« Cool-B 11月号ネタバレ | トップページ | スマガは買いだ!(ネタバレなし) »

2008年10月 5日 (日)

スマガ 感想ネタバレ たぶんその1

後藤羽矢子です。

スマガ一応クリアー。まだ全部のED回収してないんですけど、とにかくかなり長かったのでこのへんで小休止的な。
感想は一言で言うと、すっっっっごい面白かった!
私はいつも強行プレイの人ですけど、あのまったりプレイ派の松本さんが、やめられなくて、私より先にクリアしてしまったというのだからかなりです。
しかし本当にとにかく長い。
1ルートはだいたい、ちょっと声とかとばし気味にやって7時間くらいなんですけどその後が…。
以下おりたたみー。

目覚めたとき、いきなり空から落下していた記憶喪失の主人公。
落下途中で出会った三人の魔女。
主人公が落ちた先は、「天蓋」と呼ばれる不可視のバリヤー的なもので閉ざされた伊都夏市。そこは定期的にゾディアックと呼ばれる悪魔が襲来し、魔女たちは常に命の危険に晒されながら悪魔と闘っている。

で、主人公はのっけからそのまま落下死。
目覚めた先の天国で幼女の姿をした神様に生き返らせてもらって、ついでに「うんこマン」という仮名ももらって人生をリベンジする。
神様が満足する物語を紡ぐため、それから魔女たちにハッピーエンドを与えるために。

というのがすごい大雑把なあらすじ。
主人公は記憶喪失だし、この世界がどういう成り立ちなのかもまるでわからない。
とりあえず落ちた先で、魔女たちの所属機関カルデアに身柄を保護され、爆乳ガサツ女教師アリデッドが保護者になってそこの家で世話になることに。
そして自称天才ツンデレのスピカ、貧乏巨乳メガネガーネット、ヒーローなりきりロリのミラ、三人の魔女たちとフラグをたてていく…というカンジなのですが、一週目は固定です。
どんな選択肢を選ぼうとスピカとよくなっていきます。私は元々最初はスピカ狙いだったので、スピカルート終盤まで固定ということに気がつきませんでした。

スピカルートはすごくまっとうな青春恋愛小説系。
明日の命もわからないような世界で、「死ぬ前に恋愛してみたい」という気持ちからオザキ(このルートでは主人公に「オザキ キヨヒコ」という名前がつけられる)にお試し交際を持ちかけ、テンプレのように遊園地デートをしたり夜の海で花火をしたりする。仲間の魔女は闘いの途中で散り、残ったのはスピカだけ。かけおち寸前まで行くものの、それでも使命を捨てられないスピカ。「鉄槌の日」と呼ばれる、必ず魔女が一人闘いで命を落とす日を前にして、最後の一発。そしてオザキは遠い青空の向こうでスピカが散っていくのを見つめている…。

なんかこの、青春のどんづまり感というか甘酸っぱさというか、どうにもならないカンジというか…それが胸にきてちょっと泣いた。で、歌が流れだしてEDロール…と思ったらなんかこれが変。
え、と思っているうちにボーダーレスに2ルートめに突入。えええええええと愕然となる私。
主人公はスピカへの恋心を継承したまま次のルートにはいってしまったのです!
最初このゲームの「人生リベンジAVG」といアオリを見て「それって別にノベルゲー全般そうなんじゃないの?」と思ったのですが、違いました。
私はびっくりして、先を行ってる松本さんにメッセで「うんこマンはこのまま青(ガーネット)と恋におちるの?」と聞くと「それは、まあ…やってみればわかるよ」と言うので、続けてみたのですが。
とにかく主人公はまた空から落下するところから始まるのですが、スピカルートの記憶を持ってるものだから最初からスピカラブだし、またスピカと恋に落ちて今度こそ彼女を幸せにする気マンマンなのですが、何故かセカイが巨乳メガネとくっつくように動いていて(その理由はあとでわかります)もがけばもがくほど、スピカに嫌われていきます。そしてひとつ悪い方向にいくたびに死んでやり直すのですが、軌道修正できないまま。このうんこマンのあがきっぷりとどうしようもない鬱展開がすばらしく、私と松本さんでこのルートのシナリオを褒め称え合いました。
まったく男に甘い夢みさせるようなルートじゃないので、たぶん男性にと不評だと思います。あ、鬱だからよかったとかじゃなく、スピカを愛していた主人公がガーネットにいくまでの心の過程がすごく上手く描かれていたと思うからです。
「月光のカルネヴァーレ」のときも思いましたが、シナリオの下倉バイオさんは、こういうやるせない展開に筆致が冴えるなーと思いました。

