悪鬼装甲村正、第三編まで終了
松本蜜柑です。
プチオンリーでは思いがけず朝からチンコを450箇所くらい塗って疲れましたが、今はそれも懐かしい思い出です。
そんなことより村正ですよ!
悪鬼装甲村正、第三編まで終了。
以下、お話的なネタバレはしないので隠しませんが、他人の感想で印象を左右されるのも厭う方は回避してください。
まだまだまだまだ謎だらけでお話の半分にも達していないと思いますが、もういいよ、もう他人様に全力でお勧めすることにいささかのためらいも感じないです。
ギャグが寒いと言っていたのも、ちょっと撤回します。
二編まではなんとなく、無理してやりすぎてる感があったというか、ほんのひとことふたことなら面白いかけあいでも長々やられるとされるとくどいというか、ハナチラのときの伊烏さんと刀鍛冶の寒いぎょぎょっぺん会話ふたたびというか、そういうカンジに思えたのですが、三編はそうでもなかったです。むしろいつでもどこでも誰にでも全力でマジレスな湊さんのとぼけたかんじがよかった。
でもこういうのさじ加減て難しいですよね。作風とかによっても変わるし、シリアスな流れの中のひとしずくのなごみ分になるか、シリアスにひたっていた観衆を悪い意味でズゴーーーとさせることになるか、わりとほんのちょっとの差で極端に転ぶものだな……、と、とりあえず三編終了したところで茶をすすりながらしみじみ思いました。
それから、こんなことを私などが言うのはおこがましいことではありますし、三編までの段階で言うのも尚早かと思いますが、村正は物語としてのテクニカルな部分もかなりうまく、ハナチラのようにツボにはまる一部の人だけに強烈にアピールするというのではない、広くいろんな人にアピールできるエンタメ性があると思います。
単純に面白くて先が気になってぐいぐい読みすすめてしまいます。
そんなわけで、私は今脳が村正色です。仕事のネームとか、先にやっててヨカッタ…。
はっ、そういえばスパークで当サークルにご来訪くださった方々、どうもありがとうございました。
これにてキラルオフ活動一旦停止ですが、今回の新刊は私も後藤さんもまだ在庫がありますので、コミケなどのそれぞれのスペースで頒布するかもしれません。
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