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2008年12月22日 (月)

sweet poolネタバレ微弱感想

 松本蜜柑です。

 なんか今ちょっといろいろsweet poolを脳内でぐるぐる反芻していて、まだきちんとした文章で感想とか書けそうもなく、なにか語るとちょっととっちらかった内容になりそうなのですが、このパターンで後にしようとか言っているとまた「もう今さら言うようなことでもないか」みたいになりそうなので、とっちらかったなりに、書いてみます。

 いちおう今日のところはまだ犯人はヤスレベルのネタバレはしないように、多少のネタバレならOK買うかどうか迷っている人向けの感想です。たぶん。

 以下おりたたみ。

 私のルート攻略順はこのまえ攻略法を書いたときの順番の通りですが、融合EDにたどりついたときにじみじみ思ったのが、「恋でもなく愛でもなく」というあおり文句は嘘だな、ということです。

 すごい恋だし愛ですよ。

 むしろこれが恋でも愛でもなきゃなんなのっていう。
 もし本当に「恋でも愛でもない」ハードな何かを期待していた人がいたとしたて、いざ蓋を開いてみたら恋だし愛なうえ、あんなにぎこちなく気恥ずかしいくらいに甘酸っぱいセーシュンのじれじれ感にみちみちたものを見せられたら、むしろ騙されたと言って暴れると思います。
 というのはまあちょっと大げさですが、でもそうです。

 だがそこがいい。

 じつのところ、ここ一年くらいの間、キラル関係のインタビュー記事的なものを読むたび(たぶんおおむね淵井さんの言葉より虚淵さんのお言葉で)、ふと、もしかしてキラルの売りは愛とか恋とか萌えとかそーゆーチャラいもんじゃない、力を入れたいのはそっちじゃない、と言っていらっしゃるのかな、もしかしてそーいうのの否定方向へ進みたい所存なのかな、とちょっとだけ微妙に不安な気持ちになることがあったのです。
 私はやっぱりキラルには、っていうかBLゲーには、愛とか恋とか見せて欲しい
 べつに愛とか恋とか関係ないハードなものが見たいなら、なにもBLゲーをやらなくても一般書籍や映画やらいくらでもあります。
 愛とか恋とか以外のところにバリバリ力の入ったBLゲーは大好物でも、愛とか恋とか軽んじる方向、もっと言うと否定方向に走ったBLなら、あんまし好みじゃなくなるかも。
 とか、ちょっとだけもやっとすることがありました。

 でも今回sweet poolをプレイして、そういうなんとなくなもやっと感はなくなったよ!

 べつに、ハッピーラッキーイチャイチャラブラブ!もう世界は愛と恋だけでできてます!……みたいなのばかりが愛でもないですから! 大丈夫sweet poolは十分にラブいですから! 萌えますから! わーいわーい!
 …みたいな!

 たぶんその恋と愛の果てが、一般的にハッピーエンドと言える結末を迎えないことで、過剰にラブっぽさ否定みたいなうたい文句だったのかなと思います。

 そんなわけで、なにが言いたいかというと、迷っている人に、とりあえずラブさは十分です、と言っておこうかと。

 今回基本が一本道で、咎狗やLamentoと違って公式カップリングはテツヨウだけ(三田や善弥EDはBAD)なので、いろいろ一本のゲームでバラエティー感を味わいたい人にはちょっと寂しいかもですが、テツヨウ一本に絞っているだけあってそのテツヨウにはすごく力が入っています。

 あと、作品としての完成度、プロットの美しさは、これはべつに私個人の好みとかじゃなく、今までで一番だと思います。短いからかもしれませんが、ほとんど無駄のないきれいなお話でした。
 後藤さんは前半ちょっとたるかったと言っていましたが、そのへんも私はぜんぜん大丈夫でした。
 そのちょっとたるい感のある「日常」と、ドキバク感のある「非日常」のブレンド具合が徐々に「日常9:非日常1」から「日常7:非日常3」「日常5:非日常5」みたいに侵されていくカンジもよかったです。

