パーっとした絵ヅラ
松本蜜柑です。
絵ヅラ的に描いていて楽しいキャラ、そうでもないキャラがいます。手間のかかるキャラと、そうでもないキャラがいます。そして、絵になるキャラと、そうでもないキャラがいます。
そんな話を友人としていて、咎狗では私の場合どうだろうかと考えてみました。
ナノたんは描いてて一番楽しいしラクでもある、でも動きがないので絵ヅラは地味になりがち。
グンジは描くの楽しいし動きが出せて絵ヅラが派手になるのがイイかんじ、そのかわりめんどくてしんどい。
と、現在この二人がコストパフォーマンス最高の地位を逆方向から争っています。
次にコストパフォ−マンス高めなのはシキさんで、わりと楽しくて絵ヅラもそこそこ。以前は美形を描くのが苦手でつらかったのですが、けっこー美形は美形絵柄じゃなくても自分を騙してムリムリ思い込めば雰囲気で押し通せることがわかりました。ただしコートを脱いだシキさんに限ります。コート着たシキさんは描くのがめんどくなってぐっと下がります。あと萎えたシキさんのほうが描きやすいがちょい地味、シャキーンとしたシキさんはやや描きにくいが派手、と、パラメーター変動があります。
次に、これは漫画に描いてみてわかったのですが、キリヲが意外と楽しいし絵ヅラもいいです。ただ背がでっかすぎて、とてもそういうふうに見えるようには描けません。私の描くキリヲさんはせいぜいがんばっても180センチです。グンジもです。そのへんが難しい。もともと中肉中背しか描けない、画力のなさがツライところです。
そしてコストパフォーマンス普通のアキラ。そこそこ難しくてそこそこ楽しくて、絵ヅラも普通。
おいちゃんも、普通。いや、普通のちょっと上かもしれません。描くの楽しいしラクだけどあまり絵ヅラは派手にならないタイプ。ナノたんと同じパターンですね。
コストパフォーマンス低めなのは子供リンたんです。難しいしうまく描けないのでツライ。うまく描けたら絵ヅラが派手になるキャラなのだとは思いますが、美形は思い込めばなんとかなる(つもりになれる)今となっても、かわいこちゃんは思い込んでもどうにもなりません。かわいいは正義(@苺ましまろ)なので、私にはつまり正義がないということに…。
あと大人リンたんも、意外と難しい。なんでだろう。そして子供リンたんほど絵ヅラが派手にならない気がします。
そして、ケイスケ…………。
ぶっちぎりでコストパフォーマンス低ー!
ラクなんですけどあまりに部品が地味すぎて描く楽しさがそれほどなく、そして絵ヅラはナノたんよりおいちゃんよりなお地味に落ち込みます。このあたりが、私がまともなケイスケ絵をほとんど描かない、描いてもたいていネタ絵、な原因かもしれません。ごめんよケイスケ…。
えーと、念のため、これはあくまで外見を描くうえでの手間と絵ヅラの派手さのバランスの問題であって、キライなキャラが低いということではありません。あと、これは私にとっての結果であり、絵柄やレベルの違う人だとまた違う結果が得られるのだと思います。例えば後藤さんだと、絵柄がカワイイ系なのでリンたんとかがコストパフォーマンス高かったりとか。
あー、私もリンたんとか、もっとちゃんと練習しなくては。うまく描けたらさぞかし気持ちいいだろうと思うのです。
…というような事を、友人に語っていたんですよ。
それでですね、(って今までの前振りだったのかよ!長いよ!)結論のケイスケのコストパフォーマンスの低さについて、「もう、ケイスケは服や髪も地味だから、地味絵柄の自分がどう描いても画面が地味になって…ちっともパーっとしないのよ…」とぼやくと、友人は言いました。
「こないだブログに描いてたみたいなTシャツに黒パン一丁のケイスケを描いたら、パーっとするよ」
そ れ は パ ー 違 い だ !
本日の一枚は原稿の下描きから。
でもこの原稿は、オンリーに間に合わないかもしれません…。
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