にしか聴こえないといえば聴こえないのですが、それでも声優さんの声幅の広さにすごい!!と感嘆。
それにアサトの中の人が演じるポリニャック伯夫人や、普通に男声のロザリーに囲まれていては、かなり可憐な部類の声だと思います。
ベルナルドの中の人は、まったくいつもどおりでした。

しかしフェルゼンとアントワネットさまのラブシーン(あんまりないけど)などは、ベルナルドとジャンの高度すぎるイメージプレイのようにも聴こえます。お姫様プレイ…。

さらにオスカルに恋慕するロザリー…二人の百合百合しい関係を男同士が演じる、この性倒錯…。「いじらしいほど私に想いを寄せていてくれたが、女の身ではどうしてやることもできない」というオスカルに、混迷の度合いが深まる私。もう百合なんだかホモなんだか…。

このように声優さんの演技は凄かったり面白かったりと楽しめたのですが、ストーリーはすごいダイジェストっぷりでアントワネットのDQN行動ばかりが浮き彫りになる仕様…。
さらに時間が一分一秒でも惜しいのか、フェルゼンが国に帰ることになって「また会おう」と言った10秒後に4年ぶりの再会──みたいなシーンが続いて、そのたびに腹筋が痛くなりました。しかし下手にストーリー全体を追うより、キャラとキャラとのエピソードだけを抽出、みたいな構成はいいと思いました。

フェルゼン×アントワネットの道ならぬ恋、オスカル→フェルゼンの片思い、ロザリー→オスカル、アンドレ→オスカル、みんな辛い恋ばかりだね…みたいなカンジでシメ。

そしておハイソムードから一転、キャストコメントでは、打ち上げの飲み会のようなフランク感に満ちていました。
そんなわけで、面白いシロモノではありました。
このシリーズは声優さんの凄さを再確認できるという意味でもスバラシイです。

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