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2009年10月 2日 (金)

君の中のパラディアーム 感想ネタバレ

後藤羽矢子です。

「君の中のパラディアーム」購入。ゼフィールルートだけクリアしました。
絵がけっこう好みだったのと、声優陣が好みだったのと、あとBL業界を応援する意味で新規ブランドにお布施…みたいな。

しかし、これは…うーんうーんうーん。

以下おりたたみー。

とりあえず絵はいいカンジです。そして音楽もけっこうよくてシステム周りも快適です。

ただ、シナリオが一言で言うと「軽い」1ルート2時間ちょいぐらいクリアできます。
漫画を描くさいに、キャラが延々と会話するだけで話を進めていくことを「エピソードがない」と表しますが、まさにこれは「エピソードがない」シナリオです。

冒頭、主人公のエールがズタボロになって行き倒れているところに、お兄ちゃんと名乗る男が手を差し伸べてくる。おっと思う出だしなのに、次のシーンでは二人は「白き翼の民の国」目指して地下水路みたいなとこ歩いてる。ここはまずちゃんと自己紹介とか世界観の説明とかして欲しかった。

この世界全体のことをパラディアーム、そして白き翼の民フォンテと黒き翼の民リベールが対立をしていて、その中で羽を持たないエールは孤児院で迫害されていた…ということはわかるのですが、そのへんが全部エールのモノローグで説明されているうえに、その口調が妙に軽いんで、世間話とか聞いてるようなカンジで重みナッシング。

話が進んでいくと、エールが滅びゆく世界を救う鍵になる、みたいなことがわかってくるのですが、それもキャラの口からささっと説明されるだけで、全然危機感とか伝わってこないし、危地からの脱出もサクサクです。とにかくなんというかシーンを盛り上げる演出が皆無といっていいぐらいないのです。

そして禁忌の恋ですが、まあファンタジーだし、たぶん禁忌って言っても全然後ろめたさとかなくラブくなるんだろうなというのは、発売前からその気配は感じていたし、そのとおりだったのですが、エールが恋に落ちるまでがメチャメチャ早くて「ちょっ…おまっ!いつ!」とツッコミたくなるほどでした。
でもゼフィールが兄として弟をベタ可愛がりしていたのに、エールのほうが恋になってしまって、それをぶつけられて戸惑うという過程は、わりと萌えました。
あーあと、キスとかエッチとかが、最近男性向けエロゲで流行りのチュピチュパクオリティになっていて、テキストで「ん…んぅ、ちゅっ…れるるっ」とか書いていてギャハーってなりました。

キャラ同士の微イチャイチャとか主人公以外の他のキャラ同士のバカ会話とかそういうのは面白かったです。というかそれがすべてといっていいです。設定はあるけどストーリーがないってカンジ。キャラとか美味しそうなのに本当にいろいろと惜しいです。でもとりあえずフルコンプ目指してみます。

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