で、また今度はスピカとガーネットを愛した記憶を引き継いでミラルートに突入です。
もういよいよどうなるんだー!と目が離せない状態です。そしてどんどん二人の女の間にはさまれて、うんこマンも私たちも疲れていきます。そんなときのミラは癒される…。完全に主人公と一体化する私。しかし、ガーネットルートとはうって変わって、ミラルートは恋愛の決着のつけかたもハッピーエンドの持っていき方もメッチャクチャで、コーヒー噴きます。

つまりルートごとの「物語」はヒロインたちのキャラ性に準じていて、スピカは「青春恋愛小説」ガーネットは「イタタ系悲恋小説」ミラが「ぶっとんだおとぎ話」ってカンジです。でもどのルートもよくて、しかもこれ自体でひとつの物語です。
三人終えてフーと満喫気分だったのですが、次からが本番だったのです……。

スピガーミラの三人を終えたところを一周めとして、二周めからようやくうんこマンに声がつきます。じつを言うとプレイ開始したとき、バグかなんかで全員のボイスが出なくて、コンフィグではちゃんとボイスONになってるし、音楽やSEはちゃんとはいっているので、しばらくの間これも演出の一環だと思って2時間ぐらいやってしまいました。その後一回ゲームを中断してまた始めたとき、なにごともなく声がでるようになったので、そこで初めてバグだったと気づきました。アホです。

ここからやっと魔女以外のキャラも攻略できるようになり、一周目のように記憶の継承もしていません。あの一周めのようなハラハラ感はありませんが、これは回答編というか、散らばりまくったセカイの謎と伏線がガーーーッと収束していく気持ちよさがあります。
魔女以外の攻略キャラも大変味わいぶかいというか、むしろビジュアルではそっちのほうが好きだったりするのですが、彼女らについてはまた後日。

あ、そういえばバルドの中の人が演じている佐草陽水(さくさあきみ)というキャラ、以前の記事でサンプルボイスを聞くとすごいバルドが浮かんでくるみたいなこと書いたのですが、なんかけっこうバルドっぽいキャラでした。
過去のふがいない自分を恥じてそれを引きずって生きてるとことか、あとずっと黒い手袋をして隠している片手の下に真っ黒に光る悪魔の手があったときは「バルドか!お前は」とツッコミました。この人が前後の脈絡なく狂ったことを言い出す人で「受けに心が伴えば愛になる」と言い出したときは光の速さでスクショを撮りました。

あと耳的においしいところといえば、絶望先生のコスプレをしたユキヒトが一瞬でてきたことでしょうか。髪は赤毛だし、着ている着物もユキヒトの服のようなカーキ色だったし、あれは絶対ユキヒトだ…。

とにかく面白かった。ニトロの作品で私たちは「刃鳴散らす」を再三ススめてきましたが、ハナチラはクソゲーって言う人の言い分もすごくわかるし、かなり好みが別れるので万人にオススメはできないカンジですが、スマガはできます。
スマガは多くの人にオススメできるし、やって欲しいです。

長くなりすぎた…今回はこのへんで。
拍手お返事は後日に。

今日の一枚。スピカさん。
魔女のなかでは、やっぱり彼女が一番好き。ある意味一番普通でそこが好き。

Spica081005

|

« Cool-B 11月号ネタバレ | トップページ | スマガは買いだ!(ネタバレなし) »

コメント

スマガの主人公ってリンの人ですよね?

投稿: ゆき | 2008年10月12日 (日) 14時24分

え、えーと私が聴いた限りでは違うと思います。一説によると下○紘さんとも言われてますが私もちょっとよくわからないです…。

投稿: 後藤羽矢子 | 2008年11月 2日 (日) 07時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Cool-B 11月号ネタバレ | トップページ | スマガは買いだ!(ネタバレなし) »