『sweet pool DramaCD -everblue-』感想
松本蜜柑です。
『sweet pool DramaCD -everblue-』聴きました。
あああーそこからなのか…そりゃツライ………、って鬱になったり、ちょ、ああああーもうーなんでアンタは……、ってギギギってなったり、ヤメテてっちゃんてっちゃんヤメテ、って尻まで赤面しそうになったり、そして音楽はそれぞれの新エンディング曲が用意されていたり、ファンとしては買って損は絶対ない一枚です。
迷っている人には、ファンなら買えと背を押します。
ただ、私はちょっと期待しすぎていたのでした。
これが外部のライターさんの脚本ならば、あまり俺節をうなりすぎないよう、あまり原作本編の内容から逸脱しないよう、保守的にならざるをえないであろうところを、原作者本人である淵井さんの脚本であれば、もっと思い切った内容のものが聴けるんじゃないかな、いや聴けるはず! とか勝手に思っていたのでした。
そんなことは、まったくなかった! むしろすんごい保守的だった!
たぶん、キレイに完成させたsweet poolの内容を損ねない方向で力を入れられたのだと思います。
だからものすごくまっとうに、すこぶる正しく、sweet poolでした。
だからちょっと、ちょっとだけども、意外性がなくてつまらない、とも思いました。
意外性なんてあったらあったで「いやなんかちょっとsweet poolとチガウかもー」とか言うんだろうに、ファンってワガママだなと自分でも思います。
それはそうと、善弥のは聴いていて本当にじれじれしちゃったぜ!
せっかく蓉司が「お前が寂しそうに見える…」とか善蓉フラグを立ててくれているのに、超ヒステリーでフラグをバッキリ折ってしまう善弥ー! お前、お前、それ折っちゃらめぇぇぇ……………。もちろんそのままもとのゲーム本編の善弥バッドエンドになだれこみ、むしろ私の心も折られました。
なんだか、この行けそうで行けなかった善蓉ルートの片鱗を見せられたおかげで、ドラマCDを聴く前より聴いたあとのほうが飢餓感が高まる始末です。
ああ、あそこのフラグをどうにか、どうにかしたら…。じれじれするー。
聴き終わったあと後藤さんと、「もしカオヘみたいに移植でルートが増えて善蓉ルートができるなら、×箱でもなんでも絶対買うよね!」(カオヘはPC版ではメインヒロインのルートしかなくて×箱への移植で各ヒロインのルートが追加されたので)とか言い合いました。
本当に出たらいいのに。
そんなこんなで今やたらと善弥のことを考えています。
でも本当にファンとしては買って損はない一枚なので、迷っている人は買うがいいぜ!と思います。
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