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2007年5月30日 (水)

間の楔ドラマCD感想

後藤羽矢子です。

「間の楔」のドラマCD購入。
キャスト一新の新しい楔がどんなものか聴いてやろうじゃねーかと意気込んだものの勇気が出ずに2日ほど放置。一昨日やっと聴きました。

感想は、まずすごい親切。
過去に出たOVAにしろドラマCDにしろ、原作知ってるよね?を前提に作られており、少々不親切。特にOVA前編のほうの突き放しぶりはハンパないです。
その点、このCDは、舞台となる惑星がどういうところか、どういう成り立ちかまできち~~んと説明してくれます。
むしろこれは原作未読推奨かもしれません。

で、肝心の声なんですけど。
イアソン様は鋼の大佐でした。
めっちゃ大佐でした。
でもこれはこれでいいような気もします。
何故ならイアソン様のキャラ性自体に若干の改変が見られたからです。

イアソン様の悪趣味でデカダンな部分が薄れ、ワーカホリックで人間味のない部分が強調されているカンジです。
確かに「感情に振り回されない人間味のない完全無比の人工体エリートが、粗野な魂に触れるうち感情を湧きあがらせていく」という筋立てのわりに、イアソン様は最初からけっこう感情的なヒトでした。
そういえばリークス様も、感情は捨てたというわりにすさまじく感情的だったな…。
そう思うと新イアソンの、お堅い仕事人間的キャラには大佐の声もほどよくマッチしていると思います。

逆にイアソンの親友ラウールさんは、最初の第一声を聴いたとたん「悪役!」と思うほどねっとりとしたワル声でした。
ラウールさんは、人間に対して生物学の見地以上の興味を持てないマッドサイエンティスト。そのわりにはOVAではイアソンを始終心配する健全な雰囲気をまとっていました。
これはたぶん速水奨が声をあててたせいもあるんでしょうが…。
新ラウールはマッドの名にふさわしいアヤシイ声でした…。

肝心のリキはあまり印象が変わってないカンジ。ちょっと幼い雰囲気にはなりましたが、それはたぶんドラマ開始時にはリキが15歳だということも理由だと思います。喘ぎはイトケンさんのほうが上手いかもー…。これはたんに私の好みかもしれませんが。

それとリキの幼馴染のガイ。
彼は一番印象が二転三転しているキャラで、「リキを影ながら見守る穏やかな男」というベースは変わらないものの、原作では、ちょっとケイスケにも似たおどおど系、OVAでは包容力のある兄貴系、今回のCDでは自信マンマンデレデレ系です。
というのも、リキとガイは幼馴染である以上にペアリングパートナー(つがい)だったのですが、原作開始時にはすでに自然消滅したあとだったのですが、今回はまだデキているのです。
仲間の暴走族メンバー(ちなみに原作では徒歩暴走族だった)にも「そりゃもうアツアツのラブラブ」などと言われるほどで、リキもガイにすり寄って「もう寝る」なんて甘えています。
……すいません。メチャメチャ萌えました……。
私はイアリキひとすじだったのですが、新たな萌えが開拓できました。
ガイもガイで鳥海声で「大丈夫…俺はちゃんとここにいるから。好きなだけよりかかってこい。俺はおまえのペアリングパートナーなんだから…俺が好きなだけ甘やかしてやる。な?リキ(はあと)」と、もうデレッデレです。これだけリキLOVEならその後イアソンにリキを寝取られて暴走もするのも理解できます。

しかしドラマは、やっとイアソンがリキをペットにしようというところまでで、先はマジ長そうです…。でも最後までつきあうつもりです。
次回はたぶん調教編だと思うので、エロ度アップに期待。今回はイアソンがリキの体弄りたおしただけですからね。
しかし、どうでもいいけど二枚組で6500円ってちょっと高いなー…。

今日の一枚。
デレデレガイと寝こけるリキ。幼いのは15歳ということで。

Gairiki070529

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