『天使ノ二挺拳銃』スタート感想(ネタバレなし)
松本蜜柑です。
『天使ノ二挺拳銃』を開始しました。
が、こないだの記事で「唯一未プレイの虚淵ゲー」と書いたら、虚淵ゲーではないとの突っ込みが…。うおっ、はずかしっ! 今まですっかり勘違いしてました。公式に行って確認してみたら、むーたろう/小形修一さん、となってました。ごめんなさい。
もちろん、虚淵ゲーじゃなくても、そのうちニトロゲーはすべてプレイ予定なので、べつにいいといえばいいのです。
しかし、あと一本虚淵ゲーが残ってると思っていたのが違ったとなると、もう虚淵ゲーは同人の『浄火の紋章』までも含めてやりつくしていたことになってしまいます。
なんだか知らないうちにあると思っていた貯金が底をついていたような寂寥感がします…。
それはそれとして、天二をとりあえず2〜3時間やってみたのですが、なんとゆーか、こりゃめっちゃ『ベルリン天使の唄』だー!
いえ、パクリとかじゃなくて、『沙耶の唄』が火の鳥だったみたいな、まああれです、インスパイアですよね。たぶん。
『ベルリン天使の唄』は、あまり映画をみない私がえらい昔に劇場で観た数少ない映画の一本です。一般にはともかくおたくにはメジャーな作品だと思うので、説明するまでもない気もしますが、ちょっとうらぶれたコート姿のおっさんの天使が人間の女に恋をする話です。とにかく映像が美しく、モノトーンで描かれるおっさんの天使がどっか塔の上から人間界を見下ろす姿がステキでした。
天使が空から人間界を見ている。人間には天使の姿は見えない。天使は人間に干渉できない。天使は見ている。ただ見ているだけ。同僚の天使は彼を止めるが、彼はどんどん人間に興味をもちはじめ、人間の女に恋をする。もちろん天使が人間に恋をするのはタブーだけども、実際そのタブーを破るとどうなるかは、天使自身にもわかっていない。
…みたいなカンジ。ねー。
『天使ノ二挺拳銃』とは、もちろん違う設定もいろいろありますが(銃とか終末っぽい世界観とか)、イメージはここからなんだろーなー。それもたぶん私などが今さら言うようなことでもないんだと思います。
『天使ノ二挺拳銃』も、雰囲気はすごくステキです。
中央東口さんの絵も、静かに滅亡しつつある世界と、生きている人間に干渉できず見ているだけの天使たち、という、静かできれいなイメージにぴったりです。
ニトロの中ではあまり評判よくなかったみたいですが、今のところは私は好きなタイプなので、先が楽しみです。最後まで楽しかったらイイナ!(マイメロ)
一ルート終了したころにまた感想を書きます。
そーいえば昔、某ジャンルの同人誌で『ベルリン天使の唄』のイメージをちょっといただいてパロを描いたことがあるんですが、その時は某警察ドラマの黒コートオールバック三十路男が天使でした。ちょっと使ってみたい設定ではありますよね。同人ごとき一緒にすんなと言われそうですが、同じものにインスパイアされてる作品を見ると、あー同世代かなーとぼんやり思ってしまいます。
とかなんとかで、本日の一枚は天二のヴィムさん。中央東口さんの男キャラってみんな受っぽいなー。と思うのですが、どうか。
拍手レスですー。
6日0時のかた。そんなわけで、すみません、天二も虚淵シナリオだと勘違いしてました。ご指摘ありがとうございましたー。
6日2時のかた。九郎の超恥丘ギリギリデザインの衣装は、ぜひご自分でプレイなさってごらんください。一見の価値ありですよ。
あーそれからずっと告知忘れてましたが、こないだの新刊シキアキ『歳月、君を待つ』がとらのあなプリンセスサイドさんとリブレットさんに入っていますので、よろしかったら…。
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