 たぶん買おうか迷っている人の多くがひっかかっているグロ問題については、これは後藤さんも書いていましたが、問題は「グロ」というより「スカトロ」、血肉よりもうんこ的な生理的嫌悪であり、もっと言えばただのスカトロじゃなく、生理、流産、みたいなメタファーがちりばめられていることかと思います。
 ある意味沙耶よりえぐいかもしれません。

 私はというと、沙耶とかはもう全然無問題で、sweet poolは一箇所、ちょ、それだけは…と思った部分があったかなというカンジです。

 でも、じつのところ、そのスカっぽさとか生理妊娠出産流産などを連想させる生々しさが、エロさにすごくダイレクトに繋がってもいるのです。
 生理的嫌悪と性的興奮て、もともとわりと近いところにありますよね。ないかな。いやあるよね。なんかそういうかんじです。

 だから、もう本当にちょっとのグロでもダメ、沙耶も全然ダメ、みたいな人にはさすがにススメられないけれども、ちょっと迷っている人には挑戦してみて欲しいなと思います。

 沙耶よりキツいけど、でもうまくハマればその生理的嫌悪がたまらんエロティックさに変換できますから。

 そんなわけで、今日はこのくらいにしておきます。

 今から私は2周目の旅に出ます。
 一周じゃもうこのサビついた脳細胞では、いろいろ理解しきっていない設定があるのです。三田は蓉司をアレしたことでアレになったの?とかいろいろ再確認しないと!

 ハアハア。

 では!

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コメント

おかげさまでフルコンプ達成してきました!
・・・テツヨウカプは正直本当にガッチリしていました、確かに。
それでもどうしても・・・睦には幸せになってほしかったです(ρ_;)
なんていうか、ホントこんなとこで私の事なんか語ってしまって申し訳ないですけど個人的に、BADは必要ないと思っているんです。
創作をつくるにあたっても、雑誌投稿するにも、私は最後は全キャラ平等に幸せにするようにしています。出来る限り。
あ、でも!エログロは最高デシタ!!!!ミタゼンのED直前スチルとかは特に^-^

それで結局、スイプーは買ってよかったです。最後のプールドボンのくだりや同居(?)のあたりは涙腺崩壊です。
なので、これからは同人活動で睦と蓉司を幸せにしていきたいと思います!!!!いや、哲雄や善弥も好きですが・・・;
そのときは、もし↑の薄い本を手にとっていただけたら幸いです>-< 


正直なところ、ミタEDは「ひどい・・・ひどいよマコト!!グサッ!!!!!!」
(Scool Days的に)
って感じでしたwwwwww

投稿: motoco | 2008年12月22日 (月) 18時10分

こちらの攻略を参考にさせていただきながら、スイプーコンプしました!
私は沙耶も大好きなんですが、やっぱり うわっ… という感じは沙耶の方が強かった気がするのですが、単にあちらはヒドイ目に遭うのが女の子だったからかもしれません。
ちなみに、松本さんが「ちょ、それだけは…」と思われた箇所がどの辺か、すごく気になります(笑)

投稿: サハナ | 2008年12月23日 (火) 03時07分

>motocoさん
あらら、私と真逆のご意見ですね!
私はシナリオ分岐ゲームは、BADあってこそだと思っていますし、キラルの味わいはBADだと思っていますよー。バッドとグッドのあいのこみたいな味わいがたまりません!

>サハナさん
たしかに、後藤さんともさんざん語り合っていたんことなんですけども、これもし男女もので蓉司が女子だったらあまりにも悲惨で生々しすぎるので、BLで正解だなと思いますー。
「ちょ、それだけは…」ポイントは、ネタバレ解禁したら書きますね!

投稿: 松本蜜柑 | 2008年12月26日 (金) 05時55分

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